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公開番号
2024112013
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-20
出願番号
2023016814
出願日
2023-02-07
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20240813BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 ベルト吸引搬送部の筐体への取付け時のズレにより、ベルト吸引搬送部におけるベルトのシート搬送方向への傾きが発生し、シートを搬送する際にシートを斜行させる虞がある。
【解決手段】 筐体と、前記筐体に設けられ、画像をシートに転写する転写部と、前記筐体に設けられ、前記転写部によって画像が転写されたシートを定着させる定着部と、前記転写部と前記定着部との間に設けられ、無端状のベルト部と、前記ベルト部を通過するベルト面にシートを吸引する吸引部と、を有し、前記吸引部によりシートを吸引しながら搬送する、前記筐体に取り付けられるベルト吸引搬送部と、前記ベルト面と直交する方向から視たとき、シート搬送方向に対する前記ベルト面の位置を、前記筐体に対して調整するためのベルト面調整手段と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に設けられ、画像をシートに転写する転写部と、
前記筐体に設けられ、前記転写部によって画像が転写されたシートを定着させる定着部と、
前記転写部と前記定着部との間に設けられ、無端状のベルト部と、前記ベルト部を通過するベルト面にシートを吸引する吸引部と、を有し、前記吸引部によりシートを吸引しながら搬送する、前記筐体に取り付けられるベルト吸引搬送部と、
前記ベルト面と直交する方向から視たとき、シート搬送方向に対する前記ベルト面の位置を、前記筐体に対して調整するためのベルト面調整手段と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記ベルト面調整手段は、略水平方向に対する前記ベルト面の位置を調整可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ベルト吸引搬送部は、複数の支持軸を有し、
前記筐体は、前記複数の支持軸に対応する支持軸を支持する複数の穴を有し、
前記支持軸が前記穴に挿入されることによって前記ベルト吸引搬送部が前記筐体に取り付けられた状態において、固定手段によって前記ベルト吸引搬送部の位置が固定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
第1筐体と、
前記第1筐体に連結される第2筐体と、
前記第1筐体に設けられ、画像をシートに転写する転写部と、
前記第2筐体に設けられ、前記転写部によって画像が転写されたシートを定着させる定着部と、
前記転写部と前記定着部との間に設けられ、無端状のベルト部と、前記ベルト部を通過するベルト面にシートを吸引する吸引部と、を有し、前記吸引部によりシートを吸引しながら搬送する複数のベルト吸引搬送部と、を備え、
前記前記複数のベルト吸引搬送部うち、最下流に設けられるベルト吸引搬送部は、前記第2筐体に取り付けられ、
前記複数のベルト吸引搬送部うち、最下流に設けられるベルト吸引搬送部の前記ベルト面と直交する方向から視たとき、シート搬送方向に対する前記ベルト面の位置を、前記第2筐体に対して調整するためのベルト面調整手段を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において2次転写部と定着部との間には、ベルト吸引搬送部が設けられている(特許文献1)。ベルト吸引搬送部は、無数の吸気孔が形成され回動可能に配設される無端ベルトと、無端ベルトの内側から吸気孔を通じてエアを吸引するファンと、を備えている。そして、ファンによりシートを無端ベルトに吸着しながら、無端ベルトを回転する。なお、そのベルト吸引搬送部は、画像形成装置本体の筐体に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-176265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ベルト吸引搬送部は筐体に対して位置決めされて固定されるが、ベルト吸引搬送部を筐体へ取付け際に、位置ズレが発生する虞がある。この取付けの位置ズレが発生した場合に、ベルト吸引搬送部におけるベルトによるシート搬送方向の傾きが発生し、シートを搬送する際にシートを斜行させる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、シートを転写部から定着部までの搬送するベルト吸引搬送部において、シートの斜行を低減することのできる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための、第一態様は、筐体と、前記筐体に設けられ、画像をシートに転写する転写部と、前記筐体に設けられ、前記転写部によって画像が転写されたシートを定着させる定着部と、前記転写部と前記定着部との間に設けられ、無端状のベルト部と、前記ベルト部を通過するベルト面にシートを吸引する吸引部と、を有し、前記吸引部によりシートを吸引しながら搬送する、前記筐体に取り付けられるベルト吸引搬送部と、前記ベルト面と直交する方向から視たとき、シート搬送方向に対する前記ベルト面の位置を、前記筐体に対して調整するためのベルト面調整手段と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートを転写部から定着部までの搬送するベルト搬送部において、シートの斜行を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1に係る画像形成装置の断面図
実施例1における画像形成装置の制御ブロック図
実施例1に係るベルト搬送ユニットの上面図
(a)実施例1に係るベルト搬送ユニットの斜視図、(b)実施例1に係るベルトを取り外した際のベルト搬送ユニットの斜視図
(a)実施例1に係るベルト搬送ユニットの筐体への奥側の位置決め構成の斜視図、(b)実施例1に係るベルト搬送ユニットの筐体への奥側の位置決め構成の背面図
(a)実施例1に係るベルト搬送ユニットの筐体への前側の位置決め構成の斜視図、(b)実施例1に係るベルト搬送ユニットの筐体への前側の位置決め構成の正面図
実施例2に係る画像形成装置の断面図
実施例2に係るベルト搬送ユニットの上面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照して説明する。
【実施例】
【0010】
<画像形成装置>
本実施形態に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器である。実施形態において画像形成装置100は、4色の画像形成ユニットを中間転写ベルト上に配置した中間転写方式の画像形成装置である。
(【0011】以降は省略されています)
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