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公開番号
2025017508
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120580
出願日
2023-07-25
発明の名称
羽根および食品調整装置
出願人
エムケー精工株式会社
代理人
主分類
A21C
1/02 20060101AFI20250130BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約
【課題】様々な種類の生地を捏ねることができる羽根を提供する。
【解決手段】容器に回転可能に設けられる羽根3は、第1インペラ30と第2インペラ40とを備えている。第1インペラ30は、第1上ボス部32と第2下ボス部33を有す第1ボス部と、第1ボス部の上側にかけて広がる羽根部と、上ボス部32と下ボス部33とを接続する接続部とを備えている。第2インペラ40は、第2ボス部42と、第2ボス部42から回転半径方向の外側にかけて広がる羽根部44と、第2ボス部42と羽根部44とを接続する接続部とを備えている。第1上ボス部32と第1下ボス部33との間に第2ボス部42を嵌めることを特徴としている。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
容器に回転可能に設けられる羽根であって、
前記羽根は、第1インペラと第2インペラと、を備え、
前記第1インペラは、
第1上ボス部と第2下ボス部を有す第1ボス部と、
前記第1ボス部の上側にかけて広がる羽根部と、
前記上ボス部と下ボス部とを接続する接続部と、を備え、
前記第2インペラは、
第2ボス部と、
前記第2ボス部から回転半径方向の外側にかけて広がる羽根部と、
前記第2ボス部と羽根部とを接続する接続部と、を備え、
前記第1上ボス部と前記第1下ボス部との間に前記第2ボス部を嵌める、
ことを特徴とする羽根。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
容器に回転可能に設けられる羽根であって、
ボス部と、
前記ボス部から上側にかけて広がる第1インペラと、
前記ボス部から回転半径方向の外側にかけて広がる第2インペラと、を備え、
前記第1インペラは、回転半径方向の外側にかけて傾斜する傾斜面と、
前記傾斜面に回転半径方向の内側へと突出する突出部と、を有し、
前記第2インペラは、前記ボス部から回転半径方向の外側にかけて平面を有し、
前記平面は、内端より外端の方が正転方向に先行するよう形成される、
ことを特徴とする羽根。
【請求項3】
容器に回転可能に設けられる羽根であって、
ボス部と
前記ボス部から中心軸の上側にかけて広がる第1インペラと、
前記ボス部から回転半径方向の外側にかけて広がる第2インペラと、を備え、
前記第1インペラは、回転半径方向の外側にかけて傾斜する傾斜面と、
傾斜面に回転半径方向の内側へと突出する突出部と、を有し、
前記第2インペラは、内端より外端の方が正転方向に先行するよう形成され、
前記内端はアール状に窪むよう形成され、
下部に正面から後面にかけて傾斜する傾斜部を有す、
ことを特徴とする羽根。
【請求項4】
請求項1~3いずれか一項に記載の羽根と、
底部に前記羽根が回転可能に設けられた容器を備える、
ことを特徴とする食品調整装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、羽根および食品調製装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
高加水パンとは、生地に水分を多く含んだパンのことである。加水率は粉の総重量を100%とした場合、粉量に対する水分量となる。一般的なパンの水分量が65~70%なのに対し、高加水パンの水分量は80~100%以上と非常に水分量が多い。高加水パンは、しっとりとした食感が得られ、粉の香りや旨味が強く感じられたり、パンの老化(劣化)を遅らせたりすることができるといったメリットがある。
【0003】
特開2003-103153号(以下、特許文献1という)には、うどんやそばの生地を混錬する粉練り機が記載されている。特許文献1の羽根は、上側回転羽根と下側回転羽根とが連結された羽根である。上側回転羽根は、生地を筒状容器の底に抑え込むよう作用する。下側回転羽根は、容器の底の生地をかき上げるように作用する。
【0004】
また、非特許文献1の粉練り機(ニーダー)には、大小2種類の羽根が付属している。生地に含まれる水分量に応じて2種類の羽根を使い分けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-103153号公報
【非特許文献】
【0006】
「日常にパンづくりという冒険を/BRENC」、「PRODUCTS」、エムケー精工株式会社、[令和5年7月6日検索]インターネット<https://brenc.jp/products/br-k006w>
【発明の概要】
【0007】
特許文献1の羽根は、下側回転羽根により容器底部に溜まる生地を下からかき上げ、上側回転羽根により、かき上げられた生地を容器底面に押さえ込むように作用している。うどんやそば生地のような水分率45%の生地はまとまりやすいので下回転羽根により容器底に溜まる生地をかき上げることができる。しかし、特許文献1のような羽根を使用して高加水の生地を捏ねると、生地にダマができやすい。また、捏ねあがるまでに時間がかかったり、加水量によっては、生地にならなかったりする。
【0008】
非特許文献1のような粉練り機は、生地の水分量によって2種類の羽根を使い分けることができる。しかし、高加水の生地のような水分を多く含む生地や、油分を多く含んだ生地を練るとき、羽根軸と回転軸との間に生地が入り込む。生地が入り込むと、羽根がスリップし回転軸から抜けてしまうという問題があった。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明の一目的は、高加水の生地を捏ねることができる羽根を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一解決手段に係る羽根は、容器に回転可能に設けられている。この羽根は、第1インペラと第2インペラとを備えている。第1インペラは、第1上ボス部と第2下ボス部を有す第1ボス部と、第1ボス部の上側にかけて広がる羽根部と、上ボス部と下ボス部とを接続する接続部とを備えている。第2インペラは、第2ボス部と、第2ボス部から回転半径方向の外側にかけて広がる羽根部と、第2ボス部と羽根部とを接続する接続部とを備えている。第1上ボス部と第1下ボス部との間に第2ボス部を嵌めることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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