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公開番号
2025024284
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128281
出願日
2023-08-07
発明の名称
クッキーの製造方法
出願人
個人
代理人
SSIP弁理士法人
主分類
A21D
13/06 20170101AFI20250213BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約
【課題】生地に食物繊維を加えても生地にだまができにくく、焼成時に生地が焼き型にくっつくことを抑制でき、焼成されたクッキーが褐色になることを抑制できるクッキーの製造方法を提供する。
【解決手段】本開示のクッキーの製造方法は、バター又はマーガリンに砂糖及びトレハロースを加え、卵を加えて攪拌する第1工程と、第1工程の終了後に水溶性の食物繊維を加えて攪拌する第2工程と、第2工程の終了後に小麦粉とデンプンと小麦胚芽と食塩と膨張剤とを加えて攪拌する第3工程と、第3工程の終了後の生地を焼成する第4工程とを含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バター又はマーガリンに砂糖及びトレハロースを加え、卵を加えて攪拌する第1工程と、
前記第1工程の終了後に水溶性の食物繊維を加えて攪拌する第2工程と、
前記第2工程の終了後に小麦粉とデンプンと小麦胚芽と食塩と膨張剤とを加えて攪拌する第3工程と、
前記第3工程の終了後の生地を焼成する第4工程と
を含むクッキーの製造方法。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記第4工程は、オーブン内で前記第3工程の終了後の前記生地を160℃~180℃で10~16分間焼成することを含む、請求項1に記載のクッキーの製造方法。
【請求項3】
前記第4工程は、鉄板上で前記第3工程の終了後の前記生地を180℃~190℃で6~7分間焼成することを含む、請求項1に記載のクッキーの製造方法。
【請求項4】
前記小麦粉は、
75質量%~85質量%の薄力粉と、
5質量%~15質量%の中力粉と、
5質量%~15質量%の強力粉と
を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のクッキーの製造方法。
【請求項5】
前記第3工程の終了後の前記生地中の前記食物繊維の含有量は4.4質量%~5.3質量%である、請求項1~3のいずれか一項に記載のクッキーの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、クッキーの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
健康志向の高まりを受けて、食物繊維を加えて炭水化物を減らしたクッキーの開発が行われている。例えば特許文献1には、食物繊維を食用油により含浸させ、含浸された食物繊維を小麦粉と共に水を加えて混練、焼成することにより製造されるクッキーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-115434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のクッキーの製造方法では、食物繊維を食用油に含浸させている点で脂質成分が増えてしまい、健康志向のクッキーとは言えなくなってしまう。また、生地に単に食物繊維を加えるだけだと、生地中にだまができてしまい、焼成時に生地が焼き型にくっついたり、焼成されたクッキーが褐色になったりする課題があった。
【0005】
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも1つの実施形態は、生地に食物繊維を加えても生地にだまができにくく、焼成時に生地が焼き型にくっつくことを抑制でき、焼成されたクッキーが褐色になることを抑制できるクッキーの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るクッキーの製造方法は、バター又はマーガリンに砂糖及びトレハロースを加え、卵を加えて攪拌する第1工程と、前記第1工程の終了後に水溶性の食物繊維を加えて攪拌する第2工程と、前記第2工程の終了後に小麦粉とデンプンと小麦胚芽と食塩と膨張剤とを加えて攪拌する第3工程と、前記第3工程の終了後の生地を焼成する第4工程とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示のクッキーの製造方法によれば、生地の作成時に卵を加えた後に水溶性の食物繊維を加えることにより、卵の水分中に水溶性の食物繊維が溶解するので、生地にだまができにくくなる。生地にだまができにくいので、焼成時に生地が焼き型にくっつくことを抑制でき、焼成されたクッキーが褐色になることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の製造方法で製造されたクッキーの写真である。
実施例4の製造方法で製造されたクッキーの写真である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態によるクッキーの製造方法について、図面に基づいて説明する。以下で説明する実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。
【0010】
本開示の一実施形態によるクッキーの製造方法は、下記第1工程~第4工程とから構成される。
第1工程:バター又はマーガリンに砂糖及びトレハロースを加え、卵を加えて攪拌する。
第2工程:第1工程の終了後に水溶性の食物繊維を加えて攪拌する。
第3工程:第2工程の終了後に小麦粉とデンプンと小麦胚芽と食塩と膨張剤とを加えて攪拌する。
第4工程:第3工程の終了後の生地を焼成する。
(【0011】以降は省略されています)
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