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公開番号
2024173788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2024087440
出願日
2024-05-29
発明の名称
シート処理装置、及び、画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
41/00 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】分岐搬送経路において重合シートを構成する2枚のシートを良好に分岐剥離する。
【解決手段】剥離した状態の2枚のシートS1、S2のうち一方のシートS1を第1分岐搬送経路K1に搬送して他方のシートS2を第1分岐搬送経路K1とは異なる方向に分岐する第2分岐搬送経路K2に搬送するシート剥離部1が設けられている。また、第1分岐搬送経路K1と第2分岐搬送経路K2とのうち少なくとも一方の分岐搬送経路K2に、接離可能な分岐路搬送ローラ対71(搬送ローラ対)が設けられている。そして、分岐路搬送ローラ対71は、第2分岐搬送経路K2に搬送された第2シートS2の搬送方向先端部が分岐路搬送ローラ対71の位置を通過した後に、離間状態から当接状態に移行して第2シートS2を挟持・搬送する。
【選択図】図32
特許請求の範囲
【請求項1】
2枚のシートが重ね合されて接合部で接合された重合シートの非接合部を剥離する剥離処理をおこなって、剥離した状態の前記2枚のシートのうち一方のシートを第1分岐搬送経路に搬送して他方のシートを前記第1分岐搬送経路とは異なる方向に分岐する第2分岐搬送経路に搬送するシート剥離部と、
前記第1分岐搬送経路と前記第2分岐搬送経路とのうち少なくとも一方の分岐搬送経路に設置された接離可能な搬送ローラ対と、
を備え、
前記搬送ローラ対は、前記分岐搬送経路に搬送されたシートの搬送方向先端部が前記搬送ローラ対の位置を通過した後に、離間状態から当接状態に移行して当該シートを挟持・搬送することを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
幅方向に移動して前記2枚のシートの間に入り込んで前記剥離処理をおこなう剥離部材を備え、
前記搬送ローラ対は、前記剥離部材の幅方向の移動に連動して接離することを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記剥離部材は、前記分岐搬送経路に搬送されるシートを案内する分岐ガイド面が形成され、
前記搬送ローラ対は、固定ローラと、接離機構によって前記固定ローラに対して接離する可動ローラと、からなり、
前記可動ローラは、前記剥離部材において接離方向に移動可能に保持されたことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記分岐ガイド面は、凹状に湾曲することを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記可動ローラは、前記離間状態であるとき、前記分岐ガイド面から前記固定ローラの側に突出しない位置まで離間することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記可動ローラは、前記2枚のシートのうち前記分岐搬送経路に搬送される一方のシートにおいて他方のシートに対向する内面に対向可能に配置され、
前記固定ローラは、前記一方のシートにおいて前記他方のシートに対向しない外面に対向可能に配置されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記固定ローラは、駆動機構によって回転駆動される駆動ローラであって、
前記可動ローラは、前記駆動ローラに接触した状態で従動回転する従動ローラであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のシート処理装置。
【請求項8】
前記シート剥離部は、剥離した状態の前記2枚のシートの間に中シートを挿入する挿入処理をおこなうことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項9】
前記シート剥離部によって前記2枚のシートの間に前記中シートが挿入された状態の前記重合シートにラミネート処理を施すラミネート処理部を備えたことを特徴とする請求項8に記載のシート処理装置。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置と、シートに画像を形成する画像形成装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、2枚のシートが重ね合されて接合部で接合された重合シートを剥離するシート処理装置と、それを備えた画像形成システムと、に関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、2枚のシートが重ね合されて接合部で接合された重合シートを剥離して、その剥離した2枚のシートの間に中シートを挿入するシート処理装置(シート剥離装置)が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1におけるシート処理装置は、1辺が接合されたラミネートシート(重合シート)における2枚のシートをある程度剥離してから、一方のシートを第1分岐搬送経路に搬送(分岐搬送)して、他方のシートを第2分岐搬送経路に搬送(分岐搬送)することで、2枚のシートを大きく剥離している。そして、そのようにして大きく剥離した状態の2枚のシートの間に中シートを挿入している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来のシート処理装置は、重合シートを分岐剥離するときに、第1分岐搬送経路や第2分岐搬送経路でシートが引っ掛ってしまう不具合(搬送不良)が生じないように、分岐搬送経路を形成する一対の分岐ガイド板の間隔(ガイド板間距離)を大きく設定している。しかし、そのような場合、分岐搬送経路におけるシート搬送性の低下を防ぐため、分岐搬送経路に搬送ローラ対を設置すると、その搬送ローラ対のニップにシートがスムーズに送入されずに、シートが引っ掛ってしまう不具合(搬送不良)が生じてしまっていた。そして、そのような搬送不良が生じてしまうと、重合シートを充分に剥離することができずに、中シートの挿入も良好におこなうことができなかった。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、分岐搬送経路において重合シートを構成する2枚のシートを良好に分岐剥離することができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明におけるシート処理装置は、2枚のシートが重ね合されて接合部で接合された重合シートの非接合部を剥離する剥離処理をおこなって、剥離した状態の前記2枚のシートのうち一方のシートを第1分岐搬送経路に搬送して他方のシートを前記第1分岐搬送経路とは異なる方向に分岐する第2分岐搬送経路に搬送するシート剥離部と、前記第1分岐搬送経路と前記第2分岐搬送経路とのうち少なくとも一方の分岐搬送経路に設置された接離可能な搬送ローラ対と、を備え、前記搬送ローラ対は、前記分岐搬送経路に搬送されたシートの搬送方向先端部が前記搬送ローラ対の位置を通過した後に、離間状態から当接状態に移行して当該シートを挟持・搬送するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、分岐搬送経路において重合シートを構成する2枚のシートを良好に分岐剥離することができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施の形態におけるシート処理装置を示す全体構成図である。
シート処理装置のシート剥離部の動作を示す図である。
図2に続く動作を示す図である。
図3に続く動作を示す図である。
図4に続く動作を示す図である。
図5に続く動作を示す図である。
図6に続く動作を示す図である。
図7に続く動作を示す図である。
図8に続く動作を示す図である。
図9に続く動作を示す図である。
図10に続く動作を示す図である。
図11に続く動作を示す図である。
図12に続く動作を示す図である。
図13に続く動作を示す図である。
図14に続く動作を示す図である。
図15に続く動作を示す図である。
図16に続く動作を示す図である。
剥離部材を示す図である。
剥離部材の駆動機構を示す図である。
剥離部材の動作を示す斜視図である。
図20に続く動作を示す斜視図である。
図21に続く動作を示す斜視図である。
2つ分岐搬送経路の種々の形態を示す図である。
ラミネート処理部を備えたシート処理装置(ラミネート処理装置)を示す全体構成図である。
シート処理装置(ラミネート処理装置)を備えた画像形成システムを示す全体構成図である。
別形態1としての、画像形成システムを示す全体構成図である。
別形態2としての、画像形成システムを示す全体構成図である。
別形態3としての、画像形成システムを示す全体構成図である。
別形態としてのラミネート処理装置を示す全体構成図である。
ラミネート処理装置の動作を制御する制御ブロックのハードウェア構成図である。
シート処理装置でおこなわれる制御の一例を示すフローチャートである。
分岐搬送経路に設置された分岐路搬送ローラ対の動作を示す図である。
分岐路搬送ローラ対を接離する接離機構の動作を示す図である。
図33の接離機構の動作を上方から示す概略図である。
比較例としての、分岐搬送経路における重合シートの挙動の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
図1は、本発明における実施の形態に係るシート処理装置の全体構成図である。本実施の形態のシート処理装置100は、2枚のシートS1、S2(図33等参照)を重ね合わせてなる2枚重ねシート(以下、重合シートSという)を互いに剥離して、その剥離した重合シートS内にシート状媒体(以下、中シートPという)を挿入して挟持させるものである。
【0010】
ここで、重合シートSとは、2枚のシートS1、S2が重ねられ、その一部(又は一辺)が接合された2枚重ねシートである。すなわち、重合シートSは、2枚のシートが重ね合わされて接合部rで接合されたものである。重合シートS(2枚重ねシート)としては、例えば、片側を透明ポリエステルシートなどの透過性シートとし、反対側を透明又は不透明シートとして、それらの一辺で接合したものがある。また、重合シートS(2枚重ねシート)には、ラミネートフィルムも含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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