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公開番号2024174625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092543
出願日2023-06-05
発明の名称媒体搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B65H 29/52 20060101AFI20241210BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】大量の媒体を積載可能なトレイを備えると共に、設置スペースの自由度が高い媒体搬送装置を提供する。
【解決手段】媒体搬送装置は、搬送路の搬送方向の上流側の部分を画定する一対の第一画定部材と、搬送路の搬送方向の下流側の部分を画定する一対の第二画定部材と、一対の第一画定部材によって画定される搬送路内の媒体を搬送方向に搬送する第一搬送部と、一対の第二画定部材によって画定される搬送路内の媒体を搬送方向に搬送する第二搬送部と、一対の第二画定部材より搬送方向の下流側に配置されて、搬送路から排出された媒体を積載するトレイと、トレイを昇降させる昇降機構とを備える。一対の第一画定部材及び一対の第二画定部材は、搬送路を伸縮させるように、搬送方向に相対移動可能に構成されている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
搬送路の搬送方向の上流側の部分を画定する一対の第一画定部材と、
前記搬送路の前記搬送方向の下流側の部分を画定する一対の第二画定部材と、
一対の前記第一画定部材によって画定される前記搬送路内の媒体を前記搬送方向に搬送する第一搬送部と、
一対の前記第二画定部材によって画定される前記搬送路内の前記媒体を前記搬送方向に搬送する第二搬送部と、
一対の前記第二画定部材より前記搬送方向の下流側に配置されて、前記搬送路から排出された前記媒体を積載するトレイと、
前記トレイを昇降させる昇降機構とを備え、
一対の前記第一画定部材及び一対の前記第二画定部材は、前記搬送路を伸縮させるように、前記搬送方向に相対移動可能に構成されていることを特徴とする媒体搬送装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
一対の前記第二画定部材の前記搬送方向の上流側の端部には、前記搬送方向の上流側に向かって、互いの間隔が拡がる一対のガイド部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項3】
一対の前記第二画定部材及び前記第二搬送部を収容する筐体と、
前記筐体の一対の前記ガイド部材に対面する位置に設けられた開口を、閉塞する閉塞位置及び開放する開放位置に移動可能なカバーとを備えることを特徴とする請求項2に記載の媒体搬送装置。
【請求項4】
一対の前記ガイド部材の一方は、前記搬送方向の下流側の端部を回動中心として、一対の前記ガイド部材の他方から離れる向きに回動可能に構成されていることを特徴とする請求項3に記載の媒体搬送装置。
【請求項5】
一対の前記ガイド部材の間に前記媒体が存在するときに検知信号を出力するセンサと、
前記センサからの前記検知信号の出力が開始されてから前記第二搬送部が所定量だけ駆動されても前記検知信号の出力が停止しない場合に、前記搬送路内に前記媒体が詰まったことを報知する報知部とを備えることを特徴とする請求項3に記載の媒体搬送装置。
【請求項6】
前記第一搬送部及び前記第二搬送部それぞれは、
駆動ローラと、
前記搬送路を挟んで前記駆動ローラと対向配置され、前記駆動ローラに対して接離可能な従動ローラと、
前記駆動ローラを回転させる駆動力を発生させる駆動モータと、
前記従動ローラを前記駆動ローラに向けて押圧する押圧機構とを備えることを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項7】
一対の前記第一画定部材及び前記第一搬送部を収容する第一筐体を備える第一搬送ユニットと、
一対の前記第二画定部材、前記第二搬送部、及び前記昇降機構を収容すると共に、外側壁で前記トレイを支持する第二筐体を備える第二搬送ユニットとを備え、
前記第二筐体の内部に前記第一筐体が進入することによって、前記搬送路を縮小させることを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
【請求項8】
媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段を収容すると共に、胴内空間を有する筐体と、
前記胴内空間に着脱可能に取り付けられる請求項1に記載の媒体搬送装置とを備え、
前記トレイは、前記筐体の外側壁に沿って昇降することを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
前記胴内空間に着脱可能に取り付けられて、前記画像形成手段によって画像が形成された前記媒体に後処理を施す後処理装置を備え、
前記媒体搬送装置は、前記後処理装置に着脱可能に接続されて、前記後処理が施された前記媒体を前記トレイに向けて搬送することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
一対の前記第一画定部材及び一対の前記第二画定部材は、前記胴内空間内において、前記画像形成手段及び前記後処理装置の間に接続されるオプション装置のサイズに合わせて、前記搬送路を伸縮させることを特徴とする請求項9に記載の媒体搬送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体搬送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、シートに画像を形成する画像形成部と、画像が形成されたシートに後処理を施す後処理装置と、後処理が施されたシートを積載するトレイとを備える画像形成装置が知られている。また、画像形成装置に搭載されるトレイには、昇降することによって大量のシートを積載可能なものがある。
【0003】
このような画像形成装置の一例として、特許文献1には、省スペースで大量のシートを積載することを目的として、後処理装置と、昇降可能なトレイとをユニット化して、当該ユニットを画像形成装置の胴内空間に設置した構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、別の後処理(例えば、綴じ処理、パンチ孔穿設処理、折り処理)を施す後処理装置に交換したい場合、或いはオプション装置を胴内空間に設置したい場合に、ユニット全体を交換する必要がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、大量の媒体を積載可能なトレイを備えると共に、設置スペースの自由度が高い媒体搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、搬送路の搬送方向の上流側の部分を画定する一対の第一画定部材と、前記搬送路の前記搬送方向の下流側の部分を画定する一対の第二画定部材と、一対の前記第一画定部材によって画定される前記搬送路内の媒体を前記搬送方向に搬送する第一搬送部と、一対の前記第二画定部材によって画定される前記搬送路内の前記媒体を前記搬送方向に搬送する第二搬送部と、一対の前記第二画定部材より前記搬送方向の下流側に配置されて、前記搬送路から排出された前記媒体を積載するトレイと、前記トレイを昇降させる昇降機構とを備え、一対の前記第一画定部材及び一対の前記第二画定部材は、前記搬送路を伸縮させるように、前記搬送方向に相対移動可能に構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、大量の媒体を積載可能なトレイを備えると共に、設置スペースの自由度が高い媒体搬送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置の外観図。
綴じユニットの内部構成を示す側面図(A)及び平面図(B)。
綴じユニットの綴じ手段の位置の平面図(A)及びスリットを示す側面図。
シートが搬送ローラ対に到達するまでの綴じユニットの状態を示す図。
綴じ処理を行う綴じユニットの状態を示す図。
図5(B)のときの綴じユニットをシートの厚み方向から見た図。
綴じ処理が施されたシート束を排出トレイに排出する場合のユニットの状態を示す図。
第一搬送部及び第二搬送部の間隔を拡げた状態の媒体搬送装置の側面図(A)及び要部平面図(B)。
第一搬送部及び第二搬送部の間隔を狭めた状態の媒体搬送装置の側面図(A)及び要部平面図(B)。
第一搬送部の構成を示す模式図。
第二筐体に設けられたカバーの周辺を示す図。
パンチ孔穿設ユニット(A)及び折りユニット(B)の概略構成図。
画像形成装置のハードウェア構成図。
オプションテーブルのデータ例。
オプション装置の種類と、第一搬送部及び第二搬送部の間隔との関係を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る画像形成装置10について、図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成装置10の外観図である。画像形成装置10は、シート状の媒体の一例であるシートS(典型的には、用紙)に画像を形成する装置である。図1に示すように、画像形成装置10は、筐体11と、画像形成手段12とを備える。
【0010】
筐体11は、画像形成装置10の構成部品を収容する内部空間が形成された箱状である。また、筐体11には、画像形成装置10の外部からアクセス可能な胴内空間13が形成されている。胴内空間13は、例えば、筐体11の上下方向の中央よりやや上方に位置している。また、胴内空間13は、筐体11の外側壁が切り欠かれて、外部に露出されている。さらに、胴内空間13には、綴じユニット30(後処理装置)と、第一搬送ユニット50及び第二搬送ユニット60(媒体搬送装置)と、パンチ孔穿設ユニット70及び折りユニット80(オプション装置)とが設置可能になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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