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公開番号
2025012181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114827
出願日
2023-07-13
発明の名称
自動サービス装置、管理システム
出願人
旭精工株式会社
代理人
主分類
G06Q
20/08 20120101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ネットワークに非接続であっても、キャッシュレス決済が可能であり、決済後に起動可能な自動サービス装置を提供する。
【解決手段】第1自動サービス装置2は、決済の要求がされる度に取引の識別情報を生成する。識別情報は、決済結果に応じた第1自動サービス装置2の起動の有無と共に、取引結果情報として記憶される。識別情報を含む利用料金の決済要求の二次元コードが第1自動サービス装置2に表示され、第1ユーザー端末6によって撮影され、取得される。第1ユーザー端末6は、決済要求に基づき決済GWサーバー9に決済を依頼し、依頼した決済の決済結果を識別情報と共に表示する。第1自動サービス装置2は、第1ユーザー端末6に表示された決済結果と識別情報を読み取り、その識別情報に対応して以前に第1自動サービス装置2を起動していなければ、起動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
料金の受取に基づいて起動信号を出力する入金手段を有し、出力された前記起動信号に基づき動作を開始する自動サービス装置であって、
前記入金手段は、
サービスの提供を受けるユーザーによって操作されるユーザー端末に取得させる決済要求情報を表示する表示手段と、
前記ユーザー端末に表示された決済結果情報を取得する画像読取手段と、
記憶手段と、
制御手段と、を有し、
前記決済要求情報は、取引を識別する取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の決済処理の要求先を示すアクセス先の情報を含み、
前記決済結果情報は、前記取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の前記決済処理の結果を示す決済結果を含み、
前記制御手段は、
前記料金の決済が要求される毎に前記決済要求情報を前記表示手段に表示させる制御と、
前記表示手段に表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報に関連づけて、前記取引識別情報で識別される前記取引が成立したか否かを示す取引結果情報を前記記憶手段に記憶させる制御と、
前記表示手段に表示された前記決済要求情報を取得した前記ユーザー端末によって前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引の前記料金が前記アクセス先にアクセスされることで行われた前記決済処理の前記決済結果を含む前記決済結果情報であって、前記ユーザー端末に表示された前記決済結果情報を、前記画像読取手段によって取得する制御と、
前記画像読取手段によって取得した前記決済結果情報の前記決済結果が、前記料金が支払われたことを示している場合は、前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報と、前記記憶手段に記憶されている前記取引識別情報と前記取引結果情報とに基づいて、前記取得した前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されているか否かと前記取引が成立しているか否かとを判別し、前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立していない場合は前記起動信号を出力し、前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立している場合かまたは前記記憶手段に記憶されていない場合は前記起動信号を出力せず、前記料金が支払われていないことを示している場合は、前記起動信号を出力しない制御と、
を行うことを特徴とする自動サービス装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記取引結果情報は、前記取引識別情報で識別される前記取引の前記料金が決済されたか否かを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の自動サービス装置。
【請求項3】
前記取引結果情報は、前記起動信号が出力されたか否かを示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の自動サービス装置。
【請求項4】
前記起動信号を出力する場合、前記記憶手段に記憶されている前記取引識別情報に対応する前記取引結果情報を更新することを特徴とする請求項3に記載の自動サービス装置。
【請求項5】
前記表示手段に表示される前記決済要求情報および前記ユーザー端末に表示される前記決済結果情報は二次元コードであることを特徴とする請求項1に記載の自動サービス装置。
【請求項6】
前記料金を貨幣の入金によって決済し、前記起動信号を出力する貨幣決済手段が備わる前記自動サービス装置に、前記入金手段が、着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の自動サービス装置。
【請求項7】
料金の受取に基づいて起動信号を出力する入金手段を有し、出力された前記起動信号に基づき動作を開始する自動サービス装置と、前記料金の決済を管理する中継サーバーと、を有する管理システムであって、
前記自動サービス装置は、画像を表示する表示手段と、画像を撮影する画像読取手段と、記憶手段と、を有し、前記料金の決済が要求される毎に取引を識別する取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の決済処理の要求先を示すアクセス先の情報を含む決済要求情報を前記表示手段に表示させると共に、該表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引が成立したか否かを示す取引結果情報を該表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報に関連づけて前記記憶手段に記憶し、
前記中継サーバーは、前記自動サービス装置に表示された前記決済要求情報を取得したユーザー端末によって前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引の前記料金が前記アクセス先にアクセスされることで行われた前記決済処理の決済結果と、前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報と、を含む決済結果情報の二次元コードを含むWebページを生成し、
前記自動サービス装置は、前記ユーザー端末に表示された前記Webページに含まれる前記決済結果情報の二次元コードを前記画像読取手段によって取得し、前記画像読取手段によって取得した前記決済結果情報の前記決済結果が、前記料金が支払われたことを示している場合は、前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報と、前記記憶手段に記憶されている前記取引識別情報と前記取引結果情報とに基づいて、前記取得した前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されているか否かと前記取引が成立しているか否かとを判別し、前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立していない場合は前記起動信号を出力し、前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立している場合かまたは前記記憶手段に記憶されていない場合は前記起動信号を出力せず、前記料金が支払われていないことを示している場合は、前記起動信号を出力しないことを特徴とする管理システム。
【請求項8】
前記自動サービス装置は、前記決済要求情報に、前記自動サービス装置が起動された前回の取引以降の前記取引識別情報と前記取引結果情報を含めて表示し、
前記アクセス先は、前記中継サーバーであり、
前記中継サーバーは、前記自動サービス装置に表示された前記決済要求情報を取得した前記ユーザー端末によって前記アクセス先に前記前回の取引以降の前記取引識別情報と前記取引結果情報を付加してアクセスされ、取得した前記前回の取引以降の前記取引識別情報と前記取引結果情報に基づき、決済がされたが前記自動サービス装置が起動されない前記取引を抽出することを特徴とする請求項7に記載の管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、料金をキャッシュレス決済する自動サービス装置および管理システムに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
入金口から貨幣を入金し、入金された貨幣の種別を識別し、入金された金額に応じて物品の販売やサービスの提供を行う自動サービス装置が知られている。例えば、硬貨を入金する入金手段を備え、料金を入金することで衣類などの洗濯や乾燥を行うことのできる硬貨始動式のランドリー機器が知られている。また、この様な硬貨始動式のランドリー機器が店舗内に複数台配置されたコインランドリーが知られている。コインランドリーの利用者から、硬貨を入金する代わりに、キャッシュレス決済などの他の決済方法によって料金の支払が可能なランドリー機器の要望があり、ランドリー機器の料金の決済方法は多様化している。例えば、ICカードリードライターを備えるランドリー機器では、現金の代わりに、ICカードに記憶されている電子マネーを使用して料金を支払うことができる。
【0003】
また、特開2021-058685号公報に記載のセルフランドリーシステムは、サーバーに記憶されている電子マネーのチャージ残高から利用料金を減算することでランドリー機器の代金を支払うことができる。代金が支払われた場合、サーバーからランドリー機器に運転開始指令が出力され、ランドリー機器が始動する。チャージ残高は、予め登録されたユーザー毎にサーバーで管理されている。チャージ残高へのチャージは、ユーザーが購入するプリペイドカードに記載されているプリペイドコードを入力することで行う。プリペイドコードが認証された場合は、プリペイドカードに応じたチャージ金額が管理サーバーに記憶されている金銭データに加算される。この様に、ICカードを使用せずに、管理サーバーに金銭データを記憶する電子マネーのシステムが知られている。また、管理サーバーが管理する金銭データにチャージする場合の代金を、クレジットカードによって決済するシステムも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-058685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来技術では、料金の決済後に管理サーバーからランドリー機器に運転開始指令を出力しなければ、ランドリー機器は起動しない。そのため、サーバーを使用したキャッシュレス決済を行う場合に、ランドリー機器は、ネットワークに接続され、決済や管理を行う管理サーバーに接続されていなければ使用できないという問題があった。
【0006】
本発明は、自動サービス装置がネットワークに接続されていない場合であっても、キャッシュレス決済が可能であり、決済後に商品又はサービスの提供を受けられる自動サービス装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の自動サービス装置は、料金の受取に基づいて起動信号を出力する入金手段を有し、出力された前記起動信号に基づき動作を開始する自動サービス装置であって、前記入金手段は、サービスの提供を受けるユーザーによって操作されるユーザー端末に取得させる決済要求情報を表示する表示手段と、前記ユーザー端末に表示された決済結果情報を取得する画像読取手段と、記憶手段と、制御手段と、を有し、前記決済要求情報は、取引を識別する取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の決済処理の要求先を示すアクセス先の情報を含み、前記決済結果情報は、前記取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の前記決済処理の結果を示す決済結果を含み、前記制御手段は、前記料金の決済が要求される毎に前記決済要求情報を前記表示手段に表示させる制御と、前記表示手段に表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報に関連づけて、前記取引識別情報で識別される前記取引が成立したか否かを示す取引結果情報を前記記憶手段に記憶させる制御と、前記表示手段に表示された前記決済要求情報を取得した前記ユーザー端末によって前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引の前記料金が前記アクセス先にアクセスされることで行われた前記決済処理の前記決済結果を含む前記決済結果情報であって、前記ユーザー端末に表示された前記決済結果情報を、前記画像読取手段によって取得する制御と、前記画像読取手段によって取得した前記決済結果情報の前記決済結果が、前記料金が支払われたことを示している場合は、前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報と、前記記憶手段に記憶されている前記取引識別情報と前記取引結果情報とに基づいて、前記取得した前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されているか否かと前記取引が成立しているか否かとを判別し、前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立していない場合は前記起動信号を出力し、前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立している場合かまたは前記記憶手段に記憶されていない場合は前記起動信号を出力せず、前記料金が支払われていないことを示している場合は、前記起動信号を出力しない制御と、を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明の管理システムは、料金の受取に基づいて起動信号を出力する入金手段を有し、出力された前記起動信号に基づき動作を開始する自動サービス装置と、前記料金の決済を管理する中継サーバーと、を有する管理システムであって、前記自動サービス装置は、画像を表示する表示手段と、画像を撮影する画像読取手段と、記憶手段と、を有し、前記料金の決済が要求される毎に取引を識別する取引識別情報と、該取引識別情報で識別される前記取引の前記料金の決済処理の要求先を示すアクセス先の情報を含む決済要求情報を前記表示手段に表示させると共に、該表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引が成立したか否かを示す取引結果情報を該表示される前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報に関連づけて前記記憶手段に記憶し、前記中継サーバーは、前記自動サービス装置に表示された前記決済要求情報を取得したユーザー端末によって前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報で識別される前記取引の前記料金が前記アクセス先にアクセスされることで行われた前記決済処理の決済結果と、前記決済要求情報に含まれる前記取引識別情報と、を含む決済結果情報の二次元コードを含むWebページを生成し、前記自動サービス装置は、前記ユーザー端末に表示された前記Webページに含まれる前記決済結果情報の二次元コードを前記画像読取手段によって取得し、前記画像読取手段によって取得した前記決済結果情報の前記決済結果が、前記料金が支払われたことを示している場合は、前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報と、前記記憶手段に記憶されている前記取引識別情報と前記取引結果情報とに基づいて、前記取得した前記決済結果情報に含まれる前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されているか否かと前記取引が成立しているか否かとを判別し、前記取引識別情報が前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立していない場合は前記起動信号を出力し、前記記憶手段に記憶されており前記取引が成立している場合かまたは前記記憶手段に記憶されていない場合は前記起動信号を出力せず、前記料金が支払われていないことを示している場合は、前記起動信号を出力しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、自動サービス装置がネットワークに接続されていない場合であっても、キャッシュレス決済が可能であり、決済後に自動サービス装置から商品又はサービスの提供を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、管理システムの構成を説明するブロック図である。
図2は、管理システムの動作を説明する第1のフローチャートである。
図3は、管理システムの動作の第2の例を説明する第2のフローチャートである。
図4は、管理システムの動作を説明する第3のフローチャートである。
図5は、管理システムの動作の第3の例を説明する第4のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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