TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024107995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023012223
出願日2023-01-30
発明の名称配管アダプター
出願人大成技研株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F16L 55/07 20060101AFI20240802BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】排気ガスに起因する異物が配管の内部に付着することを抑制する。
【解決手段】配管アダプター30は、第1の配管21と第2の配管22とを接続し、第1の配管21から流入した排気ガスを第2の配管22へ流出させる配管アダプター30であって、配管アダプター30の内部に導入された熱ガスにより、配管アダプター30の内面に沿って排気ガスの流れの上流側から下流側へ向かって螺旋状に流れる渦旋回流を形成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1の配管と第2の配管とを接続し、前記第1の配管から流入した排気ガスを前記第2の配管へ流出させる配管アダプターであって、
前記配管アダプターの内部に導入された熱ガスにより、前記配管アダプターの内面に沿って前記排気ガスの流れの上流側から下流側へ向かって螺旋状に流れる渦旋回流を形成する配管アダプター。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
壁部と、壁部の内側に配置された案内管を有し、前記壁部と前記案内管との間に、前記熱ガスが通る熱ガス流路が形成される、請求項1に記載の配管アダプター。
【請求項3】
前記案内管は、前記下流側へ向かうにつれて中心軸線に近づくように延びる傾斜部と、前記傾斜部の下流側の端部に接続され、前記中心軸線と平行に延びる平行部と、を有する、請求項2に記載の配管アダプター。
【請求項4】
前記熱ガス流路に前記熱ガスを導入する導入管と、
前記壁部において前記導入管が開口する開口部を有する、請求項2に記載の配管アダプター。
【請求項5】
前記導入管は、前記開口部において径方向に対して傾斜した方向に延びる、請求項4に記載の配管アダプター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配管アダプターに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
半導体製造プロセスや液晶製造プロセスで生じる排気ガスには、人体に有害な成分が含まれている。例えば、半導体製造プロセスには、イオン注入法、アルミ等の金属エッチング法、CVD法を含む各種の方式が採用されている。いずれの方式を採用した半導体製造プロセスにおいても、フッ化水素酸、シランガス、テトラエトキシシラン、アンモニア等の有害ガスや反応生成物等の夾雑物、その他ミストやダストといった微粒子が混在する排気ガスが発生する。そのため、半導体製造プロセスや液晶製造プロセスでは、排気ガス中に混在する微粒子を除去するための除害設備が用いられている。例えば特許文献1には、排気ガス中に含まれる微粒子を除去することができるフィルター装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-74362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体製造プロセスや液晶製造プロセスで生じる高温の排気ガス中には、気化した状態の成分(気化成分)も含まれる。このような気化成分は、従来のフィルター装置を用いても十分に除去できない場合がある。従来の除害設備は、配管で互いに接続されたフィルター装置や後段の除害装置を含んでいる。排気ガスは、配管を通って各装置へ送られる。このとき、排気ガス中の気化成分が、配管の壁面で冷却されて凝縮又は固化(粉化)して異物となり、配管の壁面に付着することがある。壁面に付着した異物は、配管の詰まりの原因となり得る。したがって、従来は、定期的に配管を取り外して配管の内部を清掃する必要があった。
【0005】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、排気ガスに起因する異物が配管の内部に付着することを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による配管アダプターは、
[1]第1の配管と第2の配管とを接続し、前記第1の配管から流入した排気ガスを前記第2の配管へ流出させる配管アダプターであって、
前記配管アダプターの内部に導入された熱ガスにより、前記配管アダプターの内面に沿って前記排気ガスの流れの上流側から下流側へ向かって螺旋状に流れる渦旋回流を形成する配管アダプター、である。
【0007】
本発明による配管アダプターは、
[2]壁部と、壁部の内側に配置された案内管を有し、前記壁部と前記案内管との間に、前記熱ガスが通る熱ガス流路が形成される、[1]に記載の配管アダプター、である。
【0008】
本発明による配管アダプターは、
[3]前記案内管は、前記下流側へ向かうにつれて中心軸線に近づくように伸びる傾斜部と、前記傾斜部の下流側の端部に接続され、前記中心軸線と平行に伸びる平行部と、を有する、[2]に記載の配管アダプター、である。
【0009】
本発明による配管アダプターは、
[4]前記熱ガス流路に前記熱ガスを導入する導入管と、
前記壁部において前記導入管が開口する開口部を有する、[2]又は[3]に記載の配管アダプター、である。
【0010】
本発明による配管アダプターは、
[5]前記導入管は、前記開口部において径方向に対して傾斜した方向に延びる、[4]に記載の配管アダプター、である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

大成技研株式会社
フィルター装置
10日前
大成技研株式会社
配管アダプター
5か月前
個人
流路体
13日前
個人
クラッチ装置
17日前
個人
保持機
3か月前
個人
免震留具
2か月前
個人
振り子式免震装置
3か月前
個人
ネジの緩み防止装置
3か月前
個人
固着具と成形品部材
10日前
藤井電工株式会社
フック
3か月前
個人
緩み防止ナット
3か月前
株式会社アイシン
駆動装置
13日前
株式会社テイエルブイ
自動弁
3か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
24日前
カヤバ株式会社
緩衝器
24日前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
3日前
株式会社不二工機
電磁弁
3か月前
矢崎化工株式会社
連結具
24日前
株式会社不二工機
電動弁
16日前
未来工業株式会社
固定体
1か月前
株式会社ナベル
直動機構
1か月前
株式会社不二工機
逆止弁
9日前
株式会社キッツ
逆止め弁
4か月前
日動電工株式会社
保持具
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
個人
配管用エルボカバー
3か月前
株式会社フジキン
バルブ
3か月前
株式会社トヨックス
可撓管
2か月前
株式会社PILLAR
継手
1か月前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
26日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精工株式会社
密封型転がり軸受
2か月前
エバック株式会社
断熱ホース
2日前
NTN株式会社
玉軸受
1か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
4か月前
続きを見る