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公開番号2024179595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023098571
出願日2023-06-15
発明の名称RFIDタグ
出願人大王製紙株式会社
代理人個人,個人
主分類G06K 19/077 20060101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約【課題】使用態様によらず通信性能の低下を抑制できるRFIDタグを提供する。
【解決手段】RFIDタグ1は、平板状のインレイ2と、インレイ2が内部に挿入されて設置され、絶縁性を有する筒状体3と、を備え、インレイ2と管理対象の物品との距離を、インレイ2の周囲の筒状体3によって所定以上に確保する。この結果、例えば物品が金属製の場合に金属の影響により通信性能が低下することを抑制できるなど、RFIDタグ1の使用態様によらず通信性能の低下を抑制できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平板状のインレイと、
前記インレイが内部に挿入されて設置され、絶縁性を有する筒状体と、
を備えるRFIDタグ。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記筒状体が径方向に弾性変形可能である、
請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項3】
前記筒状体が楕円形状であり、前記インレイは前記楕円形状の長軸に沿って設置される、
請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項4】
前記インレイが付加される下げ札を備え、前記下げ札が前記筒状体の内部に挿入されて設置される、
請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項5】
前記インレイに凹部または凸部を有し、前記筒状体の内壁に、前記インレイの前記凹部と篏合する凸部、または前記インレイの前記凸部と篏合する凹部を有する篏合部を備える、
請求項1に記載のRFIDタグ。
【請求項6】
前記インレイの全体が前記筒状体の内部に収容される、
請求項1に記載のRFIDタグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、RFIDタグに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、RFID(Radio Frequency Identification)タグを用いる物流管理や商品管理が行われている。この場合、例えば管理対象の物品に関する情報が記録されているRFIDタグが、該当物品に直接付加されたり、該当物品に取り付けられる下げ札などに付加される。そして、RFIDリーダなどの読取装置を利用してRFIDタグから情報を読み取ることにより管理作業を行うことができる。
【0003】
管理対象の物品が宝飾品などの貴金属や金属部品である場合、金属の影響を受けてRFIDタグからの情報読取に支障をきたす場合が生じ得る。この問題に対して、例えばRFIDタグを物品に直接貼付する構成において、RFIDタグのうち情報が記録され読取装置と通信を行うインレイと、貼付対象物である金属との間にスペーサ層を配置する構成が提案されている(例えば特許文献1)。この構成によれば、スペーサ層によってインレイを貼付対象物から離して配置させることができるので、貼付対象物による通信への影響を抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-082019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1などに記載されるスペーサ層を設ける手法は、RFIDタグを管理対象の物品に直接付加する構成に特化したものである。RFIDタグは下げ札などに付加されて用いられる場合もあり得る。このため、従来のスペーサ層を設けるRFIDタグは、使用態様によらず同様の効果を奏するための汎用性に改善の余地がある。
【0006】
本開示は、使用態様によらず通信性能の低下を抑制できるRFIDタグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の一観点に係るRFIDタグは、平板状のインレイと、前記インレイが内部に挿入されて設置され、絶縁性を有する筒状体と、を備える。
【0008】
この態様によれば、RFIDタグの貼付対象物が金属製でも筒状体によってインレイとの距離を所定以上の大きさに確保できるので、通信性能低下を抑制できる。また、複数のRFIDタグが密集した状態でも、各タグのインレイ同士の距離を筒状体により所定以上の大きさに確保できるので、通信性能低下を抑制できる。したがって、この態様のRFIDタグは、使用態様によらず通信性能の低下を抑制できる。
【0009】
本発明の実施形態の他の観点に係るRFIDタグでは、前記筒状体が径方向に弾性変形可能である構成でもよい。
【0010】
この態様によれば、インレイの短手方向に一時的に筒の内径を広げることが可能となり、インレイを筒状体の内部に挿入することを容易にできる。また、インレイを内部の所望の位置に配置した後には、弾性復帰してインレイの短手方向の筒状体の内径を縮小できるので、筒状体によってインレイを短手方向の両側から挟持でき、インレイをより確実に内部に設置できる。したがって、筒状体が径方向に弾性変形可能であることによって、インレイの挿入と保持とを容易にできる。
(【0011】以降は省略されています)

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