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公開番号2024071849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182304
出願日2022-11-15
発明の名称ハンドガード
出願人株式会社ホシプラ
代理人個人
主分類B62B 5/06 20060101AFI20240520BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】手押し台車において手を防護し、台車のハンドルのパイプ径が異なっていても簡単に着脱ができるハンドガードを提供する。
【解決手段】手押し台車のハンドルに取り付けるハンドガードであって、ハンドガードは、ハンドルを構成するパイプ体を挟むように取り付けられる第一鍔部材100と第二鍔部材101からなり、各鍔部材は、鍔部材の奥行き方向にスライドすると互いに篏合する凹凸状接合部200a,200b,201a,201b,202a,202b,203a,203bを有し、第一鍔部材はパイプ体への接触を調節する調節ねじ部102を有し、第二鍔部材は、第二鍔部材の内周面に滑り止めシート110が貼られていることを特徴とするハンドガード。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
手押し台車のハンドルに取り付けるハンドガードであって、
前記ハンドガードは、前記ハンドルを構成するパイプ体を挟むように取り付けられる第一鍔部材と第二鍔部材からなり、
前記各鍔部材は、鍔部材の奥行き方向にスライドすると互いに篏合する凹凸状接合部を有し、
前記第一鍔部材はパイプ体への接触を調節する調節ねじ部を有し、
前記第二鍔部材は、前記第二鍔部材の内周面に滑り止めシートが貼られている
ことを特徴とするハンドガード。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記第一鍔部材の前記調節ねじ部は、ねじ、ダイヤル及び押さえ板を有し、
前記ダイヤルは前記第一鍔部材の第一穴部の位置にあり、
ダイヤルと噛み合う前記ねじは第二穴部を貫通しており、内周面にある押さえ板と一体化しており、
前記ダイヤルを締め方向に回すと前記ねじと前記押さえ板が下方向に降りてきて前記パイプ体を押さえる
ことを特徴とする請求項1記載のハンドガード。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手押し台車において手を防護し、台車のハンドルのパイプ径が異なっていても簡単に着脱ができるハンドガードに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
手押し台車で荷物を運ぶ際、台車のハンドルの水平部分を握って運ぶが、その際に台車の角の部分に手が移動すると、壁にぶつかり手に怪我をすることがある。そこで、台車のハンドルの水平部分のみで持てるように、手が台車のハンドルの角に行かないようにするための手の防護具が必要となる。従来の手の防護具としては、ハンドルを構成するパイプ体を挟むように取り付けられる一対の鍔部材のもの、一対でなく一体型でありパイプ材に鍔部材を通して嵌合するものなどがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020―104705
特開2022―022535
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、手の防護具として、手押し台車のハンドルを構成するパイプ体を挟むように取り付けられる一対の鍔部材と、これら鍔部材を連結する連結部材とからなると共に、各鍔部材のパイプ体に接する内周面に、円弧状の小径面と、この小径面よりも径が大きい大径面とを形成する。これによってハンドルのパイプ径が異なっていてもその表面に面接触してしっかりと取り付けることができる。しかし、一対の鍔部材を挟むように取り付けており、鍔部材を連結するボルトとナットの連結部材が必要となる。部材を連結する操作に手間がかかるため、連結部材が不要な構造が望まれるものである。
【0005】
特許文献2は、パイプ材に容易に嵌合・離脱でき、パイプ材に嵌合してハンドガードとなるものである。パイプ材に嵌合される鍔部材において、パイプ材Bに嵌合する内周部と、この内周部の外側を取り巻く外周部と、内周部と外周部とを連結する架橋部とが弾性材料で一体成形されており、前記内周部には、パイプ材Bの外径より大径の嵌合穴と、この嵌合穴から径内方向に突出していてパイプ材の外周面に圧接される圧接部とが形成されている。
特許文献2は特許文献1と違い、鍔部材が一対でなく一体型であり、連結部材は不要である。しかし、パイプ材を台車から抜く必要があるので、それほど容易に嵌合・離脱可能ではない。また、幅広いパイプ径に対応していない。よって、パイプ材を台車から抜く必要がなく、幅広いパイプ径に対応する構造であることが望まれるものである。
【0006】
したがって、ハンドガードとしては、連結部材が不要な構造で、台車のハンドルのパイプ径が異なっていても使用でき、パイプ材を台車から抜く必要がないハンドガードであることが求められる。
【0007】
この発明の目的は、手押し台車において手を防護し、台車のハンドルのパイプ径が異なっていても簡単に着脱ができるハンドガードを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を達成するため、本発明は、手押し台車のハンドルに取り付けるハンドガードであって、 前記ハンドガードは、前記ハンドルを構成するパイプ体を挟むように取り付けられる第一鍔部材と第二鍔部材からなり、前記各鍔部材は、鍔部材の奥行き方向にスライドすると互いに嵌合する凹凸状接合部を有し、前記第一鍔部材はパイプ体への接触を調節する調節ねじ部を有し、前記第二鍔部材は前記第二鍔部材の内周面に滑り止めシートが貼られていることを特徴とするハンドガードを採用した。
【0009】
また、前記第一鍔部材の前記調節ねじ部は、ねじ、ダイヤル及び押さえ板を有し、前記ダイヤルは前記第一鍔部材の第一穴部の位置にあり、ダイヤルと噛み合う前記ねじは第二穴部を貫通しており、内周面にある押さえ板と一体化しており、前記ダイヤルを締め方向に回すと前記ねじと前記押さえ板が下方向に降りてきて前記パイプ体を押さえることを特徴とするハンドガードである。
【発明の効果】
【0010】
ハンドガードを取り付ける際には、台車のハンドルのパイプ体に上方から第一鍔部材をあて、パイプ体を挟み込むようにしながら、第二鍔部材を鍔部材の奥行き方向にスライドし、第一鍔部材の凹凸状接合部に第二鍔部材の凹凸状接合部を篏合させる。パイプ径にあわせる最終の調節は、第一鍔部材の調節ねじ部により行う。また、前記第二鍔部材の内周面に滑り止めシートが貼られていることにより、パイプ体にしっかり固定できる。
(【0011】以降は省略されています)

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