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公開番号
2024170280
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-06
出願番号
2024001914
出願日
2024-01-10
発明の名称
抵抗ランダムアクセスメモリの二段階読取りのための装置及び方法
出願人
サンディスク テクノロジーズ インコーポレイテッド
代理人
個人
主分類
G11C
11/16 20060101AFI20241129BHJP(情報記憶)
要約
【課題】メモリアレイ及び制御回路を含む装置を提供する。
【解決手段】メモリアレイは、各々が抵抗ランダムアクセスメモリ素子を含む不揮発性メモリセルを含む。制御回路は、不揮発性メモリセルの第1の組のアドレスを指定する読取り命令を受け取り、第1の所定の読取り基準値を使用して不揮発性メモリセルの第1の組の第1の読取りを実行して第1の読取りデータを供給し、第1の読取りを実行しながら、指定されたアドレスに対応する第2の所定の読取り基準値をメモリから取得し、第1の読取りデータに関して満たされる条件に応じて、第2の所定の読取り基準値を使用して不揮発性メモリセルの第1の組の第2の読取りを実行して第2の読取りデータを供給するように構成される。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
各々が抵抗ランダムアクセスメモリ素子を備える複数の不揮発性メモリセルを備えるメモリアレイと、
制御回路とを備える装置であって、前記制御回路は、
前記不揮発性メモリセルの第1の組のアドレスを指定する読取り命令を受信し、
第1の所定の読取り基準値を使用して前記不揮発性メモリセルの前記第1の組の第1の読取りを実行して第1の読取りデータを供給し、
前記第1の読取りを実行している間に、前記指定されたアドレスに対応する第2の所定の読取り基準値をメモリから取得し、
前記第1の読み出しデータに関して満たされる条件に応じて、前記第2の所定の読取り基準値を使用して前記不揮発性メモリセルの前記第1の組の第2の読取りを実行して第2の読取りデータを供給するように構成されている、装置。
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【請求項2】
前記第1の所定の読取り基準値は、複数の候補読取り基準値から選択される、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記メモリアレイは、複数組の前記不揮発性メモリセルを含み、
前記第1の所定の読取り基準値は、複数の候補読取り基準値を用いて前記不揮発性メモリセルの全ての組を読み取った結果に基づいて選択される、請求項1記載の装置。
【請求項4】
前記第1の所定の読取り基準値は、
各候補読取り基準値について、前記不揮発性メモリセルの各組を読み取ることから生じるビット誤りの総数を決定し、
前記第1の所定の読取り基準値を、ビット誤りの総数が最も少ない前記候補読取り基準値に設定することによって選択される、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第2の所定の読取り基準値は、複数の候補読取り基準値から選択される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記メモリアレイは、複数組の前記不揮発性メモリセルを含み、
前記第2の所定の読取り基準値は、複数の候補読取り基準値を用いて前記不揮発性メモリセルの前記第1の組を読み取った結果に基づいて選択される、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記第2の所定の読取り基準値は、
各候補読取り基準値について、前記不揮発性メモリセルの前記第1の組を読み取ることから生じるビット誤りの総数を決定し、
前記第2の所定の読取り基準値を、ビット誤りの総数が最も少ない前記候補読取り基準値に設定することによって選択される、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記抵抗ランダムアクセスメモリ素子は、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ素子を含む、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記メモリアレイは、
複数の第1の導電線と、
複数の第2の導電線を備え、前記複数の不揮発性メモリセルの各々は、前記第1の導電線のうちの1つと前記第2の導電線のうちの1つとの間に接続される、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記メモリは、アドレス及び対応する第2の所定の読取り基準値を記憶するように構成されたルックアップテーブルを備える、請求項1に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(優先権の主張)
本出願は、2023年5月26日に出願され「APPARATUS AND METHOD FOR TWO-STEP READ OF RESISTIVE RANDOM ACCESS MEMORY」と題された米国仮特許出願第63/504,665号の優先権を主張するものであり、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
メモリは、携帯電話、デジタルカメラ、個人情報端末、医療用電子機器、モバイルコンピューティングデバイス、非モバイルコンピューティングデバイス、及びデータサーバなどの様々な電子デバイスに広く使用されている。メモリは、不揮発性メモリ又は揮発性メモリを含み得る。不揮発性メモリによって、不揮発性メモリが電源(例えば、電池)に接続されていなくても、情報を記憶及び保持することができる。
【0003】
不揮発性メモリの一例として、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(Magnetoresistive Random Access Memory、MRAM)が挙げられる。このメモリは、電子電荷を利用してデータを記憶する他のメモリ技術とは対照的に、磁化を利用して記憶データを表す。一般的に、MRAMは半導体基板上に形成された数多くの磁気メモリセルを含み、半導体基板では各メモリセルが1ビットのデータを表す。1ビットのデータは、メモリセル内の磁気素子の磁化方向を変化させることによってメモリセルに書き込まれ、ビットは、メモリセルの抵抗を測定することによって読み出される(低抵抗は、典型的には「0」ビットを表し、高抵抗は、典型的には「1」ビットを表す)。本明細書で使用される場合、磁化の方向は、磁気モーメントの配向の方向である。
【0004】
MRAMは有望な技術であるが、多くの課題が残っている。
【図面の簡単な説明】
【0005】
同様に番号付けされた要素は、異なる図で共通の構成要素を指す。
MRAMメモリセルのブロック図である。
MRAMメモリセルのブロック図である。
MRAMメモリセルのブロック図である。
MRAMメモリセルのブロック図である。
MRAMメモリセルのブロック図である。
MRAMメモリセルの例示的な電流対電圧特性を示す。
メモリセルの組における例示的な逆並列抵抗値及び並列抵抗値を示す図である。
メモリアレイ内の多数のメモリセルについて、ビット誤り率対読取り基準に関するグラフを示す。
コードワード群の個々の読取り基準値のルックアップテーブルを作成するプロセスについて、一実施形態を示すフローチャートである。
コードワード群の個々の読取り基準値のルックアップテーブルを作成する代替プロセスについて、実施形態を示すフローチャートである。
例示的なコードワード及び例示的な候補読取り基準値の不良ビットカウントを示す表である。
図4Aの表について例示的な数値の不良ビットカウント値を示す。
図4Bの例示的なデータ及び2ビットの所望の最大不良ビットカウントを使用して、図3Aのプロセスを使用して作成されたエントリを含む例示的なルックアップテーブルを示す。
図4Bの例示的なデータ及び5ビットの所望の最大不良ビットカウントを使用して、図3Aのプロセスを使用して作成されたエントリを含む例示的なルックアップテーブルを示す。
コードワードを読み取るプロセスの一実施形態を示すフローチャートである。
コードワードを読み取る別のプロセスの一実施形態を示すフローチャートである。
本明細書に記載の技術を利用するメモリシステムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
MRAMセルなどの抵抗ランダムアクセスメモリセルの高速二段階読取りの技術について述べる。一実施形態において、コードワードはメモリセルの組から二段階読取りプロセスを使用して読み出される。本明細書で使用される場合、「コードワード」は、所定数のビットのデータ(例えば、16ビット、64ビット、1024ビット等)を含む。一実施形態において、コードワードは、(典型的にはオンダイの)誤り訂正符号化(Error Correction Coding、ECC)エンジンによって符号化及び復号され得る多くのビットを含む。一実施形態において、メモリアレイは複数のコードワードを含み、各コードワードは関連付けられたアドレスを有する。
【0007】
一実施形態において、コードワード内の各ビットについて第1の状態(例えば、0)と第2の状態(例えば、1)とを区別するために使用される第1の所定の読取り基準値を使用して、コードワードの第1の読取りが実行される。本明細書で使用される場合、第1の所定の読取り基準値は、「グローバル読取り基準値」とも呼ばれる。
【0008】
一実施形態において、グローバル読取り基準値は、メモリアレイの全てのコードワードを読み取るために選択される。一実施形態において、グローバル読取り基準値は、ウェハソート中に決定されてもよく、メモリアレイの全てのコードワードに対してビット誤りの数が最も少なくなる値を有する。
【0009】
一実施形態において、コンパクトな高速メモリ(例えば、内容参照可能メモリ)は、コードワードアドレスの表(例えば、ルックアップテーブル)及び対応する第2の読取り基準値を記憶する。本明細書で使用される場合、第2の所定の読取り基準値は、「個別読取り基準値」とも呼ばれる。
【0010】
一実施形態において、個々の読取り基準値は、メモリアレイの対応するコードワードを読み取るために選択される。一実施形態において、個々の読取り基準値はウェハソート中に決定されてもよく、対応するコードワードに対してビット誤りの数が最も少なくなる値を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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