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公開番号
2024120612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027513
出願日
2023-02-24
発明の名称
画像処理装置とその制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20240829BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】単色パッチにより構成されるテストチャートで白く抜ける画像異常が発生した場合、単色パッチを形成するトナーを現像する現像部で発生したのか、それぞれの単色パッチ部にも発生する可能性がある二次転写部で発生したのか、切り分けるのが困難である。
【解決手段】テスト画像が印刷されたチャートの画像を読み取って読取画像を取得し、その読取画像に含まれる画像異常を検出し、その検出された前記画像異常の特徴量を取得する。そしてその特徴量を基に前記画像異常の発生要因を特定する。ここでテスト画像は、2次色以上の多次色の混色画像を少なくとも1つ含む。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
テスト画像が印刷されたチャートの画像を読み取って読取画像を取得する読取手段と、
前記読取画像に含まれる画像異常を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記画像異常の特徴量を取得する取得手段と、
前記特徴量を基に前記画像異常の発生要因を特定する特定手段と、を有し、
前記テスト画像は、2次色以上の多次色の混色画像を少なくとも1つ含むことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記検出手段は、前記読取画像と基準画像との差分画像を求め、当該差分画像を輝度画像に変換し、当該輝度画像の輝度値と閾値とに基づいて前記画像異常を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検出手段が前記読取画像に含まれる前記混色画像で画像異常を検出した場合、前記取得手段は、当該画像異常が前記テスト画像を印刷する印刷装置で転写後に発生したことを示す特徴量を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出手段が前記読取画像に含まれる単色の画像で画像異常を検出した場合、前記取得手段は、当該画像異常に類似する転写後の画像異常があるかどうか判定し、前記画像異常に類似する転写後の画像異常があるときは、前記テスト画像を印刷する印刷装置で転写後に発生したことを示す特徴量を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記取得手段は、前記画像異常に類似する転写後の画像異常がないときは、前記テスト画像を印刷する印刷装置で転写前に発生したことを示す特徴量を取得することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記検出手段は、前記読取画像から読取画像全面の信号値の中央値である基準信号値を求め、当該基準信号値と前記読取画像との差分画像をもとに画像異常の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
2次色以上の多次色のテスト画像が印刷されたチャートの画像を読み取って読取画像を取得する読取手段と、
前記読取画像に含まれる各色に対応する画像異常を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記画像異常の特徴量を取得する取得手段と、
前記特徴量を基に前記画像異常の発生要因を特定する特定手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項8】
前記検出手段は、前記テスト画像の多次色に含まれるプロセス色の補色チャンネルの画像と基準画像とを比較することで前記画像異常を検出することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、前記テスト画像の多次色に含まれる複数のプロセス色で同一の画像異常があるときは、当該画像異常は前記テスト画像を印刷する印刷装置で転写後に発生したことを示す特徴量を取得することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記同一の画像異常は、同じ位置で、且つ同じ形状の画像異常であることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置とその制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置における画像異常の発生要因を診断する画像診断技術がある。特許文献1は、第1のチャートと第2のチャートとを用いた画像診断技術を記載している。第1のチャートは、片面モードで、記録媒体の第1面のみにパターンが印刷され、その裏面が非印刷面であるチャートである。第2のチャートは、両面モードで、第1のチャートの記録媒体と異なる記録媒体の1面にパターンが印刷され、その裏面に白画像が印刷されたチャートである。これら第1のチャートと第2チャートがそれぞれ出力された記録媒体の画像を読み取った読取画像を取得し、その読取画像に基づいて、画像診断の項目に応じて、診断に用いる面を判断して診断を行う。これにより、記録媒体(資材)と時間の節約を行って適正に画像の診断を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-133020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像診断技術では、より高精度な画像診断を行う必要があるため、発生した画像異常の要因を正確に特定することが求められる。例えば、感光ドラムを用いて画像形成を行う画像形成ステーションの現像部や、中間転写ベルトからトナー像を転写する二次転写部では、類似した形状の白く抜ける画像異常が発生する。現像部が要因で発生する白く抜ける画像異常は、現像器に収容されたトナー色の画像部のみに発生する。また二次転写部が要因で発生する白く抜ける画像異常は、どの色の画像部でも発生し、複数の色トナーを重ねた多次色画像部では複数の色トナーが転写不良により抜けて白くなる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に示すような、単色パッチにより構成されるテストチャートで白く抜ける画像異常が発生した場合、単色パッチを形成するトナーを現像する現像部で発生したのか、それぞれの単色パッチ部にも発生する可能性がある二次転写部で発生したのか、切り分けるのが困難である。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題の少なくとも一つを解決することにある。
【0007】
本発明の目的は、印刷されたテスト画像で発生する画像異常の発生要因を容易に特定できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
テスト画像が印刷されたチャートの画像を読み取って読取画像を取得する読取手段と、
前記読取画像に含まれる画像異常を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された前記画像異常の特徴量を取得する取得手段と、
前記特徴量を基に前記画像異常の発生要因を特定する特定手段と、を有し、前記テスト画像は、2次色以上の多次色の混色画像を少なくとも1つ含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、印刷されたテスト画像で発生する画像異常の発生要因を容易に特定することができるという効果がある。
【0010】
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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