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公開番号2024120398
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2023027162
出願日2023-02-24
発明の名称ブレーキ動作検知装置及びブレーキ装置
出願人三菱電機ビルソリューションズ株式会社,三菱電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F16D 66/00 20060101AFI20240829BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】スイッチ71に衝撃が与えられて移動したとしても、作業員がスイッチ71を固定し直すことなく、スイッチ71がブレーキ装置5の動作を検知できる位置に戻ることができるブレーキ動作検知装置70及びブレーキ装置5を得る。
【解決手段】回転体4の回転を制動するブレーキ装置5に設けられたブレーキ動作検知装置70は、スイッチ71、ストッパー72及びロッド73を備える。ロッド73は、ブレーキ装置5の可動鉄心20の移動に連動して移動する。スイッチ71は、移動可能に支持され、移動するロッド73に押されて移動する。ストッパー72は、スイッチ71の移動を停止させる。スイッチ71は、ストッパー72により移動が停止されてロッド73に押圧されたとき操作され、操作に応じて回転体4の回転が制動されているか否かを検知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転体の回転を制動するブレーキ装置に設けられるブレーキ動作検知装置であって、
前記ブレーキ装置の可動鉄心の移動に連動して移動するロッドと、
移動可能に支持され、移動する前記ロッドに押されて移動するスイッチと、
前記スイッチの移動を停止させるストッパーと
を備え、
前記スイッチは、前記ストッパーにより移動が停止されて前記ロッドに押圧されたとき操作され、前記操作に応じて前記回転体の回転が制動されているか否かを検知するブレーキ動作検知装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ロッドは、ねじを有し、
前記ねじの回転量により、前記ロッドの端と前記スイッチとの距離を変更する請求項1に記載のブレーキ動作検知装置。
【請求項3】
前記可動鉄心が前記ブレーキ装置の固定鉄心に吸引されたとき前記スイッチが前記ロッドに押圧されるように、前記スイッチの位置を保持する保持部と
をさらに備えた請求項1又は2に記載のブレーキ動作検知装置。
【請求項4】
回転体の回転を制動するブレーキ装置であって、
固定鉄心と、
前記固定鉄心に設けられた電磁コイルと、
前記固定鉄心と前記回転体との間に配置され、前記電磁コイルへの通電により前記固定鉄心に吸引される可動鉄心と、
前記回転体に対向して配置され、前記可動鉄心に支持されるブレーキ部と、
前記可動鉄心と前記固定鉄心との間に配置され、前記可動鉄心を付勢し、前記ブレーキ部を前記回転体に押し当てる付勢部と、
前記可動鉄心の移動に連動して移動するロッドと、
移動可能に支持され、移動する前記ロッドに押されて移動するスイッチと、
前記スイッチの移動を停止させるストッパーと
を備え、
前記スイッチは、前記ストッパーにより移動が停止され前記ロッドに押圧されたとき操作され、前記操作に応じて前記回転体の回転が制動されているか否かを検知するブレーキ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ブレーキ動作検知装置及びブレーキ装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来のブレーキ動作検知装置は、複数のボルトでスイッチ保持板に固定されるスイッチを備える(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-216415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来のブレーキ動作検知装置は、スイッチが複数のボルトで固定される。スイッチを固定した後、地震又は作業員の接触等の衝撃によりスイッチの位置がずれることがある。この場合、可動鉄心が固定鉄心に吸引されたときにスイッチがロッドに押圧されない、又は可動鉄心が固定鉄心に吸引されていないときにスイッチがロッドに押圧される等の不具合が生じる。この不具合を直すためには、作業員がスイッチの位置を所定の位置に戻し、再度固定しなければならないという課題があった。
【0005】
本開示は上記の課題を解決するためになされたものであり、スイッチに衝撃が与えられて移動したとしても、作業員がスイッチを固定し直すことなく、スイッチがブレーキ装置の動作を検知できる位置に戻ることができるブレーキ動作検知装置及びブレーキ装置を得ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかるブレーキ動作検知装置は、回転体の回転を制動するブレーキ装置に設けられるブレーキ動作検知装置であって、ブレーキ装置の可動鉄心の移動に連動して移動するロッドと、移動可能に支持され、移動するロッドに押されて移動するスイッチと、スイッチの移動を停止させるストッパーとを備え、スイッチは、ストッパーにより移動が停止されてロッドに押圧されたとき操作され、操作に応じて回転体の回転が制動されているか否かを検知する。
【0007】
本開示にかかるブレーキ装置は、回転体の回転を制動するブレーキ装置であって、固定鉄心と、固定鉄心に設けられた電磁コイルと、固定鉄心と回転体との間に配置され、電磁コイルへの通電により固定鉄心に吸引される可動鉄心と、回転体に対向して配置され、可動鉄心に支持されるブレーキ部と、可動鉄心と固定鉄心との間に配置され、可動鉄心を付勢し、ブレーキ部を回転体に押し当てる付勢部と、可動鉄心の移動に連動して移動するロッドと、移動可能に支持され、移動するロッドに押されて移動するスイッチと、スイッチの移動を停止させるストッパーとを備え、スイッチは、ストッパーにより移動が停止されロッドに押圧されたとき操作され、操作に応じて回転体の回転が制動されているか否かを検知する。
【発明の効果】
【0008】
本開示にかかるブレーキ動作検知装置及びブレーキ装置は、スイッチに衝撃が与えられて移動したとしても、作業員がスイッチを固定し直すことなく、スイッチがブレーキ装置の動作を検知できる位置に戻ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の正面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置の正面図である。
実施の形態1におけるブレーキ装置のA-A’断面図である。
実施の形態1におけるブレーキ動作検知装置の正面図である。
実施の形態1におけるブレーキ動作検知装置がロッドに押圧されたときの正面図である。
実施の形態1におけるブレーキ動作検知装置が回転したときの正面図である。
実施の形態1における変形例を示すブレーキ動作検知装置の正面図である。
実施の形態1における変形例を示すブレーキ動作検知装置の正面図である。
実施の形態1における変形例を示すブレーキ動作検知装置の正面図である。
実施の形態2におけるブレーキ動作検知装置の正面図である。
実施の形態2におけるブレーキ動作検知装置がロッドに押圧されたときの正面図である。
実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の側面図である。
実施の形態3における変形例を示すエレベータ用巻上機の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下に実施の形態1にかかるブレーキ装置5に設けられるブレーキ動作検知装置70を詳細に説明する。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当の構成を表している。
(【0011】以降は省略されています)

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