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公開番号
2024120640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027567
出願日
2023-02-24
発明の名称
放射線撮影装置及び放射線撮影システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20240829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】放射線撮影装置の待機状態から撮影可能状態へ遷移するまでの間の遷移時間を短縮化できるようにする。
【解決手段】放射線撮影装置は、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択する選択部と、待機状態から撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間に、前記選択部により選択された準備駆動モードで準備駆動を行う駆動部とを有し、前記複数の準備駆動モードは、相互に、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が異なり、前記選択部は、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が、放射線発生装置の放射線照射準備時間以下になるように、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択する選択部と、
待機状態から撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間に、前記選択部により選択された準備駆動モードで準備駆動を行う駆動部とを有し、
前記複数の準備駆動モードは、相互に、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が異なり、
前記選択部は、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が、放射線発生装置の放射線照射準備時間以下になるように、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択することを特徴とする放射線撮影装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記遷移時間の開始タイミングと、前記放射線照射準備時間の開始タイミングとは、略同じであることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項3】
前記遷移時間と前記放射線照射準備時間は、準備要求に応じて開始することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項4】
前記準備要求は、前記放射線発生装置の放射線照射準備要求であることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影装置。
【請求項5】
前記待機状態の消費電力は、前記撮影可能状態の消費電力より小さいことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項6】
前記駆動部は、前記撮影可能状態に遷移後、入射した放射線に基づいて放射線画像を撮影することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項7】
前記選択部は、前記放射線発生装置の放射線照射準備時間と、入射した放射線に基づいて生じる電荷を蓄積する蓄積時間とを基に、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択することを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。
【請求項8】
前記放射線画像の撮影の後、前記待機状態に遷移することを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。
【請求項9】
前記複数の準備駆動モードは、相互に、電荷を転送するためのスイッチの単位時間当たりのオン回数が異なることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
【請求項10】
前記選択部により、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が、放射線発生装置の放射線照射準備時間以下でない準備駆動モードが選択された場合には、その旨を通知する通知部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影装置の制御方法及び放射線撮影システムの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、入射した放射線に基づいてデジタル放射線画像を生成する放射線撮影装置の普及により、放射線撮影システムのデジタル化が進んでいる。この放射線撮影システムのデジタル化によって、放射線撮影直後の画像確認が可能となり、従来のフィルムやCR装置を使用した撮影方法に比べてワークフローが大幅に改善された。
【0003】
さらに、無線の放射線撮影装置が開発されて、放射線撮影装置の取り扱いが容易になった。このような無線の放射線撮影装置は、バッテリで動作するため、1回の充電による撮影可能枚数が使いやすさにつながる。この際、撮影可能枚数を増加させるためには、放射線撮影装置の省電力化が必要となる。また、デジタル放射線撮影装置は、撮影可能状態よりも消費電力が小さい待機状態を解除してから、撮影可能状態に遷移するために、一定の待ち時間が必要である。
【0004】
この待機状態の解除に関して、特許文献1には、撮影者及び患者にとって撮影までの時間は短い方がよいため、複数の待機状態解除方法が開示されている。また、特許文献2には、撮影オーダーが入力されたことに応じて待機状態を解除する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-165142号公報
特開2002-272720号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、上述したように複数の待機状態解除方法が開示されているが、例えば、放射線の照射までの待ち時間に対して待機状態解除までの時間が長い解除方法を選択してしまうと、ユーザーは待たされる時間が増え、ストレスとなる。
【0007】
また、特許文献2では、撮影オーダーが入力されたことに応じて待機状態を解除する方法が開示されているが、撮影オーダーが入力されてから撮影までの時間が長くなると、消費電力が大きくなってしまうという課題がある。
【0008】
本開示の目的は、放射線撮影装置の待機状態から撮影可能状態へ遷移するまでの間の遷移時間を短縮化できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
放射線撮影装置は、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択する選択部と、待機状態から撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間に、前記選択部により選択された準備駆動モードで準備駆動を行う駆動部とを有し、前記複数の準備駆動モードは、相互に、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が異なり、前記選択部は、前記待機状態から前記撮影可能状態に遷移するまでの間の遷移時間が、放射線発生装置の放射線照射準備時間以下になるように、複数の準備駆動モードのうちのいずれかの準備駆動モードを選択する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、放射線撮影装置の待機状態から撮影可能状態へ遷移するまでの間の遷移時間を短縮化することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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