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公開番号2024121010
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024107798,2020128077
出願日2024-07-03,2020-07-29
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240829BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 簡易な構成で注入口の閉め忘れを抑制することができる。
【解決手段】 インクを吐出する記録ヘッドと、記録ヘッドへ向けて第1方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインク収容室と、インク収容室へインクを注入するための注入口と、を有し、第1方向において搬送手段より下流に配されるインクタンクと、注入口を閉塞するためのタンクキャップと、タンクキャップを保持し回動可能なレバーと、第1方向において搬送手段より上流に配される回動軸を中心として、レバーを露出する開位置と、レバーを覆う閉位置と、に回動可能なカバーと、を備え、カバーのうちレバーと対向する面には、カバーが閉位置へ向けて回動する途中でレバーと当接可能な曲面を有する摺動面が設けられている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
インクを吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドへ向けて第1方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインク収容室と、前記インク収容室へインクを注入するための注入口と、を有し、前記第1方向において前記搬送手段より下流に配されるインクタンクと、
前記注入口を閉塞するためのタンクキャップと、
前記タンクキャップを保持し回動可能なレバーと、
前記第1方向において前記搬送手段より上流に配される回動軸を中心として、前記レバーを露出する開位置と、前記レバーを覆う閉位置と、に回動可能なカバーと、を備え、
前記カバーのうち前記レバーと対向する面には、前記カバーが前記閉位置へ向けて回動する途中で前記レバーと当接可能な曲面部を有する摺動面が設けられていることを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクを吐出して画像を記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インクを吐出する記録ヘッドへ供給されるインクを収容可能なインクタンクを備えたインクジェット記録装置が知られている。インクタンクには、ユーザがインクを注入することができる注入口が設けられ、注入口を閉塞するキャップをユーザが外すことでインクの注入が可能となる。
【0003】
特許文献1には、注入口を開閉可能なタンクカバーと、筐体に対して軸支され記録媒体の搬送経路を開放可能な外カバーと、を備えるプリンタが開示されている。ユーザがタンクカバーを閉め忘れたまま外カバーを閉めようとすると、タンクカバーと干渉して閉めることができない構成となっている。これにより、タンクカバーが開いたまま外カバーが閉められることを抑制することができる。また、ユーザがキャップを閉め忘れたままタンクカバーを閉めようとすると、タンクカバーを閉める動作に伴ってキャップも閉める位置まで移動することができる構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-69705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、ユーザがインク注入動作を終えると、キャップ、タンクカバー及び外カバーを閉める必要があり、操作が煩雑になる虞があった。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易な構成で注入口の閉め忘れを抑制することができる記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドへ向けて第1方向に記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録ヘッドへ供給されるインクを収容するインク収容室と、前記インク収容室へインクを注入するための注入口と、を有し、前記第1方向において前記搬送手段より下流に配されるインクタンクと、前記注入口を閉塞するためのタンクキャップと、前記タンクキャップを保持し回動可能なレバーと、前記第1方向において前記搬送手段より上流に配される回動軸を中心として、前記レバーを露出する開位置と、前記レバーを覆う閉位置と、に回動可能なカバーと、を備え、前記カバーのうち前記レバーと対向する面には、前記カバーが前記閉位置へ向けて回動する途中で前記レバーと当接可能な曲面を有する摺動面が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成で注入口の閉め忘れを抑制することができる記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。
第1実施形態に係るインクタンクの概要を示す断面模式図である。
第1実施形態に係るインクタンクの注入口近傍を説明する斜視図である。
第1実施形態に係る保持部によるキャップレバーの保持構成を説明する図である。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の外観を示す概要図である。
第1実施形態に係るタンクキャップが注入口を閉塞していない状態でスキャナユニットが閉められた状態を示す横断面図である。
第1実施形態に係るスキャナユニットをユーザが閉じる途中の様子を横断面図である。
第1実施形態に係るブラック用の注入口がタンクキャップにより閉塞されていない状態を示す外観斜視図である。
第1実施形態に係るスキャナユニットをユーザが閉じる途中の様子を横断面図である。
スキャナユニットの摺動面の変形例を示す横断面図である。
第1実施形態に係るインクタンクにインクを注入する様子を示す斜視図である。
第1実施形態に係るインクタンクにインクを注入する様子を上方から見たときの上面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1実施形態〕
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。但し、以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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