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公開番号2024115060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-26
出願番号2023020518
出願日2023-02-14
発明の名称支柱の立設構造及びその構造を有する立ち上がり動作補助具
出願人矢崎化工株式会社
代理人個人,個人
主分類F16M 13/00 20060101AFI20240819BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】、支柱を構成するパイプ同士の位置決めが簡単で且つ確実に連結し、また分解時には容易に取り外すことができ、更には保管し易くした支柱の立設構造及びその構造を有する立ち上がり動作補助具を創出することを課題とする。
【解決手段】支柱10を立設させるベース部材20と、内周面に縮径部46を有する締付け部材40と、先端に向かって先細るテーパー面54を有してフレームパイプ11と締付け部材40との間に配置されるパイプ止め部材50と、内部にフレームパイプ11を挿通した状態で締付け部材40の上端に螺着される抑えキャップ60と、を有し、抑えキャップ60を締め付けるとパイプ止め部材50のテーパー面54が締付け部材40の縮径部46を径方向に押圧することで、スタンドパイプ12に対するフレームパイプ11の位置決め固定が行われ、抑えキャップ60の締め付けを緩めるとフレームパイプ11の位置決め固定が解除される構成とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
細径のフレームパイプ(11)と太径のスタンドパイプ(12)とを連結して成る支柱の立設構造であって、
前記支柱(10)を立設させるベース部材(20)と、
内周面に縮径部(46)を有すると共に前記スタンドパイプ(12)の回転及び締付け部材自体の回転を規制する回り止め機構(C)を有する締付け部材(40)と、
先端に向かって先細るテーパー面(54)を有して前記フレームパイプ(11)と前記締付け部材(40)との間に配置されるパイプ止め部材(50)と、
内部に前記フレームパイプ(11)を挿通した状態で前記締付け部材(40)の上端に螺着される抑えキャップ(60)と、を有し、
該抑えキャップ(60)を締め付けると前記パイプ止め部材(50)の前記テーパー面(54)が前記締付け部材(40)の前記縮径部(46)を径方向に押圧することで、前記スタンドパイプ(12)に対するフレームパイプ(11)の位置決め固定が行われ、前記抑えキャップ(60)の締め付けを緩めると前記フレームパイプ(11)の位置決め固定が解除されることを特徴とする支柱の立設構造。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記フレームパイプ(11)の外周面にパイプの全長方向に沿って所定の間隔を有して穿設された複数の調整孔(11a)が配置され、前記パイプ止め部材(50)の内周面に前記調整孔(11a)に嵌入可能な調節突起(53)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の支柱の立設構造。
【請求項3】
前記パイプ止め部材(50)は、円筒の一部を全長方向に切欠き形成して成る開口部(52)とそれ以外の半円筒部(51)を有し、前記調節突起(53)が前記半円筒部(51)の内周面で且つ前記開口部(52)と対向する位置に突設されていることを特徴とする請求項2に記載の支柱の立設構造。
【請求項4】
前記締付け部材(40)に径方向に撓み変形可能な可撓片(44)が形成されており、該可撓片(44)の先端に前記スタンドパイプ(12)の内周面に当接可能な当接部(44c)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の支柱の立設構造。
【請求項5】
前記回り止め機構(C)は、前記締付け部材(40)を前記スタンドパイプ(12)に挿入したときに、前記締付け部材(40)の外周面に突設された固定突起(43)が、前記スタンドパイプ(12)に設けた固定穴(12a)に入り込むことで前記締付け部材(40)自体の回転を止めることを特徴とする請求項1に記載の支柱の立設構造。
【請求項6】
前記スタンドパイプ(12)の底板(13)の中心に雄ネジ部(13a)を突設すると共に、前記ベース部材(20)に前記雄ネジ部(13a)を螺着させるネジ穴(21)を形成したことを特徴とする請求項1に記載の支柱の立設構造。
【請求項7】
前記スタンドパイプ(12)の下部に目隠しキャップ(70)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の支柱の立設構造。
【請求項8】
ネジの締め付け時には隠れているが、ネジの締め付けが緩むと出現するネジ緩みサイン(81、82)を、前記スタンドパイプ(12)の外周面に設けたことを特徴とする請求項6に記載の支柱の立設構造。
【請求項9】
前記ネジ緩みサイン(81、82)が、穴、文字、図形、色彩又は記号のいずれかであることを特徴とする請求項8に記載の支柱の立設構造。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の支柱の立設構造と、一対のフレームパイプ(11)の上端に設けた手摺本体(30)と、を有することを特徴とする立ち上がり動作補助具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱をベース部材に立設するための支柱の立設構造及びその構造を有する立ち上がり動作補助具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ベース部材に立設した支柱に手摺本体を組み付けると共に転倒防止機構を取り付けて構成し、立ち上がることに不安定な病弱者等が使用した際の横荷重によっても転倒し難くした立ち上がり動作補助具が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3127542号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1では、垂直に立設したベース部の受部に、手摺本体の支柱部を挿入してパイプ同士を連結すると共に、その連結部分を外部からビス止めすることにより固定する構造であったことから手摺本体の高さ調整を行うことが簡単には出来ないという問題があった。
【0005】
また受部がベース部上に突き出しているので、ベース部を積み重ねての保管が難しいという問題もあった。
【0006】
更に、メンテナンス時の分解作業においては、パイプの連結部である手摺本体の支柱部とベース部の受部とを取り外すと容易に位置決めすることが困難であり、工具を用いて取り外す必要があることから、作業に時間がかかるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、支柱を構成するパイプ同士の位置決めが簡単で且つ確実に連結することができ、また分解時には容易に取り外すことができ、更には保管し易くした支柱の立設構造及びその構造を有する立ち上がり動作補助具を創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
細径のフレームパイプと太径のスタンドパイプとを連結して成る支柱の立設構造であって、
前記支柱を立設させるベース部材と、内周面に縮径部を有すると共に前記スタンドパイプの回転及び締付け部材自体の回転を規制する回り止め機構を有する締付け部材と、先端に向かって先細るテーパー面を有して前記フレームパイプと前記締付け部材との間に配置されるパイプ止め部材と、内部に前記フレームパイプを挿通した状態で前記締付け部材の上端に螺着される抑えキャップと、を有し、
該抑えキャップを締め付けると前記パイプ止め部材の前記テーパー面が前記締付け部材の前記縮径部を径方向に押圧することで、前記スタンドパイプに対するフレームパイプの位置決め固定が行われ、前記抑えキャップの締め付けを緩めると前記フレームパイプの位置決め固定が解除されることを特徴とする、と云うものである。
【0009】
本発明の第2の手段は、上記第1の手段に、前記フレームパイプの外周面にパイプの全長方向に沿って所定の間隔を有して穿設された複数の調整孔が配置され、前記パイプ止め部材の内周面に前記調整孔に嵌入可能な調節突起が形成されている、との手段を加えたものである。
【0010】
本発明の第3の手段は、上記第2の手段に、前記パイプ止め部材は、円筒の一部を全長方向に切欠き形成して成る開口部とそれ以外の半円筒部を有し、前記調節突起が前記半円筒部の内周面で且つ前記開口部と対向する位置に突設されている、との手段を加えたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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