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公開番号
2025000246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-07
出願番号
2023100001
出願日
2023-06-19
発明の名称
車両用表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G06F
12/00 20060101AFI20241224BHJP(計算;計数)
要約
【課題】不揮発性メモリに対する退避車両情報の書き込み回数を減らすことができる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置Mが備えるSOC(System On a Chip)1は、車両の走行終了操作がされたときに、第1電源回路及び第2電源回路をOFFにして省電力モードに移行する前にデータ退避処理を行う。データ退避処理においては、RAM17(作業用メモリ)に記憶された車両情報の一部を要退避データ(退避車両情報)として、ROM16(第1退避用メモリ)と、第2プロセッサコア11Bの内部メモリ11B1(第2退避用メモリ)に含まれ、常に電源供給されるコア内RAMとに分けて記憶させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両情報を記憶する揮発性の作業用メモリと、
前記作業用メモリに記憶された車両情報をディスプレイに表示させる制御部と、を備えた車両用表示装置であって、
不揮発性の第1退避用メモリと、
前記第1退避用メモリよりも容量の小さい揮発性の第2退避用メモリと、
前記第1退避用メモリ、前記作業用メモリ及び前記ディスプレイに電源を供給し、該電源供給をON/OFF可能なON/OFF電源と、
前記第2退避用メモリに常に電源を供給する常時ON電源と、を備え、
前記制御部は、車両の走行終了操作がされたときに、前記ON/OFF電源をOFFにして省電力モードに移行する前にデータ退避処理を行い、
前記データ退避処理においては、前記作業用メモリに記憶された前記車両情報の一部を退避車両情報として前記第1退避用メモリと前記第2退避用メモリとに分けて記憶させる、
車両用表示装置。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記データ退避処理において、
前記退避車両情報のうち更新頻度の低いデータを前記第1退避用メモリに記憶させ、
前記退避車両情報のうち更新頻度の高いデータを前記第2退避用メモリに記憶させる、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記退避車両情報は、総走行距離、経過時間、燃費、電費及び表示画面パラメータのいずれかを含み、
前記総走行距離のうち、上位桁のデータは更新頻度の低いデータ、下位桁のデータは更新頻度の高いデータとし、
前記経過時間のうち、月データ、日データ及び分データは更新頻度の低いデータ、秒データは更新頻度の高いデータとし、
前記燃費又は前記電費のうち、上位桁のデータは更新頻度の低いデータ、下位桁のデータは更新頻度の高いデータとし、
前記表示画面パラメータのうち、画面設定情報は更新頻度の低いデータ、走行終了時の表示画面情報は更新頻度の高いデータとする、
請求項2に記載の車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、イグニッションスイッチがオフされると省電力な休止モードになる車両用表示装置が開示されている。
この車両用表示装置は、休止モードに入る前の終了処理において、揮発性の作業用メモリ(RAM)に記憶していた総走行距離や過去の燃費履歴などの車両情報を、EEPROMなどの不揮発性メモリに退避している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-175617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、EEPROMなどの不揮発性メモリは、書き込み回数が保証回数を超えると、データを正しく記憶できなくなる可能性が高まるため、データ退避における書き込み回数を少なくしたいという要望がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を考慮して、不揮発性メモリに対する退避車両情報の書き込み回数を減らすことができる車両用表示装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両用表示装置は、
車両情報を記憶する揮発性の作業用メモリと、
前記作業用メモリに記憶された車両情報をディスプレイに表示させる制御部と、を備えた車両用表示装置であって、
不揮発性の第1退避用メモリと、
前記第1退避用メモリよりも容量の小さい揮発性の第2退避用メモリと、
前記第1退避用メモリ、前記作業用メモリ及び前記ディスプレイに電源を供給し、該電源供給をON/OFF可能なON/OFF電源と、
前記第2退避用メモリに常に電源を供給する常時ON電源と、を備え、
前記制御部は、車両の走行終了操作がされたときに、前記ON/OFF電源をOFFにして省電力モードに移行する前にデータ退避処理を行い、
前記データ退避処理においては、前記作業用メモリに記憶された前記車両情報の一部を退避車両情報として前記第1退避用メモリと前記第2退避用メモリとに分けて記憶させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、不揮発性メモリに対する退避車両情報の書き込み回数を減らすことができる車両用表示装置の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両用表示装置のシステム構成を示す図。
車両用表示装置の電源構成を示す図。
データ退避処理の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(車両用表示装置の構成)
車両用表示装置Mは、車両情報を車両の搭乗者に表示する計器である。車両用表示装置Mは、車両のインストルメントパネルに搭載される。
【0010】
車両情報は、例えば、車両の走行速度、エンジン回転数、車両自動制御状態、警告灯、残燃料量(残エネルギー量)、タイヤ空気圧、経路案内、車載カメラの映像、総走行距離、経過時間、平均燃費、瞬間燃費、設定データなどの情報である。経過時間は、例えば、前回のメンテナンスからの経過時間を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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