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公開番号2024119316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026123
出願日2023-02-22
発明の名称機器、情報処理装置、機器システム、プログラム、表示方法
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20240827BHJP(計算;計数)
要約【課題】機器のダウンタイムの発生を効果的に抑制する技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、表示手段を有し、操作者の操作を受け付ける機器20であって、機器で使用される消耗材の状態を検知する検知部と、前記操作者の属性を判断する属性判断部と、前記属性判断部が判断した前記操作者の属性に応じた前記消耗材の状態に関する通知内容を変更して前記表示手段に表示する表示制御部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
表示手段を有し、操作者の操作を受け付ける機器であって、
前記機器で使用される消耗材の状態を検知する検知部と、
前記操作者の属性を判断する属性判断部と、
前記属性判断部が判断した前記操作者の属性に応じた前記消耗材の状態に関する通知内容を、前記表示手段に表示する表示制御部と、
を有する機器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記操作者の属性は、前記機器の管理者又は一般ユーザーのいずれかであり、
前記表示制御部は、前記操作者が、管理者か、一般ユーザーかに応じた前記通知内容を前記表示手段に表示する請求項1に記載の機器。
【請求項3】
前記消耗材の状態は、前記消耗材の残量が閾値未満であることであり、
前記表示制御部は、前記操作者が管理者である場合、前記消耗材を発注すべき旨の通知内容を表示手段に表示し、
前記操作者が一般ユーザーである場合、前記消耗材の発注を管理者に依頼すべき旨の通知内容を表示手段に表示する請求項2に記載の機器。
【請求項4】
前記操作者が一般ユーザーの場合、
前記表示制御部は、同じ前記消耗材について、所定回数のみ、前記消耗材の状態に関する通知を表示手段に表示する請求項2又は3に記載の機器。
【請求項5】
前記表示制御部が、一般ユーザーに前記消耗材の状態に関する通知を表示手段に表示し、確認した旨を受け付けた場合、
前記消耗材と前記一般ユーザーに対応付けて前記消耗材の状態に関する通知を行った旨を通知管理情報に記録する制御部を有し、
前記制御部は、前記操作者が一般ユーザーの場合、前記通知管理情報に基づいて、所定回数、前記消耗材の状態に関する通知を表示手段に表示したか否か判断する請求項4に記載の機器。
【請求項6】
前記操作者が管理者の場合、
前記管理者がログインするごとに、前記表示制御部は、前記消耗材の状態に関する通知を表示手段に表示する請求項2に記載の機器。
【請求項7】
前記操作者から取得した生体認証情報に基づいて前記操作者を認証する請求項1に記載の機器。
【請求項8】
撮像手段を有し、
前記機器を操作する前記操作者の顔を前記撮像手段が撮像した画像に基づいて前記操作者を認識する顔認識部を有する請求項1に記載の機器。
【請求項9】
前記属性判断部は、前記操作者に前記操作者の属性が対応付けられた属性情報に基づいて、前記認証処理部による認証が成功した前記操作者の属性を判断する請求項7に記載の機器。
【請求項10】
前記機器は、画像形成装置である請求項1に記載の機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器、情報処理装置、機器システム、プログラム、及び表示方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置等の機器の機能が損なわれないように機器は適宜、保守される。保守の1つに、機器で使用される消耗材の補充や交換などがある。消耗材は、トナー、インク、部品の潤滑剤、及び、経時的にすり減る部品(ローラーなど)、機器によって様々であるが、管理者は、器機が使用できない期間であるダウンタイムが発生しないように事前に消耗材を発注することが好ましい。
【0003】
消耗材が適切に用意されないことによる機器のダウンタイムを抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、消耗材残量検知機構が消耗材のニアエンドを検知した後に消耗材消費抑制モードに制御する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、消耗材が適切なタイミングで発注されずにダウンタイムが発生するおそれがあった。機器には消耗材のニアエンドを検知してその旨を表示する機能がある。しかし、管理者又は一般ユーザーがこの表示に気づかない場合、例えば消耗材が完全になくなるエンド状態になって初めて消耗材の発注を行う場合があった。例えば、消耗材がニアエンドであることが表示されても管理者又は一般ユーザーが気づかずに、消耗材がなくなってから気づき発注しても大きなダウンタイムが発生してしまう。しかし、管理者と一般ユーザーに対し機器が同じようにニアエンドを表示しても、一般ユーザーは適切な対処が困難であった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、機器の操作者に応じた消耗材の状態に関する通知内容を表示することで、機器のダウンタイムの発生を効果的に抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、表示手段を有し、操作者の操作を受け付ける機器であって、機器で使用される消耗材の状態を検知する検知部と、前記操作者の属性を判断する属性判断部と、前記属性判断部が判断した前記操作者の属性に応じた前記消耗材の状態に関する通知内容を変更して前記表示手段に表示する表示制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、機器のダウンタイムの発生を効果的に抑制する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
トナーのニアエンドを知らせる1行の警告の一例を示す図である。
消耗材のニアエンドを機器が通知する処理を模式的に説明する図である。
機器及び機器システムの構成例を示す図である。
操作パネルの拡大図の一例である。
機器の一例である画像形成装置のハードウェア構成図である。
端末装置の一例のハードウェア構成図である。
機器の一例の機能構成を示す図である。
属性情報記憶部に記憶されている属性情報の一例を示す図である。
通知管理情報記憶部に記憶されている通知管理情報の一例を示す図である。
操作パネルに配置されたカメラが有するカメラレンズの位置の一例を示す図である。
検知部が消耗材のニアエンドを判断する処理を説明するフローチャート図の一例である。
制御部が機器の消耗材のニアエンドに関する表示を行う処理を説明するフローチャート図の一例である。
管理者に対し表示される、消耗材のニアエンドの通知画面の一例を示す図である。
一般ユーザーに対し表示される、消耗材のニアエンドの通知画面の一例を示す図である。
制御部が、同じ一般ユーザーに対して消耗材のニアエンドの通知を制限する処理を説明するフローチャート図の一例である。
機器が表示する画面の画面遷移図の一例である。
同じ一般ユーザーに対する消耗材のニアエンドの通知が制限される場合の画面遷移図の一例である。
機器と端末装置の一例の機能構成を示す図である。
端末装置が機器から通知された消耗材のニアエンド通知を表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
ログインした操作者が管理者である場合に、端末装置が表示するプリンタドライバに重畳してポップアップ表示された通知画面の一例を示す図である。
ログインした操作者が一般ユーザーである場合に、端末装置が表示するプリンタドライバに重畳してポップアップ表示された通知画面の一例を示す図である。
機器システムの構成例を示す図である。
図22の機器システムにおける機能ブロック図の一例である。
端末装置がロボット制御装置から通知された消耗材のニアエンド通知を表示する処理を説明するシーケンス図の一例である。
3Dプリンタを採用した場合の機器システムの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、機器と機器が行う情報表示方法について説明する。
【実施例】
【0010】
<消耗材のニアエンドの表示の概略>
機器を使用できないダウンタイムが発生しないように、管理者は適切なタイミングで消耗材を発注する。ネットワークに接続されている機器に関しては、機器が検知したニアエンドがネットワーク上のサーバーに通知され、サーバーがカスタマーセンターなどに自動で消耗材を発注する。
(【0011】以降は省略されています)

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