TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025005291
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023105442
出願日2023-06-27
発明の名称衛生設備管理システム
出願人斎久工業株式会社
代理人個人
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250108BHJP(計算;計数)
要約【課題】従来にはない新たな衛生設備管理システムを提供する。
【解決手段】衛生機器に配管を介して接続された排水槽を撮影する撮像装置と、前記撮像装置から出力される前記排水槽の画像データを時系列に記憶し、前記時系列に記憶する画像データを用いて前記排水槽の貯水状態を示す第1データを生成し、前記生成した第1データを前記外部装置及び/又は前記中央監視装置に出力する情報処理装置と、を備えた衛生設備管理システム。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
衛生機器に配管を介して接続された排水槽を撮影する撮像装置と、
前記撮像装置から出力される前記排水槽の画像データを時系列に記憶し、前記時系列に記憶する画像データを用いて前記排水槽の貯水状態を示す第1データを生成し、前記生成した第1データを外部装置及び/又は中央監視装置に出力する情報処理装置と、を備えた、衛生設備管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の衛生設備管理システムであって、
前記情報処理装置は、前記生成した第1データを用いて、前記排水槽、前記配管、及び前記衛生機器の少なくとも1つについての劣化状況及び/又は不具合状況を示す第2データを生成し、
前記情報処理装置は、前記第2データを前記外部装置及び/又は前記中央監視装置に出力する、衛生設備管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の衛生設備管理システムであって、
前記情報処理装置は、前記生成した第2データを用いて、前記排水槽、前記配管、及び前記衛生機器の少なくとも1つについての保全情報を示す第3データを生成し、
前記情報処理装置は、前記第3データを前記外部装置及び/又は前記中央監視装置に出力する、衛生設備管理システム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記情報処理装置は、前記画像データを外部装置及び/又は中央監視装置に出力する、衛生設備管理システム。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記衛生機器には大便用の便器及び/又は小便用の便器が含まれる、衛生設備管理システム。
【請求項6】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記第1データには、前記排水槽内の水位に関する情報、前記排水槽内の濁度または色に関する情報、及び前記排水槽内の浮遊物に関する情報の少なくとも一つが含まれる、衛生設備管理システム。
【請求項7】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記第2データには、前記排水槽内の水位が基準値以下であるかどうかを示す情報、前記配管の閉塞具合を示す情報、排水槽に貯水されている水の温度を示す情報、前記衛生機器と配管の間に取り付けられたフィルターの劣化具合を示す情報、排水再利用設備から利用した水の水質を示す情報の少なくとも一つが含まれる、衛生設備管理システム。
【請求項8】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記第3データには、前記排水槽、前記配管、及び前記衛生機器の少なくとも1つに対する清掃時期の目安及び/又は部品交換時期の目安に関する情報の少なくとも一つが含まれる、衛生設備管理システム。
【請求項9】
請求項1から3のいずれか一項に記載の衛生設備管理システムであって、
前記画像データは静止画である、衛生設備管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、衛生設備管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
便器などの衛生機器を備えた衛生設備の管理においては、機器の清掃や部品の交換などの保全行為を行うことにより、機器の故障を未然に防ぎ長寿命化が図られている。これら保全行為は、定期点検における管理者の目視、機器の設置時期や運転時間、あるいは機器に設置されたセンサから出力される不具合情報などに基づいて実施されるのが一般的である。以下に、特許文献1、2として従来の衛生設備管理システムを示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-073868号公報
特開2019-154851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
目視により保全行為の要否等を判断するには勘と経験が必要であるところ、これらの勘と経験を有する熟練者の数は年々減少している。また、近年は、機器に多数のセンサを取り付けてそれらから得られる情報の活用が図られているものの、センサが出力する数値の意味を理解するにも知識と経験が必要であり、これらの知識と経験を有する熟練者の数もまた年々減少している。また、機器の設置時期や運転時間により保全行為の要否等を判断する場合には、機器の急激な劣化に対応できないという問題がある。
【0005】
本発明の一実施形態は、これらの事情を踏まえたものであり、従来にはない新たな衛生設備管理システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、次の一実施形態を含む。
【0007】
衛生機器に配管を介して接続された排水槽を撮影する撮像装置と、
前記撮像装置から出力される前記排水槽の画像データを時系列に記憶し、前記時系列に記憶する画像データを用いて前記排水槽の貯水状態を示す第1データを生成し、前記生成した第1データを前記外部装置及び/又は前記中央監視装置に出力する情報処理装置と、を備えた衛生設備管理システム。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、衛生設備が設置されている現場に出向かなくても、外部装置及び/又は中央監視装置において排水槽の貯水状態を確認することができる。このため、管理者(特に熟練者)の数が少ない場合であっても衛生設備を適切に管理することが可能となる。また、機器の設置時期や運転時間任せにするのではなく、外部装置及び/又は中央監視装置において排水槽の貯水状態を確認して、保全行為の要否及びその内容等を逐一判断することができるため、機器の急激な劣化にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る衛生設備管理システムの構成例を説明する模式図である。
情報処理装置における画像データの記憶例を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態に係る衛生設備管理システム]
図1は実施形態に係る衛生設備管理システムの構成例を説明する模式図である。図1中、実線は汚水などの物理的な流れを示し、点線はデータなどの情報の流れを示している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

斎久工業株式会社
衛生設備管理システム
2日前
個人
物品
1か月前
個人
認証システム
1か月前
個人
自動精算システム
3日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
RFタグ読取装置
12日前
個人
売買システム
9日前
個人
保証金管理システム
1か月前
個人
鑑定証明システム
1か月前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
管理サーバ
23日前
個人
市場受発注システム
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
個人
生成AIとの常時接続システム
1か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
3日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
23日前
株式会社MRC
集客システム
1か月前
個人
技術マッチングシステム
2か月前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
キヤノン株式会社
印刷制御装置
2か月前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
25日前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
分析装置
1か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
株式会社ネットブリッジ
展示販売装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
プログラム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
個人
文字入力方法、文字入力プログラム
2か月前
ローム株式会社
ソース機器
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車載機
1か月前
続きを見る