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公開番号
2025008706
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111109
出願日
2023-07-06
発明の名称
要領書作成支援システム
出願人
中国電力株式会社
代理人
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250109BHJP(計算;計数)
要約
【課題】実際の作業に基づく要領書の作成を支援する。
【解決手段】作業の模範を示す模範作業者Mが発する作業動作を示す音声を動作呼称とし、模範作業者Mによる一連の作業状況を撮影するとともに音声を集音するカメラ21、マイク22と、カメラ21、マイク22で撮影された画像と集音された音声を解析し、模範作業者Mが動作呼称を発した際に、動作呼称を文字で示す作業動作文字情報を作成するとともに、動作呼称時周辺の画像から、動作呼称に対応する作業動作を作業動作画像として抽出し、作業動作文字情報と作業動作画像を関連付けて記憶する支援コンピュータ4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業の模範を示す模範作業者が発する作業動作を示す音声を動作呼称とし、
前記模範作業者による一連の作業状況を撮影するとともに音声を集音する撮影集音手段と、
前記撮影集音手段で撮影された画像と集音された音声を記憶する画像音声記憶手段と、
前記画像音声記憶手段に記憶された音声を解析し、前記模範作業者が前記動作呼称を発した際に、前記動作呼称を文字で示す作業動作文字情報を作成するとともに、前記画像音声記憶手段に記憶された前記動作呼称時周辺の画像から、前記動作呼称に対応する作業動作を作業動作画像として抽出する要領作成手段と、
前記作業動作文字情報と前記作業動作画像を関連付けて記憶する要領記憶手段と、
を備えることを特徴とする要領書作成支援システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記要領作成手段は、前記作業動作画像に基づいて、該作業動作画像中の動作をイラスト化した作業動作イラストを作成し、
前記要領記憶手段は、前記作業動作イラストを前記作業動作文字情報と前記作業動作画像に関連付けて記憶する、
ことを特徴とする請求項1に記載の要領書作成支援システム。
【請求項3】
模範作業者が発する確認事項を示す音声を確認呼称とし、
前記要領作成手段は、前記画像音声記憶手段に記憶された音声を解析し、前記模範作業者が確認呼称を発した際に、前記確認呼称を文字で示す確認事項文字情報を作成し、
前記要領記憶手段は、前記確認事項文字情報を記憶する、
ことを特徴とする請求項1に記載の要領書作成支援システム。
【請求項4】
前記要領作成手段は、前記画像音声記憶手段に記憶された音声および画像から、前記確認呼称時から所定時間内の音声および画像を動作結果情報として抽出し、
前記要領記憶手段は、前記動作結果情報を前記確認事項文字情報と関連付けて記憶する、
ことを特徴とする請求項3に記載の要領書作成支援システム。
【請求項5】
前記要領作成手段は、前記模範作業者による一連の作業の要領を示す要領書を、前記要領記憶手段に記憶された前記作業動作文字情報を時系列に配置して作成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の要領書作成支援システム。
【請求項6】
前記要領作成手段で作成された要領書を編集するための要領書編集手段を備える、
ことを特徴とする請求項5に記載の要領書作成支援システム。
【請求項7】
前記要領作成手段は、前記画像音声記憶手段に記憶された音声が入力されると、前記模範作業者が前記動作呼称を発したか否かを判定し、発した場合に前記動作呼称を文字で示す作業動作文字情報が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された作業動作用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項1に記載の要領書作成支援システム。
【請求項8】
前記要領作成手段は、前記作業動作画像が入力されると、該作業動作画像中の動作をイラスト化した作業動作イラストが出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習されたイラスト用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項2に記載の要領書作成支援システム。
【請求項9】
前記要領作成手段は、前記画像音声記憶手段に記憶された音声が入力されると、前記模範作業者が前記確認呼称を発したか否かを判定し、発した場合に前記確認呼称を文字で示す確認事項文字情報が出力されるように、過去の実績データに基づいて機械学習された確認事項用学習モデルを用いる、
ことを特徴とする請求項3に記載の要領書作成支援システム。
【請求項10】
通信機能とAR機能を備え、ユーザが装着するメガネ型のウェアラブル端末を備え、
前記ウェアラブル端末は、前記ユーザの操作に従って、前記要領記憶手段に記憶された前記作業動作文字情報および前記作業動作画像の少なくとも一方を仮想画像として表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の要領書作成支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、要領書の作成を支援する要領書作成支援システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、発電所における各種作業・業務の要領書(手順書)を作成する場合、従来は、実際に作業・操作をしながら人が作業内容を逐次記録(メモ)し、記録のたびに作業を止めていた。さらに、ハンドルやダイヤルなどの操作量や、操作による周囲の変化(操作結果)なども、人が見聞きして記録する必要があった。
【0003】
一方、説明書の作成を効率良く行うことができる、という説明書作成装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置は、テキストや画像を含むデータをモジュール要素として定義して保持し、モジュール要素の中で必要なものの組み合わせや適用順をモジュール構成として定義して、モジュール構成の定義に従ってモジュール要素を抽出、配列するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-235646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来は、実際に作業をしながら人が操作内容を記録するため、多大な労力と時間を要するだけではなく、記録のたびに作業を止めなければならず、一連の作業の流れが途切れてしまい、動作やタイミングが通常時とは異なってしまうおそれがあった。また、操作量や操作結果などを人が見聞きして記録するため、人の感覚に左右されてしまい、適正な記録が行われないおそれがあった。
【0006】
このような背景の下、実際の作業に基づいて容易に要領書を作成できるような技術が求められていた。一方、特許文献1の装置では、テキストや画像を含むモジュール要素を定義し、モジュール構成の定義に従ってモジュール要素を抽出、配列するだけであり、実際の作業に基づいて要領書を作成できるものではない。
【0007】
そこで本発明は、実際の作業に基づく要領書の作成を支援可能な要領書作成支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、作業の模範を示す模範作業者が発する作業動作を示す音声を動作呼称とし、前記模範作業者による一連の作業状況を撮影するとともに音声を集音する撮影集音手段と、前記撮影集音手段で撮影された画像と集音された音声を記憶する画像音声記憶手段と、前記画像音声記憶手段に記憶された音声を解析し、前記模範作業者が前記動作呼称を発した際に、前記動作呼称を文字で示す作業動作文字情報を作成するとともに、前記画像音声記憶手段に記憶された前記動作呼称時周辺の画像から、前記動作呼称に対応する作業動作を作業動作画像として抽出する要領作成手段と、前記作業動作文字情報と前記作業動作画像を関連付けて記憶する要領記憶手段と、を備えることを特徴とする要領書作成支援システムである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1に記載の要領書作成支援システムにおいて、前記要領作成手段は、前記作業動作画像に基づいて、該作業動作画像中の動作をイラスト化した作業動作イラストを作成し、前記要領記憶手段は、前記作業動作イラストを前記作業動作文字情報と前記作業動作画像に関連付けて記憶する、ことを特徴とする。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1に記載の要領書作成支援システムにおいて、模範作業者が発する確認事項を示す音声を確認呼称とし、前記要領作成手段は、前記画像音声記憶手段に記憶された音声を解析し、前記模範作業者が確認呼称を発した際に、前記確認呼称を文字で示す確認事項文字情報を作成し、前記要領記憶手段は、前記確認事項文字情報を記憶する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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