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公開番号2024151170
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064329
出願日2023-04-11
発明の名称メモリ評価ボード、メモリ評価方法、およびシステムプログラム
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G11C 29/48 20060101AFI20241017BHJP(情報記憶)
要約【課題】メモリとメモリ評価装置との間の通信品質を向上させることが可能なメモリ評価ボードを提供する。
【解決手段】一の実施形態によれば、メモリ評価ボードは、第1および第2レーンを有する第1メモリを搭載可能な第1部分と、第1および第2レーンを有する第1コントローラと第1および第2レーンを有する第2コントローラとを備えるメモリ評価装置のスロットと接続可能なエッジを有する第2部分と、前記第1部分に搭載され、前記第1メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御する通信制御部とを備える。前記第1メモリがシングルポートの場合は、前記第1メモリの前記第1および第2レーンと前記第1コントローラの前記第1および第2レーンとの間でそれぞれ通信が行われる。前記第2メモリがデュアルポートの場合は、前記第1メモリの前記第1および第2レーンと前記第1および第2コントローラの前記第1レーンとの間でそれぞれ通信が行われる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1および第2レーンを有する第1メモリを搭載可能な第1部分と、
第1および第2レーンを有する第1コントローラと第1および第2レーンを有する第2コントローラとを備えるメモリ評価装置のスロットと接続可能なエッジを有する第2部分と、
前記第1部分に搭載され、前記第1メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御する通信制御部とを備え、
前記通信制御部は、
前記第1メモリがシングルポートの場合には、前記第1メモリの前記第1レーンと前記第1コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第1メモリの前記第2レーンと前記第1コントローラの前記第2レーンとの間で通信を行われるよう、通信を制御し、
前記第2メモリがデュアルポートの場合には、前記第1メモリの前記第1レーンと前記第1コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第1メモリの前記第2レーンと前記第2コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われるよう、通信を制御する、
メモリ評価ボード。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記通信制御部は、
前記第1メモリの前記第2レーンを、前記第1コントローラの前記第2レーンと、前記第2コントローラの前記第1レーンのいずれかに接続する第1スイッチと、
前記第1メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、かつ、前記第1スイッチを制御するマイクロコントローラと、
を備える、請求項1に記載のメモリ評価ボード。
【請求項3】
前記マイクロコントローラは、前記第1メモリに第1信号を出力することで、前記第1メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、前記第1スイッチに第2信号を出力することで、前記第1スイッチを制御する、請求項2に記載のメモリ評価ボード。
【請求項4】
前記第1および第2コントローラは、1つのリンクを2つのリンクに分割するバイファケーションを適用可能な1つのコントローラ内に設けられている、請求項1に記載のメモリ評価ボード。
【請求項5】
前記通信制御部は、前記メモリ評価装置から受信した信号に基づいて、前記第1メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御する、請求項1に記載のメモリ評価ボード。
【請求項6】
前記第1部分は、第1および第2レーンを有する第2メモリを搭載可能であり、
前記第2部分は、第1および第2レーンを有する第3コントローラと第1および第2レーンを有する第4コントローラとを備える前記メモリ評価装置の前記スロットと接続可能な前記エッジを有し、
前記通信制御部は、前記第2メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御し、
前記通信制御部は、
前記第2メモリがシングルポートの場合には、前記第2メモリの前記第1レーンと前記第3コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第2メモリの前記第2レーンと前記第3コントローラの前記第2レーンとの間で通信が行われるよう、通信を制御し、
前記第2メモリがデュアルポートの場合には、前記第2メモリの前記第1レーンと前記第3コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第2メモリの前記第1レーンと前記第4コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われるよう、通信を制御する、
請求項1に記載のメモリ評価ボード。
【請求項7】
前記通信制御部は、
前記第1メモリの前記第2レーンを、前記第1コントローラの前記第2レーンと、前記第2コントローラの前記第1レーンのいずれかに接続する第1スイッチと、
前記第2メモリの前記第2レーンを、前記第3コントローラの前記第2レーンと、前記第4コントローラの前記第1レーンのいずれかに接続する第2スイッチと、
前記第1メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、前記第2メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、かつ、前記第1および第2スイッチを制御するマイクロコントローラと、
を備える、請求項6に記載のメモリ評価ボード。
【請求項8】
前記マイクロコントローラは、前記第1メモリに第1信号を出力することで、前記第1メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、前記第1スイッチに第2信号を出力することで、前記第1スイッチを制御し、前記第2メモリに第3信号を出力することで、前記第2メモリの動作モードをシングルポートまたはデュアルポートにし、前記第2スイッチに第4信号を出力することで、前記第4スイッチを制御する、請求項7に記載のメモリ評価ボード。
【請求項9】
前記第1から第4コントローラは、1つのリンクを4つのリンクに分割するバイファケーションを適用可能な1つのコントローラ内に設けられている、請求項6に記載のメモリ評価ボード。
【請求項10】
前記通信制御部は、前記メモリ評価装置から受信した信号に基づいて、前記第1および第2メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御する、請求項6に記載のメモリ評価ボード。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、メモリ評価ボード、メモリ評価方法、およびシステムプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
SSD(Solid State Drive)の評価を行う際には、SSDをSSD評価ボード上に搭載し、SSD評価ボードをPC(Personal Computer)内のマザーボードに接続し、SSDの評価用のテストソフトウェアをPC上で動作させる。これにより、SSDをテストソフトウェアにより評価することが可能となる。PCは、SSD評価ボードと接続され、テストソフトウェアを実行することで、SSD評価装置として機能する。
【0003】
SSDのポートの種類には、例えば、SSDの4つのレーンを1つのx4ポートとして動作させるx4シングルポートと、SSDの4つのレーンを2つのx2ポートとして動作させるx2デュアルポートがある。x4シングルポートでは、4つのレーンをまとめて動作させる。x2デュアルポートでは、1つのリンクを構成する2つのレーンをまとめて動作させ、別の1つのリンクを構成する2つのレーンをまとめて動作させ、これらのリンクを独立して動作させる。
【0004】
デュアルポートのSSDを評価するためには、例えば、2つのPCIE(Peripheral Component Interconnect Express)カードエッジを有するSSD評価ボード上にSSDを搭載し、SSD評価ボードの2つのPCIEカードエッジをマザーボードの2つのPCIEカードスロットに接続する必要がある。しかしながら、PCIEカードエッジとPCIEカードスロットとを延長ケーブルで接続すると、SSDとPCとの間の通信品質が劣化するおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開US2022/0027165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
メモリとメモリ評価装置との間の通信品質を向上させることが可能なメモリ評価ボード、メモリ評価方法、およびシステムプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一の実施形態によれば、メモリ評価ボードは、第1および第2レーンを有する第1メモリを搭載可能な第1部分と、第1および第2レーンを有する第1コントローラと第1および第2レーンを有する第2コントローラとを備えるメモリ評価装置のスロットと接続可能なエッジを有する第2部分と、前記第1部分に搭載され、前記第1メモリと前記メモリ評価装置との間での通信を制御する通信制御部とを備える。前記通信制御部は、前記第1メモリがシングルポートの場合には、前記第1メモリの前記第1レーンと前記第1コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第1メモリの前記第2レーンと前記第1コントローラの前記第2レーンとの間で通信を行われるよう、通信を制御する。前記通信制御部は、前記第2メモリがデュアルポートの場合には、前記第1メモリの前記第1レーンと前記第1コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われ、かつ、前記第1メモリの前記第2レーンと前記第2コントローラの前記第1レーンとの間で通信が行われるよう、通信を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る評価システム100の構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る評価システム100の詳細な接続関係を示す模式図である。
第1実施形態に係る評価システム100のレーンとPCIEバイファケーションとの対応関係を示す表である。
第1実施形態に係る評価システム100のシングルポートにおけるレーンを示す模式図である。
第1実施形態に係る評価システム100のシングルポートにおける動作の流れを示すフローチャートである。
第1実施形態に係る評価システム100のデュアルポートにおけるレーンを示す模式図である。
第1実施形態に係る評価システム100のデュアルポートにおける動作の流れを示すフローチャートである。
第2実施形態に係る評価システム100の構成を示す模式図である。
比較例に係る評価システム200の構成を示す斜視図である。
比較例に係る評価システム200の構成を示す別の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1~図10において、同一の構成には、同一の符号を付す。
【0010】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る評価システム100の構成を示すブロック図である。本実施形態の評価システム100は、メモリ評価装置1と、メモリ評価ボード2とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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