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公開番号
2024146170
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2023058910
出願日
2023-03-31
発明の名称
半導体記憶装置及びテスト方法
出願人
ラピステクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G11C
29/50 20060101AFI20241004BHJP(情報記憶)
要約
【課題】メモリセルの劣化を考慮したマージンテストを行うことができる半導体記憶装置及びテスト方法を提供する。
【解決手段】行列状に配置された複数のメモリセルにおいて、同一のワード線及び一対のビット線により選択される一対のメモリセルによって1ビットのデータが記憶される半導体記憶装置であって、前記一対のビット線毎に設けられた読出制御回路と、第1の制御線に制御端子が接続された第1のスイッチング素子により、前記一対のビット線のうちの一方のビット線における前記メモリセルと前記読出制御回路との間に接続される第1の容量素子群と、第2の制御線に制御端子が接続された第2のスイッチング素子により、前記一対のビット線のうちの他方のビット線における前記メモリセルと前記読出制御回路との間に接続される第2の容量素子群と、を含むテスト回路と、を備えた半導体記憶装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
行列状に配置された複数のメモリセルにおいて、同一のワード線及び一対のビット線により選択される一対のメモリセルによって1ビットのデータが記憶される半導体記憶装置であって、
前記一対のビット線毎に設けられた読出制御回路と、
第1の制御線に制御端子が接続された第1のスイッチング素子により、前記一対のビット線のうちの一方のビット線における前記メモリセルと前記読出制御回路との間に接続される第1の容量素子群と、第2の制御線に制御端子が接続された第2のスイッチング素子により、前記一対のビット線のうちの他方のビット線における前記メモリセルと前記読出制御回路との間に接続される第2の容量素子群と、を含むテスト回路と、
を備えた半導体記憶装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記メモリセルの動作マージンのテストを行う場合、
前記第1の制御線には、Hレベルの信号及びLレベルの信号のうちの一方の信号が流れ、
前記第2の制御線には、Hレベルの信号及びLレベルの信号のうちの他方の信号が流れる
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記メモリセルは、SRAM(Static Random Access Memory)である
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
行列状に配置された複数のメモリセルにおいて、同一のワード線及び一対のビット線により選択される一対のメモリセルによって1ビットのデータが記憶される半導体記憶装置における前記メモリセルの動作マージンのテスト方法であって、
第1の制御線に制御端子が接続された第1のスイッチング素子をオン状態にして、前記一対のビット線のうちの一方のビット線における前記メモリセルと読出制御回路との間に第1の容量素子群を接続した状態とし、
第2の制御線に制御端子が接続された第2のスイッチング素子をオフ状態にして、前記一対のビット線のうちの他方のビット線における前記メモリセルと前記読出制御回路との間に第2の容量素子群が接続されない状態とし、
前記一対のビット線毎に設けられた読出制御回路から信号を出力させる
テスト方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体記憶装置及びテスト方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、メモリセルからデータを読み出す際に、ビット線に電荷をプリチャージする不揮発性のメモリが知られている。このようなメモリについて、図4には、メモリセルMCELLからデータを読み出す際に、ビット線BL/BLNに電化をプリチャージする、従来の半導体記憶装置110の構成の一例が示されている。また、図5には、図4に示した半導体記憶装置110における読み出し動作の際のタイムチャートの一例が示されている。
【0003】
図4に示した半導体記憶装置110は、行列状に配置された複数のMCELL(MCELL1,2)、ROWデコーダ112、プリチャージ回路114、及びリードアンプ116を備える。
【0004】
図4に示した半導体記憶装置110では、一対のビット線BL/BLNに対応する一対のメモリセルMCELL1/MCELL2により、1ビットのデータを記憶する。メモリセルMCELL1、MCELL2は、ビット線BLまたはビット線BLNにドレインが接続され、ワード線WLにゲートが接続され、GND電位に設定されたソース線SLにソースが接続されている
【0005】
プリチャージ回路114は、メモリセル対MCELL1/MCELL2からデータを読み出す際に、ビット線BL/BLNに電化をプリチャージする。図4に示すように、プリチャージ回路114は、ビット線BLまたはビット線BLNがドレインに接続され、PREC信号を供給する信号線がゲートに接続され、また電源電圧Vddにソースが接続された、複数のPMOSトランジスタP1、P2を含む。リードアンプ116は、一対のビット線BL/BLN毎に設けられている。
【0006】
データを読み出す場合、図5に示すように、まず、タイミングt101でPREC信号がHレベルからLレベルに遷移することによって、ビット線対BL/BLNの電位が電源Vddによりプリチャージされ、LレベルからHレベルになることによりビット線対BL/BLNはプリチャージされた状態でフローティングとなる。
【0007】
次にタイミングt102でROWデコーダ112がワード線WL<0>~<n>のうちの1つを選択する。これにより、選択されたワード線WLのレベルがLレベルからHレベルに立ち上がる。これにより、選択されたワード線WLにゲートが接続されたメモリセル対MCELL1/MCELL2がオン状態になり、ビット線対BL/BLNの配線容量の電荷を、MCELL電流で引き抜くことによって、ビット線対BL/BLNのレベルをHレベルからLレベルに遷移させる。
【0008】
メモリセルMCELL1、MCELL2には、消去(「0」)とプログラム(「1」)の2種類の状態がある。消去状態はメモリセルMCELL1、MCELL2のソース-ドレイン間に電流が多く流れる状態である。また、プログラム状態は、ソース-ドレイン間に電流が流れにくい状態である。書込み動作によって、メモリセル対MCELL1/MCELL2では、消去/プログラム、或いはプログラム/消去の相反する状態となっている。この相反する状態によって、フローティング状態であるビット線対BL/BLNでは、Lレベルへの遷移時間が異なり、ビット線BL、BLNのいずれかが、より速くLレベルに達する。リードアンプ116から出力されるデータDoutは、メモリセル対MCELL1/MCELL2に記憶されているデータであり、ビット線対BL/BLNのレベルに応じたレベルとなる。
【0009】
一般に、このような半導体記憶装置に対してメモリセルの読み出しマージンテストが行われている。マージンテストを行うための技術として、例えば、特許文献1には、DRAMにおいて、テストモードにおける読み出しの際に、予め電荷を蓄積させたテスト用の固定容量をビット線に接続させ、電荷再分配によりビット線に生じる電位差を検出しにくくすることで、動作マージンの小さなメモリセル等を検出する技術が記載されている。
【0010】
また例えば、特許文献2には、メモリセルに接続される一対のビット線と、一対のビット線からビット線を指定する指定回路と、を備えたSRAMのテストモードにおいて、指定回路によって指定されたビット線に容量素子を接続し、指定されたビット線の電圧を、第1電圧と第2電圧との間の電圧に設定する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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