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公開番号2024106666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023011054
出願日2023-01-27
発明の名称人力駆動車用のリアスプロケット
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 9/10 20060101AFI20240801BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】変速を促進する領域への泥等の汚れの付着を抑制できる人力駆動車用のリアスプロケットを提供する。
【解決手段】人力駆動車用のリアスプロケットは、スプロケット本体と、径方向において、スプロケット本体の外周から径方向外側に延びる複数のスプロケット歯と、を備え、複数のスプロケット歯は、複数のアップシフト促進歯を含み、複数のアップシフト促進歯は、アップシフト開始歯と、アップシフト凹部歯と、を含み、アップシフト開始歯は、第1アップシフト凹部を有し、アップシフト凹部歯は、第2アップシフト凹部を有し、第1アップシフト歯底が、周方向において、アップシフト開始歯と、アップシフト凹部歯との間に定義され、第1アップシフト面取り部が、少なくとも第1アップシフト歯底に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のリアスプロケットであって、軸方向、径方向、および、周方向を定義する回転中心軸心と、軸方向外側面と、前記軸方向において、前記軸方向外側面の反対側に設けられ、前記リアスプロケットが前記人力駆動車に搭載される搭載状態において、前記人力駆動車の中心軸心面に対向するように構成される軸方向内側面と、を有し、
スプロケット本体と、
前記径方向において、前記スプロケット本体の外周から径方向外側に延びる複数のスプロケット歯と、を備え、
前記複数のスプロケット歯は、前記リアスプロケットから、前記リアスプロケットと隣接小スプロケットとの間に他のスプロケットが無いように、前記リアスプロケットと隣接する前記隣接小スプロケットに向かって、駆動チェーンが移動するアップシフトオペレーションを促進するように構成される複数のアップシフト促進歯を含み、
前記複数のアップシフト促進歯は、前記アップシフトオペレーションにおいて、前記駆動チェーンから最初に外れるように構成されるアップシフト開始歯と、アップシフト凹部歯と、を含み、
前記アップシフト開始歯は、前記軸方向において、前記軸方向外側面から前記軸方向内側面に向かって凹むように前記アップシフト開始歯の前記軸方向外側面に設けられる第1アップシフト凹部を有し、
前記アップシフト凹部歯は、
前記軸方向において、前記軸方向外側面から前記軸方向内側面に向かって凹むように前記アップシフト凹部歯の前記軸方向外側面に設けられる第2アップシフト凹部を有し、
前記周方向において、前記アップシフト開始歯と前記アップシフト凹部歯との間に他の歯が無いように、前記リアスプロケットの駆動回転方向に関する前記アップシフト開始歯の上流側において、前記アップシフト開始歯に隣接し、
第1アップシフト歯底が、前記周方向において、前記アップシフト開始歯と、前記アップシフト凹部歯との間に定義され、
第1アップシフト面取り部が、少なくとも前記第1アップシフト歯底に設けられる、リアスプロケット。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記第1アップシフト面取り部は、6mm以上の第1最大周方向長さを有する、請求項1に記載のリアスプロケット。
【請求項3】
前記第1最大周方向長さは、9mm以下である、請求項2に記載のリアスプロケット。
【請求項4】
前記第1アップシフト面取り部は、0.2mm以上の第1最大軸方向長さを有する、請求項1に記載のリアスプロケット。
【請求項5】
前記第1最大軸方向長さは、0.4mm以下である、請求項4に記載のリアスプロケット。
【請求項6】
前記複数のスプロケット歯は、前記周方向において、前記アップシフト凹部歯と隣接歯との間に他の歯が無いように、前記駆動回転方向に関する前記アップシフト凹部歯の上流側に、前記アップシフト凹部歯に隣接する前記隣接歯をさらに含み、
第2アップシフト歯底が、前記周方向において、前記アップシフト凹部歯と、前記隣接歯との間に定義され、
第2アップシフト面取り部が、少なくとも前記第2アップシフト歯底に設けられる、請求項1に記載のリアスプロケット。
【請求項7】
前記第2アップシフト面取り部は、6mm以上の第2最大周方向長さを有する、請求項6に記載のリアスプロケット。
【請求項8】
前記第2最大周方向長さは、9mm以下である、請求項7に記載のリアスプロケット。
【請求項9】
前記第2アップシフト面取り部は、0.2mm以上の第2最大軸方向長さを有する、請求項6に記載のリアスプロケット。
【請求項10】
前記第2最大軸方向長さは、0.4mm以下である、請求項9に記載のリアスプロケット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のリアスプロケットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されるリアスプロケットは、ディレイラによる変速を促進するための変速促進領域を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第6340338号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、変速を促進する領域への泥等の汚れの付着を抑制できる人力駆動車用のリアスプロケットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従うリアスプロケットは、人力駆動車用のリアスプロケットであって、軸方向、径方向、および、周方向を定義する回転中心軸心と、軸方向外側面と、前記軸方向において、前記軸方向外側面の反対側に設けられ、前記リアスプロケットが前記人力駆動車に搭載される搭載状態において、前記人力駆動車の中心軸心面に対向するように構成される軸方向内側面と、を有し、スプロケット本体と、前記径方向において、前記スプロケット本体の外周から径方向外側に延びる複数のスプロケット歯と、を備え、前記複数のスプロケット歯は、前記リアスプロケットから、前記リアスプロケットと隣接小スプロケットとの間に他のスプロケットが無いように、前記リアスプロケットと隣接する前記隣接小スプロケットに向かって、駆動チェーンが移動するアップシフトオペレーションを促進するように構成される複数のアップシフト促進歯を含み、前記複数のアップシフト促進歯は、前記アップシフトオペレーションにおいて、前記駆動チェーンから最初に外れるように構成されるアップシフト開始歯と、アップシフト凹部歯と、を含み、前記アップシフト開始歯は、前記軸方向において、前記軸方向外側面から前記軸方向内側面に向かって凹むように前記アップシフト開始歯の前記軸方向外側面に設けられる第1アップシフト凹部を有し、前記アップシフト凹部歯は、前記軸方向において、前記軸方向外側面から前記軸方向内側面に向かって凹むように前記アップシフト凹部歯の前記軸方向外側面に設けられる第2アップシフト凹部を有し、前記周方向において、前記アップシフト開始歯と前記アップシフト凹部歯との間に他の歯が無いように、前記リアスプロケットの駆動回転方向に関する前記アップシフト開始歯の上流側において、前記アップシフト開始歯に隣接し、第1アップシフト歯底が、前記周方向において、前記アップシフト開始歯と、前記アップシフト凹部歯との間に定義され、第1アップシフト面取り部が、少なくとも前記第1アップシフト歯底に設けられる。
第1側面のリアスプロケットによれば、第1アップシフト面取り部によって第1アップシフト歯底から泥等を落とせるため、アップシフトオペレーションを促進する変速促進領域への泥等の汚れの付着を抑制できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面のリアスプロケットにおいて、前記第1アップシフト面取り部は、6mm以上の第1最大周方向長さを有する。
第2側面のリアスプロケットによれば、第1アップシフト面取り部は、6mm以上の第1最大周方向長さを有するため、リアスプロケットにおけるアップシフトオペレーションを促進する領域への泥等の付着を抑制できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う第3側面のリアスプロケットにおいて、前記第1最大周方向長さは、9mm以下である。
第3側面のリアスプロケットによれば、第1最大周方向長さは、6mm以上、かつ、9mm以下のため、リアスプロケットにおけるアップシフトオペレーションを促進する領域の強度を確保できる。
【0008】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面のリアスプロケットにおいて、前記第1アップシフト面取り部は0.2mm以上の第1最大軸方向長さを有する。
第4側面のリアスプロケットによれば、第1アップシフト面取り部は0.2mm以上の第1最大軸方向長さを有するため、リアスプロケットにおけるアップシフトオペレーションを促進する領域への泥等の付着を抑制できる。
【0009】
本開示の第4側面に従う第5側面のリアスプロケットにおいて、前記第1最大軸方向長さは、0.4mm以下である。
第5側面のリアスプロケットによれば、第1最大軸方向長さは、0.2mm以上、かつ、0.4mm以下であるため、リアスプロケットにおけるアップシフトオペレーションを促進する領域の強度を確保できる。
【0010】
本開示の第1から第5側面のいずれか1つに従う第6側面のリアスプロケットにおいて、前記複数のスプロケット歯は、前記周方向において、前記アップシフト凹部歯と隣接歯との間に他の歯が無いように、前記駆動回転方向に関する前記アップシフト凹部歯の上流側に、前記アップシフト凹部歯に隣接する前記隣接歯をさらに含み、第2アップシフト歯底が、前記周方向において、前記アップシフト凹部歯と、前記隣接歯との間に定義され、第2アップシフト面取り部が、少なくとも前記第2アップシフト歯底に設けられる。
第6側面のリアスプロケットによれば、第2アップシフト面取り部によって第2アップシフト歯底から泥等を落とせるため、リアスプロケットにおけるアップシフトオペレーションを促進する領域への泥等の汚れの付着を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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