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公開番号2024102940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007029
出願日2023-01-20
発明の名称麺線整形丸め装置
出願人株式会社ミヤビック
代理人個人
主分類A21C 9/08 20060101AFI20240725BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】
麺を傷めることなく整形精度(丸め精度)を向上させることができる麺線整形丸め装置を提供する。
【解決手段】
中心ローラ130及び周辺ローラ131~135の外周面に、断面視、回転方向に向かって下り階段状に連続する段差130a、131aを全周に渡って設け、更に、中心ローラ130の外周面に設けた段差130aと、周辺ローラ131の外周面に設けた段差131aの大きさに差を設け、相対的に直径の大きな中心ローラ130の外周面に設ける段差131aを、相対的に直径の小さい周辺ローラ131に設ける段差131aよりも小さくした。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
段違いに配置された3つのローラで形成される空間を利用して麺を丸めるべく、下段に位置するローラを中心ローラとしたとき、当該中心ローラの半径方向等距離の位置に等間隔で3つ以上の周辺ローラを配置し、当該周辺ローラを自転させながら前記中心ローラの周りを公転させることによって麺を丸めると共に丸めた麺を順次送り出す麺線整形丸め装置であって、
前記中心ローラ及び前記周辺ローラの外周面に、断面視、回転方向に向かって下り階段状に連続する段差を全周に渡って設けた
ことを特徴とする麺線整形丸め装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記中心ローラの外周面に設けた段差と、前記周辺ローラの外周面に設けた段差の大きさに差を設け、
相対的に直径の大きな前記中心ローラの外周面に設ける段差を、相対的に直径の小さい前記周辺ローラに設ける段差よりも小さくした
ことを特徴とする麺線整形丸め装置。
【請求項3】
請求項1又は2において、
前記段差は、切削前の状態で断面視円形の前記中心ローラ及び前記周辺ローラの外周面を切削することにより形成し、
隣りの段差との間に非切削領域を設けた
ことを特徴とする麺線整形丸め装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中華麺、うどん麺、そば麺等の生麺を製造する工程において利用され、製造された細長い生麺(麺線)を例えば一食分ずつひとまとまりに丸めて整形するための装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
出願人は、既に、段違いに配置された3つのローラで形成される空間を利用して麺を丸める麺線整形丸め装置であって、下段に位置するローラを中心ローラとしたとき、当該中心ローラの半径方向等距離の位置に等間隔で3つ以上の周辺ローラを配置し、当該周辺ローラを自転させながら前記中心ローラの周りを公転させることによって麺を丸めると共に丸めた麺を順次送り出すことを特徴とする麺線整形丸め装置について特許出願を行い、特許を取得しているところである(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4896265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
出願人は、特許取得済みの当該麺線整形丸め装置について更なる性能向上を目指し、具体的には、麺を傷めることなく素早く整形する(丸める)ことを目的に試行錯誤を行い、今回の発明に至ったのである。
【0005】
即ち本発明は、麺を傷めることなく更なる整形精度(丸め精度)の向上を図ることができる麺線整形丸め装置を提供する事をその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するべく、本願発明は、段違いに配置された3つのローラで形成される空間を利用して麺を丸めるべく、下段に位置するローラを中心ローラとしたとき、当該中心ローラの半径方向等距離の位置に等間隔で3つ以上の周辺ローラを配置し、当該周辺ローラを自転させながら前記中心ローラの周りを公転させることによって麺を丸めると共に丸めた麺を順次送り出す麺線整形丸め装置であって、前記中心ローラ及び前記周辺ローラの外周面に、断面視、回転方向に向かって下り階段状に連続する段差を全周に渡って設けたことを特徴とする。
【0007】
このような構成を採用することによって、中心ローラ及び周辺ローラの表面が麺を捉えやすくなり(効率良く引っ掛かる)、素早く確実に麺を整形することができる。
【0008】
また、前記中心ローラの外周面に設けた段差と、前記周辺ローラの外周面に設けた段差の大きさに差を設け、相対的に直径の大きな前記中心ローラの外周面に設ける段差を、相対的に直径の小さい前記周辺ローラに設ける段差よりも小さくしたことを特徴とする。
【0009】
このような構成を採用することによって、回転中に中心ローラの段差と周辺ローラの段差の位置(タイミング)が合うことによって中心ローラと周辺ローラの間の隙間が大きくなることを構造的に防止でき、麺がその隙間に食い込んだり、回転速度差によって麺が細かく切れてしまうことを防止している。
【0010】
また、前記段差は、切削前の状態で断面視円形の前記中心ローラ及び前記周辺ローラの外周面を切削することにより形成し、隣りの段差との間に非切削領域を設けた
ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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