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公開番号2024103676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024089260,2021196840
出願日2024-05-31,2021-12-03
発明の名称車両情報処理装置、予測システム、車両情報処理方法およびプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240725BHJP(信号)
要約【課題】車両の走行所要時間を精度高く推定可能とする。
【解決手段】ブレーキECUは、従動輪の回転速度を取得するステップ(S100)と、車体速度を算出するステップ(S102)と、左右速度を算出するステップ(S104)と、時間カウンタをカウントアップするステップ(S106)と、予め定められた条件が成立するか否かを判定するステップ(S108)と、予め定められた条件が成立すると判定される場合に(S108にてYES)、専用道路走行中フラグをオン状態に設定するステップ(S110)と、予め定められた条件が成立しないと判定される場合に(S108にてNO)、専用道路走行中フラグをオフ状態に設定するステップ(S114)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車輪速度に関する情報を含む入力情報を受け付ける第1処理部と、
前記入力情報を受け付ける期間のうちの前記車両が自動車専用道路を走行中であることを示す予め定められた条件が成立する期間において受け付けた前記入力情報を用いて前記自動車専用道路を走行中の前記車両の速度を特徴量として算出する第2処理部とを備える、車両情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記入力情報は、前記車両の左右輪の車輪速度に関する情報を含み、
前記予め定められた条件は、前記車両の速度が第1しきい値よりも大きく、かつ、前記左右輪の前記車輪速度の差の大きさが第2しきい値よりも小さくなる走行状態が予め定められた時間以上継続するという条件を含む、請求項1に記載の車両情報処理装置。
【請求項3】
前記車両情報処理装置は、前記予め定められた条件が成立する期間において算出される複数の前記特徴量の分布を用いて前記自動車専用道路の混雑の程度を示す混雑度を生成する第3処理部をさらに備える、請求項1または2に記載の車両情報処理装置。
【請求項4】
前記第3処理部は、前記予め定められた条件が成立する期間において複数回算出される前記車両の速度の標準偏差を算出し、前記標準偏差がしきい値よりも大きい場合に前記混雑度を、前記自動車専用道路が混雑していることを示す値に設定する、請求項3に記載の車両情報処理装置。
【請求項5】
前記第3処理部は、前記予め定められた条件が成立する期間であって、かつ、クルーズコントロール中において、前記車両の速度が前記クルーズコントロールにおいて設定される目標速度を達成する割合が、しきい値よりも小さい場合に、前記混雑度を、前記自動車専用道路が混雑していることを示す値に設定する、請求項3に記載の車両情報処理装置。
【請求項6】
前記車両情報処理装置は、前記混雑度に関する情報を前記車両の外部に送信する送信部をさらに備える、請求項3~5のいずれかに記載の車両情報処理装置。
【請求項7】
車両情報処理装置を搭載した複数の車両と、
前記複数の車両からの情報を用いて自動車専用道路を走行する予め定められた区間における走行所要時間を予測する予測装置とを備え、
前記車両情報処理装置は、
前記車両の車輪速度に関する情報を含む入力情報を受け付ける第1処理部と、
前記入力情報を受け付ける期間のうちの前記車両が自動車専用道路を走行中であることを示す予め定められた条件が成立する期間において受け付けた前記入力情報を用いて前記自動車専用道路を走行中の前記車両の速度を特徴量として算出する第2処理部と、
前記予め定められた条件が成立する期間において算出される複数の前記特徴量の分布を用いて前記自動車専用道路の混雑の程度を示す混雑度を生成する第3処理部と、
前記混雑度に関する情報を前記車両の外部に送信する送信部とを備え、
前記予測装置は、前記複数の車両のうちの予め定められた混雑度となる車両の割合から前記走行所要時間を予測する、予測システム。
【請求項8】
車両の車輪速度に関する情報を含む入力情報を受け付けるステップと、
前記入力情報を受け付ける期間のうちの前記車両が自動車専用道路を走行中であることを示す予め定められた条件が成立する期間において受け付けた前記入力情報を用いて前記自動車専用道路を走行中の前記車両の速度を特徴量として算出するステップとを含む、車両情報処理方法。
【請求項9】
コンピュータに、
車両の車輪速度に関する情報を含む入力情報を受け付けるステップと、
前記入力情報を受け付ける期間のうちの前記車両が自動車専用道路を走行中であることを示す予め定められた条件が成立する期間において受け付けた前記入力情報を用いて前記自動車専用道路を走行中の前記車両の速度を特徴量として算出するステップとを実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両から得られる情報を用いて自動車専用道路の混雑状況を推定する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
自動車専用道路等に設置される入口料金所を通過した時刻についてのデータと出口料金所を通過した時刻についてのデータとを用いて自動車専用道路における入口料金所から出口料金所までの車両の走行所要時間を予測する技術が公知である。たとえば、特開2002-298282号公報(特許文献1)には、入口料金所および出口料金所の通過時刻データを利用して走行所要時間の実績値を演算して得られる走行所要時間パターンを日毎に記憶し、予測当日の走行所要時間パターンから当日の交通状況に基づき走行所要時間を予測する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-298282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、自動車専用道路等における走行所要時間は、道路の混雑状況等によって大きく変化するため走行所要時間を精度高く推定できない場合がある。そのため、特許文献1に記載されているような入口料金所と出口料金所との通過時刻のデータから走行所要時間を精度高く推定することができない場合がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、車両の走行所要時間を精度高く推定可能な車両情報処理装置、予測システム、車両情報処理方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る車両情報処理装置は、車両の車輪速度に関する情報を含む入力情報を受け付ける第1処理部と、入力情報を受け付ける期間のうちの車両が自動車専用道路を走行中であることを示す予め定められた条件が成立する期間において受け付けた入力情報を用いて自動車専用道路を走行中の車両の速度を特徴量として算出する第2処理部とを備える。
【0007】
このようにすると、自動車専用道路を走行中の車両の速度が特徴量として算出されるので、たとえば、特徴量を用いて自動車専用道路の混雑状況を推定することができる。そのため、混雑状況に応じて走行所要時間を精度高く予測することができる。
【0008】
ある実施の形態においては、入力情報は、車両の左右輪の車輪速度に関する情報を含む。予め定められた条件は、車両の速度が第1しきい値よりも大きく、かつ、左右輪の車輪速度の差の大きさが第2しきい値よりも小さくなる走行状態が予め定められた時間以上継続するという条件を含む。
【0009】
このようにすると、車両の左右の車輪速度を用いて車両が自動車専用道路を走行しているか否かを精度高く判定することができる。
【0010】
さらにある実施の形態においては、車両情報処理装置は、予め定められた条件が成立する期間において算出される複数の特徴量の分布を用いて自動車専用道路の混雑の程度を示す混雑度を生成する第3処理部をさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

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