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公開番号
2024116826
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022637
出願日
2023-02-16
発明の名称
発光装置および組立体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H10K
59/124 20230101AFI20240821BHJP()
要約
【課題】有機発光素子のアノードと容量素子の電極とに互いに異なる電位を与えることができるとともに容量素子の容量値を大きくするために有利な技術を提供する。
【解決手段】発光装置は、基板の上に配され、アノード、有機機能層およびカソードを有する有機発光素子と、前記基板と前記有機発光素子との間に配された上部電極、前記基板と前記上部電極との間に配された誘電層、および、前記基板と前記誘電層との間に配された下部電極を有する容量素子と、前記容量素子と前記有機発光素子との間に配された絶縁層と、を備え、前記上部電極が前記アノードから電気的に絶縁されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板の上に配され、アノード、有機機能層およびカソードを有する有機発光素子と、
前記基板と前記有機発光素子との間に配された上部電極、前記基板と前記上部電極との間に配された誘電層、および、前記基板と前記誘電層との間に配された下部電極を有する容量素子と、
前記容量素子と前記有機発光素子との間に配された絶縁層と、を備え、
前記上部電極が前記アノードから電気的に絶縁されている、
ことを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記アノードは、前記基板と前記有機機能層との間に配されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記上部電極は、前記有機機能層から前記アノードを介して入射する光を反射するように配されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記絶縁層は、10nm以上250nm以下の範囲内の厚さを有する、
ことを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記有機機能層は、有機発光層を含み、
前記上部電極と前記有機発光層との距離は、前記有機発光層からの光の取り出し効率を向上させるように調整されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記基板に配されていて、前記有機発光素子を駆動するトランジスタを更に備え、前記容量素子の前記上部電極および前記下部電極の一方が前記トランジスタのゲートに電気的に接続されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記アノードの周辺部は、前記アノードの中央部を露出させる開口部を有する絶縁層によって覆われ、
前記基板の主面に対する正射影において、前記開口部は、前記上部電極に重なっている、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記正射影において、前記開口部は、前記下部電極の領域内に収まっている、
ことを特徴とする請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
前記正射影において、前記開口部の外縁は、前記下部電極の外縁の内側に配置されている、
ことを特徴とする請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
前記下部電極は、窒化チタンを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置および組立体に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
有機発光ダイオード(OLED)などの自発光素子を用いた表示装置への関心が高まっている。OLEDを用いた表示装置では、画素回路を構成する駆動トランジスタの特性ばらつきに起因する画質の低下を防止するため、容量素子を用いて駆動トランジスタの閾値の補正を行うのが一般的である。容量素子としては、例えば、半導体基板上に設けられたトランジスタと各種信号線などとを接続する配線構造に埋設されたMIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタを用いることができる。近年、表示装置は、高精細化に伴って画素ピッチが縮小し、これによって配線密度が増加している。このため、MIMキャパシタが配置される位置および大きさは、互いに異なる層に配置された配線パターン間を接続するビアの位置および配線パターンのレイアウトの影響を受けやすく、十分なMIM容量を形成するのが困難となってきている。特許文献1には、有機発光ダイオードのアノード電極を容量素子の上部電極としても機能させる自発光型表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-200336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された表示装置では、有機発光ダイオードのアノード電極を容量素子の上部電極として機能させるので、アノード電極と上部電極とに独立した電位を与えることができない。
【0005】
本発明は、有機発光素子のアノードと容量素子の電極とに互いに異なる電位を与えることができるとともに容量素子の容量値を大きくするために有利な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の1つの側面は、発光装置に係り、前記発光装置は、基板の上に配され、アノード、有機機能層およびカソードを有する有機発光素子と、前記基板と前記有機発光素子との間に配された上部電極、前記基板と前記上部電極との間に配された誘電層、および、前記基板と前記誘電層との間に配された下部電極を有する容量素子と、前記容量素子と前記有機発光素子との間に配された絶縁層と、を備え、前記上部電極が前記アノードから電気的に絶縁されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、有機発光素子のアノードと容量素子の電極とに互いに異なる電位を与えることができるとともに容量素子の容量値を大きくするために有利な技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態の発光装置の構成を例示する図。
一実施形態の発光装置の一部分の構造を示す模式的な断面図。
一実施形態の発光装置の製造方法を例示的に示す模式的な断面図。
一実施形態の発光装置の製造方法を例示的に示す模式的な断面図。
一実施形態の発光装置の製造方法を例示的に示す模式的な断面図。
一実施形態の発光装置の一部分の構造を示す模式的な平面図。
一実施形態の発光装置の画素の回路構成を例示する図。
発光装置が組み込まれた組立体の一例を示す分解斜視図。
発光装置が組み込まれた組立体の2つの例を示す分解斜視図。
発光装置が組み込まれた組立体の2つの例を示す図。
発光装置が組み込まれた組立体の2つの例を示す図。
発光装置が組み込まれた組立体の2つの例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
図1には、本開示の一実施形態の発光装置100の構成が模式的に示されている。発光装置100は、例えば、表示装置として構成されうるが、例えば、面発光型の発光装置、又は、複数の発光素子を有する発光装置として構成されてもよい。発光装置100は、例えば、複数の画素(換言すると、複数の発光素子)が2次元アレイ状に配された表示領域201と、表示領域201の複数の画素を駆動する駆動回路が配された周辺回路領域202とを含みうる。該駆動回路は、例えば、表示領域201の複数の画素の各々に画素信号を供給しうる。発光装置100は、表示領域201に静止画像または動画像などの画像を表示するように構成されうる。画像は、モノクロの画像であってもよいし、フルカラーの画像であってもよい。表示領域201に表示あるいは形成される画像あるいは光強度分布を照明用途に使用する場合は、発光装置100は照明装置として理解されうる。
(【0011】以降は省略されています)
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