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公開番号2024119675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026749
出願日2023-02-22
発明の名称構造体
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20240827BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】ダイキャストにより一体成型された構造体において、異なる金属特性を有することにより、それぞれの金属特性に対応した異なる機能を兼備することができる構造体を得る。
【解決手段】構造体10は、ダイキャストにより一体成型され、車両骨格を形成する。構造体10は、一端側の部位10Bと他端側の部位10Aとが異なる金属特性を有する。これにより、一体成型された構造体10において異なる金属特性を有することにより、それぞれの金属特性に対応した異なる機能を兼備することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ダイキャストにより一体成型され、車両骨格を形成する構造体であって、一端側の部位と他端側の部位とが異なる金属特性を有する構造体。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
車両前部又は車両後部を構成する構造体であって、
前記他端側の部位は前記一端側の部位に対して車両前後方向の外側に配置され、かつ前記他端側の部位は前記一端側の部位よりも低強度及び高延性の少なくとも一方の金属特性を有する請求項1に記載の構造体。
【請求項3】
前記他端側の部位は、フロントサイドメンバの少なくとも一部を含む部位である請求項2に記載の構造体。
【請求項4】
前記フロントサイドメンバの少なくとも一部を含む部位は、クラッシュボックスである請求項3に記載の構造体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイキャストにより一体成型される構造体に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、エネルギ吸収構造を備えるサイドメンバを含む構造体をダイキャストにより一体成型する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2022/031991号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ダイキャストにより一体成型された構造体においては、これまで部位による金属特性の差異が小さいように製造されてきたが、従来の複数部品の機能を兼備するため、理想的な金属特性は部位ごとに異なる。特許文献1に記載の構造体においては、構造体の形状で部位が特徴づけられており、金属特性的な作り分けはされていない。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、ダイキャストにより一体成型された構造体において、異なる金属特性を有することにより、それぞれの金属特性に対応した異なる機能を兼備することができる構造体を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の本発明に係る構造体は、ダイキャストにより一体成型され、車両骨格を形成する構造体であって、一端側の部位と他端側の部位とが異なる金属特性を有する。
【0007】
請求項1に記載の本発明に係る構造体では、ダイキャストにより一体成型され、車両骨格を形成する構造体において、一端側の部位と他端側の部位との金属特性を異ならせている。これにより、一体成型された構造体において異なる金属特性を有することにより、それぞれの金属特性に対応した異なる機能を兼備することができる。
【0008】
請求項2に記載の本発明に係る構造体は、請求項1に記載の構成において、車両前部又は車両後部を構成する構造体であって、前記他端側の部位は前記一端側の部位に対して車両前後方向の外側に配置され、かつ前記他端側の部位は前記一端側の部位よりも低強度及び高延性の少なくとも一方の金属特性を有する。
【0009】
請求項2に記載の本発明に係る構造体は、車両前部又は車両後部を構成する構造体であって、他端側の部位は一端側の部位に対して車両前後方向の外側に配置され、かつ他端側の部位は一端側の部位よりも低強度及び高延性の少なくとも一方の金属特性を有している。そのため、車両外側に配置される他端側の部位の金属特性を、車両内側に配置される一端側の部位よりも低強度及び高延性の少なくとも一方の金属特性とすることができる。これにより、車両外側の部位を車両内側の部位よりも高延性とすることで、車両外側の部位のエネルギ吸収性を向上させることができる。また、車両外側の部位を車両内側の部位よりも低強度とすることで、車両内側の部位をより変形し難くすることができる。また、車両内側の部位を車両外側の部位よりも高強度とすることができるので、車両内側の部位の剛性が車両外側の部位の剛性よりも高くなり、操安性を向上させることができる。
【0010】
請求項3に記載の本発明に係る構造体は、請求項2に記載の構成において、前記他端側の部位が、フロントサイドメンバの少なくとも一部を含む部位である。
(【0011】以降は省略されています)

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