TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025017254
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120289
出願日
2023-07-24
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人一色国際特許事務所
主分類
E21B
25/00 20060101AFI20250129BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】学習モデルを用いて一定の精度を有するボーリングコアのスケッチ画像を作成する。
【解決手段】プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置であって、過去において、地層から採取された第1ボーリングコアの第1撮影画像を示す特徴量と、前記第1ボーリングコアの第1スケッチ画像を示すラベルと、を対応付けた学習データに基づいて学習を行う学習モデルを記憶し、現在において、地層から採取された第2ボーリングコアの第2撮影画像を前記学習モデルに入力することにより、前記第2ボーリングコアの第2スケッチ画像を作成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサ及び記憶装置を有し、
過去において、地層から採取された第1ボーリングコアの第1撮影画像を示す特徴量と、前記第1ボーリングコアの第1スケッチ画像を示すラベルと、を対応付けた学習データに基づいて学習を行う学習モデルを記憶し、
現在において、地層から採取された第2ボーリングコアの第2撮影画像を前記学習モデルに入力することにより、前記第2ボーリングコアの第2スケッチ画像を作成する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記第1スケッチ画像は、前記第1ボーリングコアの地質の記載を含む画像であり、
前記第2スケッチ画像は、前記第2ボーリングコアの地質の記載を含む画像である
情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質を示す情報を含む
情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質について、割れ目の多さを表す指標であるRQD(Rock Quality Designation)の情報を含む
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質の判定事例を示す情報を含む
情報処理装置。
【請求項6】
プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置が、
過去において、地層から採取された第1ボーリングコアの第1撮影画像を示す特徴量と、前記第1ボーリングコアの第1スケッチ画像を示すラベルと、を対応付けた学習データに基づいて学習を行う学習モデルを記憶し、
現在において、地層から採取された第2ボーリングコアの第2撮影画像を前記学習モデルに入力することにより、前記第2ボーリングコアの第2スケッチ画像を作成する
情報処理方法。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理方法であって、
前記第1スケッチ画像は、前記第1ボーリングコアの地質の記載を含む画像であり、
前記第2スケッチ画像は、前記第2ボーリングコアの地質の記載を含む画像である
情報処理方法。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理方法であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質を示す情報を含む
情報処理方法。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理方法であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質について、割れ目の多さを表す指標であるRQD(Rock Quality Designation)の情報を含む
情報処理方法。
【請求項10】
請求項6に記載の情報処理方法であって、
前記特徴量は、前記第1ボーリングコアの地質の判定事例を示す情報を含む
情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤調査のために採取されたボーリングコアのスケッチ画像を作成するための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、ボーリング用の掘削機で地中を掘削してボーリングコアを採取し、採取したボーリングコアを観察しながら地層の地質(性質、構造、色調、種類等)を調査することにより、地盤がどの程度の地耐力を有しているのかを把握する地盤調査が知られている。(例えば特許文献1を参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-197446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
地盤調査を行う場合、採取したボーリングコアにおける地層の地質の調査結果を記録として残すために、ボーリングコアのスケッチ画像を作成している。ボーリングコアのスケッチ画像とは、採取したボーリングコアを描き、更に描いたボーリングコアのスケッチに対して採取したボーリングコアにおける地層の地質を説明する文言、記号、数字等を付記した画像のことである。
【0005】
ボーリングコアのスケッチ画像は、例えばこのスケッチを専門とする作業者によって作成される。しかし、ボーリングコアのスケッチ画像の作成に関して、作業者の熟練度は様々であることから、作業者によっては、採取したボーリングコアを観察したとしても、スケッチ画像に地層の地質を十分に反映できず、全体として不十分なスケッチ画像となってしまう虞があった。
【0006】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ボーリングコアの撮影画像を基にボーリングコアのスケッチ画像を作成するための情報処理装置及び情報処理方法を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明のうちの1つは、プロセッサ及び記憶装置を有する情報処理装置であって、過去において、地層から採取された第1ボーリングコアの第1撮影画像を示す特徴量と、前記第1ボーリングコアの第1スケッチ画像を示すラベルと、を対応付けた学習データに基づいて学習を行う学習モデルを記憶し、現在において、地層から採取された第2ボーリングコアの第2撮影画像を前記学習モデルに入力することにより、前記第2ボーリングコアの第2スケッチ画像を作成する。
【0008】
本発明の情報処理装置によれば、スケッチ画像を作成する専門の作業者に依頼することなく、現在におけるボーリングコアの撮影画像を基に、一定の精度を有するボーリングコアのスケッチ画像を作成することが可能となる。
【0009】
上記目的を達成するための本発明のうちの他の1つは、情報処理装置において、前記第1スケッチ画像は、前記第1ボーリングコアの地質の記載を含む画像であり、前記第2スケッチ画像は、前記第2ボーリングコアの地質の記載を含む画像である。
【0010】
本発明の情報処理装置によれば、現在におけるボーリングコアの撮影画像を基に、地質の情報を含むボーリングコアのスケッチ画像を作成することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
中国電力株式会社
要領書作成支援システム
23日前
中国電力株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
7日前
中国電力株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
23日前
中国電力株式会社
排水ピット液位管理装置および排水ピット液位管理方法
19日前
中国電力株式会社
充放電時間決定装置、充放電時間決定方法、及びプログラム
7日前
鹿島建設株式会社
コンクリート強化および環境負荷低減方法、ならびにコンクリート強化および環境負荷低減システム
6日前
個人
高速道路トンネルの強靭化法
2か月前
能美防災株式会社
水噴霧設備
4か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
株式会社神島組
破砕工法
3か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
戸田建設株式会社
ロックボルト
3か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機
4か月前
株式会社奥村組
インバート用打設設備
4か月前
株式会社奥村組
インバートの打設方法
4か月前
株式会社奥村組
テールシールの交換構造
4か月前
株式会社エステック
掘削機及び掘削装置
1か月前
日本車輌製造株式会社
油圧ユニット
2か月前
株式会社エステック
カッターヘッド及び掘削機
4か月前
鹿島建設株式会社
掘削方法
6日前
大成建設株式会社
トンネルの変位予測方法
4か月前
株式会社郡産業
ハンマーグラブ用ソケット
3か月前
西松建設株式会社
土層分布検知方法
2か月前
鉱研工業株式会社
二重管ドリルロッドの接続用治具
3か月前
ケミカルグラウト株式会社
貫通位置予測方法
4か月前
ニシオティーアンドエム株式会社
トンネル工事用作業装置
13日前
株式会社ケー・エフ・シー
注入材施工管理システム
2か月前
株式会社奥村組
シールド掘進機の後胴部の伸縮方法
4か月前
株式会社ケー・エフ・シー
導水構造及びその構築方法
4か月前
戸田建設株式会社
ずり搬出装置
4か月前
株式会社フジタ
トンネルの出来形管理方法および装置
3か月前
システム計測株式会社
ケリーバ保持治具
1か月前
個人
発電用掘削方法および発電用掘削装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る