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公開番号
2024162052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077223
出願日
2023-05-09
発明の名称
半導体記憶装置及びその制御方法
出願人
華邦電子股ふん有限公司
,
Winbond Electronics Corp.
代理人
個人
,
個人
主分類
G11C
29/00 20060101AFI20241114BHJP(情報記憶)
要約
【課題】複数のサブアレイのうち何れかのサブアレイにおける不良ビット線の数が、当該サブアレイに設けられているスペアビット線の数を超えた場合であっても、不良ビット線を救済することの可能な半導体記憶装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】半導体記憶装置は、複数のサブアレイを含むメモリセルアレイ10と、複数のサブアレイのうち第1サブアレイA13内の何れかのワード線Wl_1を活性化する場合に、ワード線Wl_1と、第1サブアレイから行方向に離れて配置された第2サブアレイA11内の対応するワード線Wl_2と、を活性化する制御部と、を備える。制御部は、第1サブアレイ内の不良ビット線の数が第1サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多いことを含む第1条件を満たす場合に、第1サブアレイ内のメモリセルではなく、第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されたメモリセルにアクセスするように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
行列状に配列された複数のサブアレイを含むメモリセルアレイであって、各サブアレイは、前記行列の行方向に配列された複数のワード線と、前記行列の列方向に配列された複数のビット線と、前記複数のビット線のうち不良ビット線と置換するための1つ以上のスペアビット線と、前記複数のワード線のうち何れかのワード線と前記複数のビット線のうち何れかのビット線又は前記1つ以上のスペアビット線のうち何れかのスペアビット線とに接続された複数のメモリセルと、を含む、メモリセルアレイと、
前記複数のサブアレイのうち第1サブアレイ内の何れかのワード線を活性化する場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのワード線と、前記複数のサブアレイのうち前記第1サブアレイから前記行列の行方向に離れて配置された第2サブアレイ内の対応するワード線と、を活性化するように制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1サブアレイ内の不良ビット線の数が前記第1サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多いことを含む所定の第1条件を満たす場合に、前記第1サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルの代わりに、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするように構成されている、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1サブアレイが特定の第1サブアレイである場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのワード線と、前記第2サブアレイ内の対応するワード線と、を活性化するように制御する、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1条件を満たす場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのビット線又はスペアビット線に接続されたセンスアンプの代わりに、前記第2サブアレイ内の何れかのビット線又はスペアビット線に接続されたセンスアンプを選択することによって、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするように構成されている、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1条件を満たす場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのビット線又はスペアビット線に接続されたセンスアンプに接続されているサブアンプの代わりに、前記第2サブアレイ内の何れかのビット線又はスペアビット線に接続されたセンスアンプに接続されているサブアンプを選択することによって、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするように構成されている、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記センスアンプは、一対の相補ビット線を介して一対の相補ローカルデータ線に接続されており、
前記一対の相補ローカルデータ線は、前記第1サブアレイ及び前記第2サブアレイのうち何れかをアクセス対象として選択するための第1制御信号がゲート端子に入力される一対のN型MOSFETを介して、一対の相補メインデータ線に接続されている、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記センスアンプは、一対の相補ビット線を介して一対の相補ローカルデータ線に接続されており、
前記一対の相補ローカルデータ線は、一対のN型MOSFETを介して、一対の相補メインデータ線に接続されており、
前記一対のN型MOSFETのゲート端子には、前記一対の相補ローカルデータ線と前記一対の相補メインデータ線との間の切換信号と、前記第1サブアレイ及び前記第2サブアレイのうち何れかをアクセス対象として選択するための第1制御信号と、が入力されるAND回路から出力された信号が入力される、
請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記第1サブアレイ内の不良ビット線に対応するカラムアドレスを記憶する第1記憶部を備える、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記第1サブアレイの代わりに前記第2サブアレイにアクセスするか否かを示す第1情報を、前記第1サブアレイ内の不良ビット線毎に記憶する第2記憶部と、
前記第1サブアレイ内の何れかの不良ビット線が選択された場合に、選択された不良ビット線に対応する前記第1情報に基づいて、前記第1サブアレイ及び前記第2サブアレイのうち何れかをアクセス対象として選択するための第1制御信号を生成する第1信号生成部と、を備える、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記第1サブアレイ内の何れかのビット線に対応するカラムアドレスと、前記第1サブアレイ内の不良ビット線に対応するカラムアドレスと、が入力されるXNOR回路であって、入力された2つのカラムアドレスが一致するか否かを示す信号を出力するXNOR回路と、
前記第2記憶部に記憶された前記第1情報と、前記XNOR回路から出力された信号と、が入力されるAND回路であって、前記第1サブアレイ内の何れかの不良ビット線が選択された場合に、前記第1サブアレイの代わりに前記第2サブアレイにアクセスするか否かを示す信号を前記第1信号生成部に出力するAND回路と、
ロウアドレスが入力された場合に、前記第1サブアレイ及び前記第2サブアレイのうち何れのサブアレイ内のワード線に対応するロウアドレスが入力されたかを示す信号を前記第1信号生成部に出力するデコーダと、を備える、
請求項8に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第2サブアレイ内の不良ビット線の数が前記第2サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多いことを含む所定の第2条件を満たす場合に、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルの代わりに、前記複数のサブアレイのうち前記第2サブアレイから前記行列の列方向に離れて配置された第3サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするように構成されている、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体記憶装置及びその制御方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の半導体記憶装置では、メモリセルアレイ内の不良ビット線(不良カラム)を救済する方式を採用したものが知られている(例えば、特許文献1)。また、従来の半導体記憶装置では、メモリセルアレイが複数のサブアレイによって構成されている場合に、複数のサブアレイ毎に不良ビット線を救済する方式を採用したものも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-67889号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の半導体記憶装置では、複数のサブアレイのうち何れかのサブアレイにおける不良ビット線の数が、当該サブアレイに設けられているスペアビット線(冗長ビット線)の数を超えた場合に、不良ビット線を救済することが困難になる虞がある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のサブアレイのうち何れかのサブアレイにおける不良ビット線の数が、当該サブアレイに設けられているスペアビット線の数を超えた場合であっても、不良ビット線を救済することの可能な半導体記憶装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、行列状に配列された複数のサブアレイを含むメモリセルアレイであって、各サブアレイは、前記行列の行方向に配列された複数のワード線と、前記行列の列方向に配列された複数のビット線と、前記複数のビット線のうち不良ビット線と置換するための1つ以上のスペアビット線と、前記複数のワード線のうち何れかのワード線と前記複数のビット線のうち何れかのビット線又は前記1つ以上のスペアビット線のうち何れかのスペアビット線とに接続された複数のメモリセルと、を含む、メモリセルアレイと、前記複数のサブアレイのうち第1サブアレイ内の何れかのワード線を活性化する場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのワード線と、前記複数のサブアレイのうち前記第1サブアレイから前記行列の行方向に離れて配置された第2サブアレイ内の対応するワード線と、を活性化するように制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1サブアレイ内の不良ビット線の数が前記第1サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多いことを含む所定の第1条件を満たす場合に、前記第1サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルの代わりに、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするように構成されている、半導体記憶装置を提供する。
【0007】
かかる発明によれば、第1サブアレイ内の不良ビット線の数が第1サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多くなった場合であっても、第1サブアレイ内のメモリセルの代わりに、第2サブアレイ内のメモリセルにアクセスすることが可能になる。これにより、第1サブアレイにおける不良ビット線の数が、第1サブアレイに設けられているスペアビット線の数を超えた場合であっても、第1サブアレイ内の不良ビット線を救済することができる。
【0008】
また、本発明は、半導体記憶装置の制御方法であって、前記半導体記憶装置は、行列状に配列された複数のサブアレイを含むメモリセルアレイであって、各サブアレイは、前記行列の行方向に配列された複数のワード線と、前記行列の列方向に配列された複数のビット線と、前記複数のビット線のうち不良ビット線と置換するための1つ以上のスペアビット線と、前記複数のワード線のうち何れかのワード線と前記複数のビット線のうち何れかのビット線又は前記1つ以上のスペアビット線のうち何れかのスペアビット線とに接続された複数のメモリセルと、を含む、メモリセルアレイを備え、前記半導体記憶装置の制御部が、前記複数のサブアレイのうち第1サブアレイ内の何れかのワード線を活性化する場合に、前記第1サブアレイ内の何れかのワード線と、前記複数のサブアレイのうち前記第1サブアレイから前記行列の行方向に離れて配置された第2サブアレイ内の対応するワード線と、を活性化するステップと、前記第1サブアレイ内の不良ビット線の数が前記第1サブアレイ内のスペアビット線の数よりも多いことを含む所定の第1条件を満たす場合に、前記第1サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルの代わりに、前記第2サブアレイ内の活性化されたワード線に接続されているメモリセルに対してアクセスするステップと、の各ステップを実行する、半導体記憶装置の制御方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の半導体記憶装置及びその制御方法によれば、複数のサブアレイのうち何れかのサブアレイにおける不良ビット線の数が、当該サブアレイに設けられているスペアビット線の数を超えた場合であっても、不良ビット線を救済することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る半導体記憶装置に設けられたメモリセルアレイの構成例を示す図である。
サブアレイの構成例を示す図である。
何れかのサブアレイ内のワード線を活性化する際に他のサブアレイ内のワード線も活性化する場合の一例を説明する図である。
第1実施形態に係る半導体記憶装置の制御部のブロック図である。
(a),(b)は、半導体記憶装置内の信号の時間推移の一例を示すタイムチャートである。
(a),(b)は、センスアンプとカラムデコーダとの間の構成の一例を示す図である。
(a),(b)は、センスアンプとカラムデコーダとの間に設けられたサブアンプの構成の一例を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る半導体記憶装置に設けられたメモリセルアレイ内のスイッチ部の構成例を示す図である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置の制御部のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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