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公開番号2025021617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125442
出願日2023-08-01
発明の名称料金収受システム
出願人合同会社IPマネジメント
代理人
主分類G06Q 50/26 20240101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】
現在普及しているETCはETCカードが必要なため利用率が100%に達していないし、ETCカードの入れ忘れ、接触不良、有効期限切れ、料金ゲートへの誤侵入等で料金ゲートを通過出来ない車両が頻繁に発生するため、料金ゲート通過時は車両を十分に減速させる必要があり、車両が通過出来なかった場合に備えて料金ゲート付近に人が常駐している。
【解決手段】
車両のナンバープレート情報に紐づけて料金支払い手段を登録、料金所で車両のナンバープレートを識別すれば、ETCカードも料金ゲートも不要だが、ナンバープレートを識別出来なかった場合に料金を請求出来ないため、ナンバープレートを識別出来なかった場合でも車両を特定し、料金を請求する手段を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
課金ポイントと、請求システムを備え、前記課金ポイントは、前記課金ポイントを通過した車両のナンバープレートを含む画像を撮影する撮影部を備え、
前記撮影部が撮影した車両のナンバープレートを含む画像を前記請求システムに通知する通知部を備え、
前記請求システムは、ナンバープレートが交付されている車両の型式、色、ナンバープレート情報、通信ネットワーク上での一意の識別子、料金支払い方法が登録された車両情報登録部を備え、
前記課金ポイントの前記通知部から通知された車両のナンバープレートを含む画像から、ナンバープレートを識別するナンバー識別部を備え、
前記ナンバー識別部が識別したナンバープレートの情報を、前記車両情報登録部に登録されたナンバープレート情報と照合し、ナンバープレート情報が合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Aを備える
事を特徴とする料金収受システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
スマートフォンと、前記スマートフォンにインストールされるアプリを備え、
前記アプリは、指定された車載Bluetooth接続機器が登録された指定機器登録部を備え、
前記スマートフォンがBluetooth接続をした場合に、前記指定機器登録部に登録された機器と接続された場合に、前記請求システムとの通信を許可する通信許可部を備える
事を特徴とする請求項1に記載の料金収受システム。
【請求項3】
前記請求システムは、前記課金ポイントの前記通知部から通知された車両の画像から車両の型式と色を推定する型式推定部を備え、
前記車両特定部Aが前記課金ポイントを通過した車両だと判定した車両の前記車両情報登録部に登録された型式と色と、前記型式推定部が推定した型式と色を照合し、型式と色が合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Bを備える
事を特徴とする請求項1に記載の料金収受システム。
【請求項4】
車両を備え、
前記車両は、交付されたナンバープレート情報を電子的に登録するナンバー登録部を備え、
前記請求システムは、前記車両特定部Bが前記課金ポイントを通過した車両だと判定した車両の前記車両情報登録部に登録されている通信ネットワーク上の一意の識別子に対して通信の確立を試み、通信が確立した前記車両の前記ナンバー登録部に登録されたナンバープレート情報を取得し、取得したナンバープレート情報が、前記ナンバー識別部が識別したナンバープレート情報と合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Cを備える
事を特徴とする請求項3に記載の料金収受システム。
【請求項5】
前記課金ポイントの前記通知部は、前記撮影部が車両のナンバープレート情報を含む画像を撮影した時刻を車両の画像とともに前記請求システムに通知し、
前記請求システムは、前記車両が通信していた通信基地局の位置座標と通信していた時刻を取得する通信履歴取得部を備え、
前記通信履歴取得部が取得した車両が通信していた通信基地局の位置座標の時系列の変化から、車両の移動経路を推定し、推定した車両の移動経路を、前記課金ポイントの前記通知部から通知された車両の画像が撮影された時刻と前記課金ポイントの位置座標に照合する事で、前記課金ポイントを通過した車両を特定する車両特定部Dを備える
事を特徴とする請求項4に記載の料金収受システム。
【請求項6】
前記請求システムは、前記車両特定部C、もしくは前記車両特定部Dが前記課金ポイントを通過した車両が0台だと判定した場合に、
前記車両特定部Bが前記課金ポイントを通過したと判定した車両の前記車両情報登録部に通信ネットワーク上の一意の識別子が登録されていない車両に対して、前記ナンバー識別部が識別したナンバープレート情報、前記型式推定部が推定した型式と色を照合し、ナンバープレート情報、型式と色が合致する車両を前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Eを備える
事を特徴とする請求項5に記載の料金収受システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、有料道路や駐車場の料金所を通過した車両のナンバープレートをカメラで識別し料金を請求する際、ナンバープレートを識別できなかった場合でも、車両を特定し料金を請求する方法となる。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、課金ポイントを通過した車両の識別情報に基づき料金を請求する技術が提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-117519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在普及しているETCはETCカードが必要なため、利用率100%を達成する事は難しく、有人の料金ゲートが必須となる。また、車載器へのETCカードの入れ忘れ、接触不良、有効期限切れ、料金ゲートへの誤侵入等で料金ゲートを通過出来ない車両が頻繁に発生するため、料金ゲート通過時は車両を十分に減速させる必要があり、車両が通過出来なかった場合に備えて料金ゲート付近に人が常駐している。
【0005】
駐車場で料金を請求する仕組みは無人化されているが、料金ゲートや車止め、料金支払い機が必要で、定期的なメンテナンス、売上の回収、お釣りの補充が必要となる。
【0006】
ナンバープレートが交付された車両に料金支払い方法(銀行口座、クレジットカード、電子マネー)の登録を義務付け、有料道路や駐車場の料金所を通過した車両のナンバープレートを識別し料金を請求すれば、利用率100%を達成でき、料金所に係わるコストを減らし、ユーザーの利便性も向上するが、ナンバープレートの識別に失敗しても車両を特定できなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係わる料金収受システムは、課金ポイントと、請求システムを備え、前記課金ポイントは、前記課金ポイントを通過した車両のナンバープレートを含む画像を撮影する撮影部を備え、前記撮影部が撮影した車両のナンバープレートを含む画像を前記請求システムに通知する通知部を備える。
【0008】
前記請求システムは、ナンバープレートが交付されている車両の型式、色、ナンバープレート情報、通信ネットワーク上での一意の識別子、料金支払い方法が登録された車両情報登録部を備え、前記課金ポイントの前記通知部から通知された車両のナンバープレートを含む画像から、ナンバープレートを識別するナンバー識別部を備え、前記ナンバー識別部が識別したナンバープレートの情報を、前記車両情報登録部に登録されたナンバープレート情報と照合し、ナンバープレート情報が合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Aを備える。
【0009】
前記請求システムは、前記課金ポイントの前記通知部から通知された車両の画像から車両の型式と色を推定する型式推定部を備え、前記車両特定部Aが前記課金ポイントを通過した車両だと判定した車両の前記車両情報登録部に登録された型式と色と、前記型式推定部が推定した型式と色を照合し、型式と色が合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Bを備える。
【0010】
前記料金収受システムは、車両を備え、前記車両は、交付されたナンバープレート情報を電子的に登録するナンバー登録部を備え、前記請求システムは、前記車両特定部Bが前記課金ポイントを通過した車両だと判定した車両の前記車両情報登録部に登録されている通信ネットワーク上の一意の識別子に対して通信の確立を試み、通信が確立した前記車両の前記ナンバー登録部に登録されたナンバープレート情報を取得し、取得したナンバープレート情報が、前記ナンバー識別部が識別したナンバープレート情報と合致した車両を、前記課金ポイントを通過した車両だとする車両特定部Cを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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