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公開番号
2025020770
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124347
出願日
2023-07-31
発明の名称
麺食品を製造する方法
出願人
株式会社ニチレイフーズ
代理人
個人
,
個人
主分類
A21C
11/24 20060101AFI20250205BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約
【課題】互いに峻別可能な2種類以上の麺線を含む麺食品を効率的に製造する新たな技術的手段を提供する。
【解決手段】第1の切刃と、該第1の切刃から得られる麺線と峻別可能な麺線が得られる第2の切刃とを備える製麺機を用いて、互いに峻別可能な第1の麺線および第2の麺線を少なくとも含む麺食品を製造する方法であって、
第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を準備する工程、
上記第1の被細断麺帯を上記第1の切刃で細断して少なくとも第1の麺線を得る工程、および
上記第2の被細断麺帯を上記第2の切刃で細断して少なくとも第2の麺線を得る工程、
を含む、方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の切刃と、該第1の切刃から得られる麺線と峻別可能な麺線が得られる第2の切刃とを備える製麺機を用いて、互いに峻別可能な第1の麺線および第2の麺線を少なくとも含む麺食品を製造する方法であって、
第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を準備する工程、
前記第1の被細断麺帯を前記第1の切刃で細断して少なくとも第1の麺線を得る工程、および
前記第2の被細断麺帯を前記第2の切刃で細断して少なくとも第2の麺線を得る工程、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1の麺線を得る工程および前記第2の麺線を得る工程のうちの少なくとも一方が、麺線をちぢれさせる工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の切刃および前記第2の切刃とは、細断する麺線の断面形状、細断する麺線の太さ、細断した麺線に与えるちぢれ具合のうち、少なくとも1つを異ならせることで、互いに峻別可能である、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記準備する工程が、ベース麺帯を幅方向に複数に分割し、少なくとも第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を得る工程であり、
さらに、前記第1の麺線と、前記第2の麺線とを分散しながら混合する工程を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記混合工程が、同一の茹で槽内に前記第1の麺線および前記第2の麺線を投入し、前記第1の麺線および前記第2の麺線を同時に茹でる工程を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第1の麺線および前記第2の麺線の混合後に、前記第1の麺線および前記第2の麺線を含む混合物を予め設定された量に分割する工程をさらに含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ベース麺帯を幅方向に複数に分割し、少なくとも第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を得る麺帯分割手段と、
前記第1の被細断麺帯を細断して麺線を得る第1の切刃と、
前記第2の被細断麺帯を細断して麺線を得る第2の切刃と、を備え、
前記第1の切刃と前記第2の切刃は、互いに峻別可能な麺線を生成する構造である、製麺機。
【請求項8】
製麺機と、該製麺機で得た麺線を茹でる茹で漕とを備える製麺システムであって、
前記製麺機は、
ベース麺帯を幅方向に複数に分割し、少なくとも第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を得る麺帯分割手段と、
前記第1の被細断麺帯を細断して麺線を得る第1の切刃と、
前記第2の被細断麺帯を細断して麺線を得る第2の切刃と、
を備え、
前記第1の切刃と前記第2の切刃は、互いに峻別可能な麺線を生成する構造であり、
前記茹で漕は、前記第1の切刃および前記第2の切刃から得た互いに峻別可能な麺線を茹でて該茹で漕内で混合する、
製麺システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、麺食品を製造する方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
うどん、そば、ラーメン等の麺食品を大量に生産する場合、1種類の切刃を備えたローラー式製麺機を使用することが一般的である。
【0003】
特許文献1では、幅広に圧延された麺帯を幅方向で複数に分割し、分割後の各麺帯を、それぞれの麺帯に対応した同一仕様の切刃により細断して麺線とする麺帯分割による麺類の製造方法が開示されている。この従来技術では、分割後の各麺帯を、麺帯の厚さ方向で互いに異なる位置とるように、分割された麺帯の少なくとも一部を変位させ、各麺帯を上記異なる位置で上記同一仕様の切刃により細断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-126096号公報
【発明の概要】
【0005】
特許文献1で開示されている方法では、1種類の麺線を含む麺食品の製造が可能であるものの、麺のサイズ、または形状に幅を有する麺線、すなわち峻別可能な2種類以上の麺線を含む麺食品の製造が不可能ないし極めて困難である。
【0006】
したがって、本開示は、互いに峻別可能な2種類以上の麺線を含む麺食品を効率的に製造する新たな技術的手段を提供することを一つの目的とする。
【0007】
本開示者らは、ローラー式製麺機において、少なくとも2つの切刃を別々に用いて得られる麺を混合すると、互いに峻別可能な2種類以上(例えば、麺のサイズ、形状に幅を有する)の麺線を含む麺食品を効率的に製造しうることを見出した。本開示は、かかる知見に基づくものである。
【0008】
本開示の一実施態様によれば、第1の切刃と、該第1の切刃から得られる麺線と峻別可能な麺線が得られる第2の切刃とを備える製麺機を用いて、互いに峻別可能な第1の麺線および第2の麺線を少なくとも含む麺食品を製造する方法であって、
第1の被細断麺帯および第2の被細断麺帯を準備する工程、
上記第1の被細断麺帯を上記第1の切刃で細断して少なくとも第1の麺線を得る工程、および
上記第2の被細断麺帯を上記第2の切刃で細断して少なくとも第2の麺線を得る工程、
を含む、方法が提供される。
【0009】
本開示によれば、峻別可能な2種類以上の麺線を含む麺食品を効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の方法に使用される製麺機の一例の側面図を示す。
本開示の方法に使用される製麺機の一例の平面図を示す。
本開示の方法に使用される製麺機に含まれるシュートの一例の拡大平面図を示す。
本開示の方法に使用される製麺機に含まれるシュートの一例の拡大側面図を示す。
【発明の具体的説明】
(【0011】以降は省略されています)
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