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公開番号2024106145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023010284
出願日2023-01-26
発明の名称通信装置
出願人日本信号株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 47/195 20200101AFI20240731BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】信号灯器による信号表示に、可視光等による信号通信を併せて行うに際して、信号灯器における信号表示としての機能を確実に維持できる通信装置を提供すること。
【解決手段】通信装置100は、信号灯器RSg,RSy,RSrの点灯及び消灯の制御を行う灯器駆動回路10と、灯器駆動回路10による信号灯器RSg,RSy,RSrの点灯制御に関する指令の状況に応じて動作する通信部20とを備え、信号灯器RSg,RSy,RSrは、複数の発光素子EEで構成され、複数の発光素子EEは、通信部20での障害発生が点灯制御に影響した場合において、点灯形状LSを維持するように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
信号灯器の点灯及び消灯の制御を行う灯器駆動回路と、
前記灯器駆動回路による前記信号灯器の点灯制御に関する指令の状況に応じて動作する通信部と
を備え、
前記信号灯器は、複数の発光素子で構成され、
前記複数の発光素子は、前記通信部での障害発生が点灯制御に影響した場合において、点灯形状を維持するように配置されている、通信装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記信号灯器は、前記灯器駆動回路から点灯指令が出力されると点灯し、点灯指令が出力されないと消灯し、
前記通信部は、前記灯器駆動回路からの点灯指令がある場合に通信データを発信する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記灯器駆動回路は、リレー回路で構成されている、請求項1及び2のいずれか一項に記載の通信装置。
【請求項4】
前記灯器駆動回路は、前記信号灯器を構成する前記複数の発光素子について点灯及び消灯の制御を行い、
前記通信部は、前記複数の発光素子の一部について、前記灯器駆動回路から分岐して出力される点灯指令に対して、点滅動作させる点滅指令を重畳して可視光通信を行わせる通信回路を有する、請求項1に記載の通信装置。
【請求項5】
前記灯器駆動回路は、前記複数の発光素子の他の一部について、前記通信回路を経ることなく点灯させる、請求項4に記載の通信装置。
【請求項6】
前記通信部は、無線通信を行う無線通信部である、請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記無線通信部は、前記灯器駆動回路から出力される点灯指令を電源として動作する、請求項6に記載の通信装置。
【請求項8】
前記灯器駆動回路は、前記信号灯器としての鉄道信号灯器又は交通信号灯器の制御を行い、
前記通信部は、鉄道又は交通に関する補助的情報を発信する、請求項1に記載の通信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、信号灯器により信号表示になされている際に、情報通信を行う通信装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、点灯装置やLED式歩行者信号灯器において、信号灯器の点灯を利用して可視光による信号通信を行うものが知られている(特許文献1~3参照)。
【0003】
しかしながら、上記特許文献1、2では、可視光通信を行っているものの、信頼性の高い通信が行われるかは不明である。また、例えば上記特許文献3のように、交通信号の信号灯器に可視光通信を利用するといった場合では、交通信号としての高い信頼性が維持されていることが前提となり、可視光通信によりこれが妨げられるおそれが無いようにする必要がある。端的には、フェールセーフの観点から、青においてショートで故障、赤においてオープンで故障といったことが生じないようにする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-40781号公報
特開2018-195503号公報
特開2008-117206号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、信号灯器による信号表示に、可視光等による信号通信を併せて行うに際して、信号灯器における信号表示としての機能を確実に維持できる通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するための通信装置は、信号灯器の点灯及び消灯の制御を行う灯器駆動回路と、灯器駆動回路による信号灯器の点灯制御に関する指令の状況に応じて動作する通信部とを備え、信号灯器は、複数の発光素子で構成され、複数の発光素子は、通信部での障害発生が点灯制御に影響した場合において、点灯形状を維持するように配置されている。
【0007】
上記通信装置では、通信部において、灯器駆動回路の点灯制御についての指令の状況に応じて通信の動作をするか否かが定まる態様としていることで、例えば通信部の信頼性が低いような場合であっても、灯器駆動回路による点灯制御の信頼性に応じた通信が可能となる。さらに、上記の態様では、通信部での障害発生が点灯制御に影響するようなことがあっても、複数の発光素子で構成される信号灯器において点灯形状が維持されることで、信号灯器における信号表示としての機能を確保できる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、信号灯器は、灯器駆動回路から点灯指令が出力されると点灯し、点灯指令が出力されないと消灯し、通信部は、灯器駆動回路からの点灯指令がある場合に通信データを発信する。この場合、灯器駆動回路からの点灯指令にしたがって信号灯器の点灯消灯がなされることで、信号灯器による信号表示に高い信頼性をもたせ、通信部は、灯器駆動回路に従って点灯指令がある場合に通信データを発信することで、点灯制御の信頼性に応じた通信が可能となる。
【0009】
本発明の別の側面では、灯器駆動回路は、鉄道信号で使用されている高信頼のリレー回路で構成されている。この場合、灯器駆動回路における高い信頼性を確保できる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、灯器駆動回路は、信号灯器を構成する複数の発光素子について点灯及び消灯の制御を行い、通信部は、複数の発光素子の一部について、灯器駆動回路から分岐して出力される点灯指令に対して、点滅動作させる点滅指令を重畳して可視光通信を行わせる通信回路を有する。この場合、複数の発光素子の一部を利用した可視光通信により、信号灯器による信号表示に、信号通信を重畳させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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