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公開番号
2025025886
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023131098
出願日
2023-08-10
発明の名称
電子制御装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人サトー
主分類
G06F
9/44 20180101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】車両内の起動の要因となる起動要因情報、や、電子制御装置の内部で動作するソフトウェアの状態を示すソフトステータス情報に基づいて適切に信号を入力又は出力できるようにした電子制御装置を提供する。
【解決手段】入出力制御部40は、情報保持領域30aに保持される起動要因情報やソフトステータス情報、及び、紐づけ情報保持領域50の保持情報に応じて、入力する信号を複数の公開先アプリA67、公開先アプリB68のうち何れかに選択的に切り替えて入力させる、又は、実行アプリC69、実行アプリD70による実行後出力の参照元を選択的に切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両内の起動の要因となる複数の起動要因情報や内部で動作するソフトウェアの状態を示す複数のソフトステータス情報を保持する情報保持領域(30a)と、
複数の公開先アプリや複数の実行アプリを記憶するアプリ記憶領域(30b)と、
前記複数の起動要因情報や前記複数のソフトステータス情報に紐づいて、入力する信号を選択的に入力させる前記公開先アプリの情報、又は、前記実行アプリによる実行後出力の参照元が対応して紐付けされた紐づけ情報保持領域(50)と、を備え、
前記情報保持領域に保持される前記起動要因情報や前記ソフトステータス情報、及び、前記紐づけ情報保持領域の保持情報に応じて、入力する信号を前記複数の公開先アプリのうち何れかに選択的に切り替えて入力させる、又は、前記実行アプリによる実行後出力の参照元を選択的に切り替える、制御部(40)を備える電子制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
自電子制御装置とは独立した個別の起動要因情報やソフトステータス情報を保持する1つ以上の他の電子制御装置と連携し、
前記制御部は、前記他の電子制御装置及び前記自電子制御装置を含む複数の起動要因情報や複数のソフトステータス情報に応じて、入力する信号を複数の公開先アプリのうち何れかに選択的に切り替えて入力させる、又は、前記実行アプリによる実行後出力の参照元を選択的に切り替えて外部に出力する、請求項1記載の電子制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
起動要因が切り替わった際に切り替わり後の起動要因情報に更新し、
前記起動要因と前記入力する信号の公開先アプリとの紐づけ情報を前記紐づけ情報保持領域から参照し、入力した信号の格納先バッファを切り替えることで、前記起動要因情報に応じて入力した信号の前記公開先アプリを切り替える請求項1又は2記載の電子制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
ソフトステータスが切り替わった際に切り替わり後のソフトステータス情報に更新し、
前記ソフトステータス情報と前記入力する信号の公開先との紐づけ情報を前記紐づけ情報保持領域から参照し、入力した信号の格納先バッファを切り替えることで、前記ソフトステータス情報に応じて、入力した信号の前記公開先アプリを切り替える請求項1又は2記載の電子制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、
起動要因が切り替わった際に切り替わり後の起動要因情報に更新し、
前記紐づけ情報保持領域から前記起動要因情報と前記参照元との紐づけ情報を参照し、前記実行アプリの実行後出力の参照元バッファを切り替えることで、前記起動要因情報に応じて、前記実行アプリによる実行後出力の参照元を切り替える請求項1又は2記載の電子制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、
ソフトステータスが切り替わった際に切り替わり後のソフトステータス情報に更新し、
前記紐づけ情報保持領域から前記ソフトステータス情報と前記参照元との紐づけ情報を参照し、前記実行アプリの実行後出力の参照元バッファを切り替えることで、前記ソフトステータス情報に応じて、前記実行アプリによる実行後出力の参照元を切り替える請求項1又は2記載の電子制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用の電子制御装置は、複数の通信ポートを備えており通信ポートを通じて他の電子制御装置と通信可能になっている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1記載の電子制御装置によれば、当該電子制御装置が起動すると複数の通信ポートのうち通信信号が入力される通信ポートを判別するようになっている。そして電子制御装置は、通信信号が入力されたと判別された通信ポートに対応して定められる動作モードに設定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-053405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、車両内の起動の要因となる起動要因情報や、電子制御装置の内部で動作するソフトウェアの状態を示すソフトステータス情報に基づいて、通信ポートに入力する信号の公開先アプリを異ならせたり、内部の実行アプリによる実行後出力を選択的に外部出力したりすることを考慮している。
【0005】
本発明の目的は、車両内の起動の要因となる起動要因情報、や、電子制御装置の内部で動作するソフトウェアの状態を示すソフトステータス情報に基づいて適切に信号を入力又は出力できるようにした電子制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明によれば、車両内の起動の要因となる複数の起動要因情報や内部で動作するソフトウェアの状態を示す複数のソフトステータス情報を保持する情報保持領域と、複数の公開先アプリや複数の実行アプリを記憶するアプリ記憶領域と、複数の起動要因情報や複数のソフトステータス情報に紐づいて、入力する信号を選択的に入力させる公開先アプリの情報、又は、実行アプリによる実行後出力の参照元が対応して紐付けされた紐づけ情報保持領域と、を備える。
【0007】
また、制御部は、情報保持領域に保持される起動要因情報やソフトステータス情報、及び、紐づけ情報保持領域の保持情報に応じて、入力する信号を前記複数の公開先アプリのうち何れかに選択的に切り替えて入力させる、又は、実行アプリによる実行後出力の参照元を選択的に切り替える。これにより、車両内の起動の要因となる起動要因情報、や、電子制御装置の内部で動作するソフトウェアの状態を示すソフトステータス情報に基づいて適切に信号を入力または出力できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における電子制御装置を概略的に示す電気的構成図
第1実施形態においてソフトステータス情報に応じて入力する信号の公開先アプリを切り替える際の動作を概略的に示すフローチャート
第1実施形態におけるソフトステータス情報と公開先アプリの紐づけの例
第1実施形態において起動要因情報に応じて入力する信号の公開先アプリを切り替える際の動作を概略的に示すフローチャート
第1実施形態における起動要因情報と公開先アプリの紐づけの例
第1実施形態においてソフトステータス情報により出力信号の参照元を切り替える際の動作を概略的に示すフローチャート
第1実施形態におけるソフトステータス情報と参照元バッファの紐づけの例
第1実施形態において起動要因により出力信号の参照元を切り替える際の動作を概略的に示すフローチャート
第1実施形態における起動要因情報と参照元バッファの紐づけの例
第2実施形態において外部ECUの起動要因情報や外部ECUのソフトステータス情報を参照する場合の電子制御装置を概略的に示す電気的構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、電子制御装置についての幾つかの実施形態を説明する。各実施形態の間で同一機能を奏する部分については同一符号を付して説明を省略することがある。
【0010】
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図9を参照しながら説明する。図1に示すように、車両用システム101は、電子制御装置20(自電子制御装置相当)と、電子制御装置20へ信号を入力させる入力ノード90と、電子制御装置20の出力信号を参照し利用する出力ノード100と、を接続して構成される。電子制御装置20はECU(Electronics Control Unit)とも称される。入力ノード90は、各種の車両用のセンサ又は外部ECUによるものである。出力ノード100は各種の車両用のアクチュエータ又は外部ECUによるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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