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公開番号
2025014999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118040
出願日
2023-07-20
発明の名称
一体型リーダライタ
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/00 20060101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約
【課題】スマートフォンに表示された二次元コードの認証をより確実に実行できる一体型リーダライタを提供する。
【解決手段】非接触ICリーダライタ40と二次元コードリーダ30を一体化したリーダライタに、スマートフォンにおけるディスプレイの照度を検出する照度センサ51と、認証媒体の接近を検出する近接センサ(測距センサ)52とを設けた。そして、近接センサが認証媒体の接近を検知し、照度センサの取得した照度からスマートフォンが翳されたと判定した場合に、非接触ICリーダライタによる検知動作を一時停止させる、ことを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
非接触ICリーダライタと二次元コードリーダを一体化したリーダライタであって、
スマートフォンにおけるディスプレイの照度を検出する照度センサと、認証媒体の接近を検出する近接センサとを備え、
前記近接センサが認証媒体の接近を検知し、前記照度センサの取得した照度からスマートフォンが翳されたと判定した場合に、前記非接触ICリーダライタによる検知動作を一時停止させる、ことを特徴とする一体型リーダライタ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記近接センサは、ToF(Time of Flight)方式の測距センサであり、前記認証媒体が所定距離よりも近付いたときに、前記認証媒体の接近を検出するものである、請求項1に記載の一体型リーダライタ。
【請求項3】
前記所定距離は、スマートフォンのNFC(near field communication)機能による通信可能距離よりも遠い、請求項2に記載の一体型リーダライタ。
【請求項4】
前記照度センサによる前記スマートフォンのディスプレイの照度を検知する距離は、スマートフォンのNFC(near field communication)機能による通信可能距離よりも遠い、請求項1に記載の一体型リーダライタ。
【請求項5】
前記非接触ICリーダライタによる検知動作の一時停止は、ポーリングを一時停止するものである、請求項1に記載の一体型リーダライタ。
【請求項6】
請求項1乃至5いずれか1項に記載の一体型リーダライタを、搭乗ゲートに組み込むことを特徴とする一体型リーダライタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、非接触ICリーダライタと二次元コードリーダを一体化した一体型リーダライタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、空港向け搭乗ゲートでは、非接触ICリーダライタと二次元コードリーダを一体化した一体型リーダライタが使用されている。一体型リーダライタとは、非接触ICリーダライタのアンテナ内部に、二次元コードリーダを実装した形態の装置を指す。この装置は、認証媒体に応じてタッチする、あるいは翳す場所を変える必要がないことから、利用者にとって分かりやすく使い勝手が良い。また、搭乗ゲートの情報読取部に実装する際のスペースを小さくできる、という利点もある。
【0003】
この種の読取装置については、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1の読取装置は、二次元コード読取部と、非接触IC通信部とを備えている。二次元コードの存在可能範囲は、非接触IC通信部の通信成立範囲よりも広くなっており、この存在可能範囲内で二次元コードを検出した場合に、非接触IC通信部の動作を停止させている。これによって、読取装置の利用者が二次元コードによる読取りを行わせたいにも拘わらず、非接触IC通信部が動作してしまうのを回避できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-118971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1の技術は、二次元コードの読み取りが正常に行われることが前提となっている。しかしながら、利用者がスマートフォンにQRコード(登録商標)を表示させて二次元コード読取部に斜めに翳したり、二次元コードの一部が指で隠れていたりなどすると、二次元コードの検出が遅れることになる。このような二次元コードの検出の遅れは、非接触IC通信部の動作停止を遅らせることになり、二次元コード読取部と非接触IC通信部が同時に動作して干渉し、認証がスムーズにできない可能性がある。このため、特殊な条件下での二次元コードの認証の確実性という点ではまだ改良の余地がある。
【0006】
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スマートフォンに表示された二次元コードの認証をより確実に実行できる一体型リーダライタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一体型リーダライタは、非接触ICリーダライタと二次元コードリーダを一体化したリーダライタであって、スマートフォンにおけるディスプレイの照度を検出する照度センサと、認証媒体の接近を検出する近接センサとを備え、前記近接センサが認証媒体の接近を検知し、前記照度センサの取得した照度からスマートフォンが翳されたと判定した場合に、前記非接触ICリーダライタによる検知動作を一時停止させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、近接センサが認証媒体の接近を検知し、照度センサで取得した照度からスマートフォンが翳されたと判定した場合に、非接触ICリーダライタによる検知動作を一時停止させる。このため、スマートフォンを二次元コード読取部に斜めに翳したり、二次元コードの一部が指で隠れていたりなどしても影響を受けずに、非接触ICリーダライタによる検知動作を停止させることができる。また、近接センサで認証媒体の接近を検出したときに非接触ICリーダライタによる検知動作を停止させるので、照度センサが周囲の照度変化の影響を受けて検知動作を停止させるのを抑制できる。
従って、本発明によれば、スマートフォンに表示された二次元コードの認証をより確実に実行できる一体型リーダライタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る一体型リーダライタが適用される搭乗ゲートの概略構成を示す外観斜視図である。
図1の搭乗ゲートにおける本体の側面図である。
本発明の実施形態に係る一体型リーダライタの機能ブロック図である。
図3に示した一体型リーダライタの動作を示すフローチャートである。
従来の一体型リーダライタの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る一体型リーダライタが適用される搭乗ゲートの概略構成を示している。搭乗ゲート10は、例えば空港で用いられるもので、矢印AAで示す通路(特定位置)11aに沿って対向配置された一対の本体11-1,11-2と、これら本体11-1,11-2の上方に配置された人物カウント部12とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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