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公開番号
2024164518
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080057
出願日
2023-05-15
発明の名称
ケーキ類用品質改良剤
出願人
理研ビタミン株式会社
代理人
主分類
A21D
2/26 20060101AFI20241120BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約
【課題】ケーキ類の形状不良を抑制できるケーキ類用品質改良剤を提供する。
【解決手段】ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼを有効成分とするケーキ類用品質改良剤。ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を含むケーキ類の製造方法。ケーキ類の製造において、ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を実施するケーキ類の形状不良の抑制方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼを有効成分とするケーキ類用品質改良剤。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を含むケーキ類の製造方法。
【請求項3】
ケーキ類の製造において、ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を実施するケーキ類の形状不良の抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーキ類用品質改良剤に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今の卵の価格高騰、供給制限等により、スポンジケーキ、蒸しケーキ、シフォンケーキ等のケーキ類の各メーカーは、卵の使用量が通常よりも少ない処方の検討を行っているが、該ケーキ類は、ボリュームの低下、形状不良(上部が山形になってしまい、平らにならない)、食感低下(重い食感となる)といった問題が発生することが課題となっている。
【0003】
ケーキ類の品質を改良する技術としてはホスホリパーゼを用いる技術が知られており、例えば、スポンジケーキ類を製造するに際し、原料の一部としてホスホリパーゼで分解した卵液を用い、加熱焼成することを特徴とするスポンジケーキの製造方法(特許文献1)、ホスホリパーゼを含む、洋菓子のボリューム維持剤(特許文献2)等が開示されている。
【0004】
しかし、上記技術を卵の使用量が通常よりも少ないケーキ類に用いた場合、特に形状不良の抑制効果が不十分であるため、形状不良を抑制できるケーキ類用品質改良剤が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
昭63-258528号公報
特開2017-109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、ケーキ類の形状不良を抑制できるケーキ類用品質改良剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ホスホリパーゼに、さらにリパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼを併用することにより形状不良を抑制できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、次の(1)~(3)から成っている。
(1)ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼを有効成分とするケーキ類用品質改良剤。
(2)ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を含むケーキ類の製造方法。
(3)ケーキ類の製造において、ホスホリパーゼ、リパーゼ及びグリコシルトランスフェラーゼをケーキ生地に添加する工程を実施するケーキ類の形状不良の抑制方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明のケーキ類用品質改良剤を用いることで、ケーキ類の形状不良を抑制することができる。
また、本発明のケーキ類用品質改良剤を用いることで、ケーキ類の形状不良の抑制のみならず、ケーキ類のボリューム低下及び食感低下をも抑制することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に用いられるホスホリパーゼは、リン脂質の加水分解を触媒する活性を有する酵素である。ホスホリパーゼは触媒する反応の種類により分類できるが、例えば、ホスホリパーゼA、ホスホリパーゼB、ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼD等が挙げられ、好ましくはホスホリパーゼAである。ホスホリパーゼの由来としては特に制限はなく、植物由来、動物由来、微生物由来等のいずれであっても良い。
(【0011】以降は省略されています)
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