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公開番号2024103078
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007218
出願日2023-01-20
発明の名称逆走車判定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240725BHJP(信号)
要約【課題】逆走車を適切に判定する。
【解決手段】逆走車判定装置(10)は、複数の車両(20)に夫々対応するとともに、車両挙動と、該車両挙動が生じた位置とを示す複数の車両挙動情報を受信する受信手段(13)と、複数の車両挙動情報に基づく、車両挙動としての急挙動が生じた位置に基づいて逆走車が存在するか否かを判定する判定手段(11)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の車両に夫々対応するとともに、車両挙動と、前記車両挙動が生じた位置とを示す複数の車両挙動情報を受信する受信手段と、
前記複数の車両挙動情報に基づく、前記車両挙動としての急挙動が生じた位置に基づいて逆走車が存在するか否かを判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする逆走車判定装置。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記判定手段は、前記急挙動が生じた複数の位置を結ぶことにより現れる軌跡に基づいて、前記逆走車が存在するか否かを判定することを特徴とする請求項１に記載の逆走車判定装置。
【請求項３】
前記判定手段は、前記軌跡の長さが所定距離以上である場合に、前記逆走車が存在すると判定することを特徴とする請求項２に記載の逆走車判定装置。
【請求項４】
前記判定手段は、前記複数の車両挙動情報各々を受信した時刻と、前記急挙動が生じた複数の位置とに基づいて算出された速度が所定速度以下である場合に、前記逆走車が存在すると判定することを特徴とする請求項１に記載の逆走車判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、逆走車判定装置の技術分野に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
この種の装置として、例えば、車両から送信された走行軌跡データの進行方向が、通常時の進行方向とは異なる場合に、該車両に異常を通知する装置が提案されている（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１２６５０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の技術では、逆走車がサーバと通信可能である必要がある。このため、逆走車がサーバと通信可能ではない場合、特許文献１に記載の技術では逆走車を検知することができないという技術的問題点がある。
【０００５】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、逆走車を適切に判定することができる逆走車判定装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る逆走車判定装置は、複数の車両に夫々対応するとともに、車両挙動と、前記車両挙動が生じた位置とを示す複数の車両挙動情報を受信する受信手段と、前記複数の車両挙動情報に基づく、前記車両挙動としての急挙動が生じた位置に基づいて逆走車が存在するか否かを判定する判定手段と、を備えるというものである。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施形態に係る逆走車判定システムの構成を示すブロック図である。
逆走車に遭遇した車両の挙動を示す概念図である。
逆走車の軌跡の一例を示す図である。
実施形態に係る車両の動作を示すフローチャートである。
実施形態に係るサーバの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
逆走車判定装置に係る実施形態について図１乃至図５を参照して説明する。以下では、サーバ１０及び車両２０を備える逆走車判定システム１を用いて、逆走車判定装置に係る実施形態を説明する。尚、サーバ装置１０が逆走車判定装置の一例に相当する。
【０００９】
図１において、逆走車判定システム１は、サーバ１０及び車両２０を備える。尚、逆走車判定システム１は、複数の車両を備えていてよい。ただし、図１では、便宜上、車両２０だけを図示している。
【００１０】
サーバ１０は、演算装置１１、記憶装置１２及び通信装置１３を備える。車両２０は、演算装置２１、車両センサ２２、位置検出装置２３及び通信装置２４を備える。サーバ１０と車両２０とは、通信装置１３及び２４を介して、互いに通信可能に構成されている。車両２０は、所謂コネクテッドカーであってよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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