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公開番号
2024118115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-30
出願番号
2023024364
出願日
2023-02-20
発明の名称
印刷装置、及び印刷装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20240823BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】サブスクリプション契約のプリンタでオフラインになると不正利用防止のためサブスクリプションのプリンタ機能が使用制限されるが、意図してオフラインにしていない場合は不便となる。
【解決手段】画像処理装置120では、サブスクリプション契約の上限印刷枚数までの残り枚数が少なくなった場合に警告を行い、オフライン状態において上限印刷枚数に達した場合に、オフライン状態のまま、契約の変更、または、前記上限印刷枚数を増加させる追加課金を申請するための画面を表示する(S711)。そして、契約の変更や追加課金の申請に応じて保持している契約情報を更新し(S714、S713)、一定の営業日内または前記契約期間内にサーバに接続する必要がある旨のメッセージを表示する(S715、S716)。その後、一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続しなかった場合には、印刷を制限する(S702、S731)。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
契約期間に一定金額で予め設定された上限印刷枚数までの印刷を許可する契約の契約情報を管理するサーバと通信を行う印刷装置であって、
前記サーバから前記契約情報を取得して管理する第1管理手段と、
前記契約情報に基づき印刷の実行を制御する制御手段と、
前記契約期間内に印刷したトータルの印刷枚数、前記上限印刷枚数までの残り枚数、前記サーバに接続できないオフライン状態になってからの日数、前記オフライン状態で印刷した印刷枚数をそれぞれ管理する第2管理手段と、
前記上限印刷枚数までの残り枚数が所定枚数より少なくなった場合に警告を行う警告手段と、
前記オフライン状態において前記上限印刷枚数に達した場合に、前記オフライン状態のまま、前記契約の変更を申請する、または、前記上限印刷枚数を増加させる追加課金を申請するための画面を表示する第1表示手段と、
前記申請に応じて、前記第1管理手段で管理する前記契約情報を更新する更新手段と、
前記更新に応じて、一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続する必要がある旨のメッセージを表示する第2表示手段と、
前記更新の後、前記一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続しなかった場合には、印刷を制限する制限手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記更新の後、前記サーバに接続した場合には、前記更新された契約情報を前記サーバに送信する送信手段を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記印刷の制限中に前記サーバに接続した場合、該印刷の制限を解除することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記契約情報に基づき動作する第1モードと、前記第1モードが解除された第2モードとを切り替える切り替え手段を有し、
前記制御手段は、前記更新の後、前記サーバに接続がされることなく、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えが行われた場合、当該印刷装置を使用不可に制御する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項5】
記録剤が収容されたカートリッジであって、前記契約に対応する第1カートリッジ、または、前記契約に対応しない第2カートリッジの装着が可能であり、
前記切り替え手段は、前記第1カートリッジの装着に応じて前記第1モードに切り替え、前記第1カートリッジから前記第2カートリッジに交換されたこと応じて前記第1モードから前記第2モードへ切り替える、ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制限手段は、前記更新の後、前記一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続しなかった場合であっても、前記サーバ側の原因により前記サーバに接続できないと判定した場合には、前記印刷の制限の開始を延期する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記第1表示手段は、前記オフライン状態において前記上限印刷枚数に達した場合には、前記前記契約の変更、および/または、前記追加課金を行うための前記サーバのURLを含む情報を、他の装置から読み取り可能な形態で表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項8】
他の装置が前記サーバに接続して前記契約の変更、および/または、前記追加課金を行った場合に、該他の装置に前記サーバから応答され表示された情報を読み取り可能な読み取り手段を有し、
前記更新手段は、前記読み取り手段で読み取った前記サーバから応答された情報に基づき、前記第1管理手段で管理する前記契約情報を更新する、ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
契約期間に一定金額で予め設定された上限印刷枚数までの印刷を許可する契約の契約情報を管理するサーバと通信を行う印刷装置の制御方法であって、
前記サーバから前記契約情報を取得して保持する工程と、
前記契約期間内に印刷したトータルの印刷枚数、前記上限印刷枚数までの残り枚数、前記サーバに接続できないオフライン状態になってからの日数、前記オフライン状態で印刷した印刷枚数をそれぞれ計算して保持する工程と、
前記上限印刷枚数までの残り枚数が所定枚数より少なくなった場合に警告を行う工程と、
前記オフライン状態において前記上限印刷枚数に達した場合に、前記オフライン状態のまま、前記契約の変更を申請する、または、前記上限印刷枚数を増加させる追加課金を申請するための画面を表示する工程と、
前記申請に応じて、前記保持している契約情報を更新する工程と、
前記更新に応じて、一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続する必要がある旨のメッセージを表示する工程と、
前記更新の後、前記一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続しなかった場合には、印刷を制限する工程と、
を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
記録用紙に記録剤を付着させることで画像が記録される画像処理装置(印刷)では、記録剤が充填されたトナーやカートリッジ等の消耗品の購入、管理等をユーザが自ら行うことは煩雑な作業である。このため、近年では、契約期間内で印刷枚数の上限を定め、消耗品を配送するサブスクリプションサービスが提供されている。サブスクリプションサービスでは、画像処理装置の消耗品利用状況や、契約期間内の印刷枚数、契約情報等を、サーバで管理する必要がある。
【0003】
サーバで管理を行うためには、画像処理装置がネットワークに接続されていることが必須であり、サーバと接続がされない状態では、管理が適切に行えなくなるため、ユーザ側で不正な利用が行われる可能性がある。
特許文献1には、画像処理装置とサーバの通信が行われないことを検知して、印刷を制限する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-47590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、サーバの通信が行われない場合には課金などを行えない状態として利用を防止し、不正な利用を抑えるといった技術である。しかし、サーバ自体のダウン、通信回線やWi-Fiの不調などでサーバと通信できない場合でも、印刷が制限されてしまい不便であった。特にサブスクリプションサービスの場合は、印刷できない期間が続くことでユーザメリットが著しく低下してしまうといった課題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、サーバと接続ができない場合でも、サーバと接続可能な状態と同等のサブスクリプションサービスの機能を使用できるようにしつつ、不正な利用を抑えることができる仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、契約期間に一定金額で予め設定された上限印刷枚数までの印刷を許可する契約の契約情報を管理するサーバと通信を行う印刷装置であって、前記サーバから前記契約情報を取得して管理する第1管理手段と、前記契約情報に基づき印刷の実行を制御する制御手段と、前記契約期間内に印刷したトータルの印刷枚数、前記上限印刷枚数までの残り枚数、前記サーバに接続できないオフライン状態になってからの日数、前記オフライン状態で印刷した印刷枚数をそれぞれ管理する第2管理手段と、前記上限印刷枚数までの残り枚数が所定枚数より少なくなった場合に警告を行う警告手段と、前記オフライン状態において前記上限印刷枚数に達した場合に、前記オフライン状態のまま、前記契約の変更を申請する、または、前記上限印刷枚数を増加させる追加課金を申請するための画面を表示する第1表示手段と、前記申請に応じて、前記第1管理手段で管理する前記契約情報を更新する更新手段と、前記更新に応じて、一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続する必要がある旨のメッセージを表示する第2表示手段と、前記更新の後、前記一定の営業日内または前記契約期間内に前記サーバに接続しなかった場合には、印刷を制限する制限手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、サーバと接続ができない場合でも、サーバと接続可能な状態と同等のサブスクリプションサービスの機能を使用できるようにしつつ、不正な利用を抑えることができる
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態を示すシステム全体を例示する図。
本実施形態の画像処理装置のハードウェア構成を例示する図。
本実施形態の情報端末およびサーバが一般的な情報処理装置で実現された場合のハードウェア構成を例示する図。
本実施形態の画像処理装置のソフトウェア構成を例示する図。
本実施形態のサーバで動作するアプリケーションのソフトウェア構成を例示する図。
第1実施形態における情報端末110、画像処理装置120及びサーバ111の間の処理の流れを例示するシーケンス図。
オフライン時印刷処理、オフライン復帰判定処理の詳細を説明するフローチャート。
オフライン状態を検知した時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態で印刷を実施した時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態で印刷枚数上限に達し、契約の変更を提案する時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態で契約の変更を完了した時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態で追加課金の手続きを完了した時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態で契約変更または追加課金手続き後に特定の期間サーバに接続しなかったために使用制限を実施する時に表示される画面を例示する図。
オフライン状態の画像処理装置の情報をサーバのホームページで確認した時に情報端末に表示される画面を例示する図。
第2実施形態においてオフライン復帰判定処理の詳細を説明するフローチャート。
第2実施形態においてオフライン状態で表示される画面を例示する図。
第1実施形態における情報端末110、画像処理装置120及びサーバ111の間の処理の流れを例示するシーケンス図。
第3実施形態においてオフライン状態の画像処理装置のサブスクリプション契約の解除をサーバのホームページで実施した時に情報端末に表示される画面を例示する図。
第3実施形態においてオフライン状態で契約変更または追加課金手続き後に契約解除を実施しようとした時に表示される画面を例示する図。
第4実施形態におけるオフライン復帰判定処理の詳細を説明するフローチャート。
第4実施形態においてオフライン状態で契約変更または追加課金手続き後にサーバ要因で接続せず使用制限を延期する時に表示される画面を例示する図。
第5実施形態においてオフライン状態で印刷枚数上限に達した場合に表示されるサーバのホームページへアクセスするための二次元バーコードを例示する図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態を示すシステム全体を例示する図である。
情報端末110、サーバ111、および画像処理装置120は、インターネットなどの通信回線101で接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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