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公開番号2025008121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023110017
出願日2023-07-04
発明の名称麺線の製造装置及び麺線の製造方法
出願人タマムラデリカ株式会社
代理人弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類A21C 11/00 20060101AFI20250109BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】変形が施された麺線を得るにあたり、麺帯の段階で変形を十分に施す。
【解決手段】凹凸が形成された麺線の製造装置であって、凹凸形成部1を備え、凹凸形成部1は、互いに隙間aを空けるように並列された一対の揉みローラー11と、一対の揉みローラー11の支持部材12と、隙間aの調節機構13と、有し、調節機構13は、少なくとも一方の揉みローラー11を移動可能に構成されている、装置を提供する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
凹凸が形成された麺線の製造装置であって、
凹凸形成部を備え、
前記凹凸形成部は、互いに隙間を空けるように並列された一対の揉みローラーと、前記一対の揉みローラーの支持部材と、前記隙間の調節機構と、有し、
前記調節機構は、少なくとも一方の前記揉みローラーを移動可能に構成されている、装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記調節機構は、可動部材と、前記支持部材に形成されたスリット構造と、を含み、
前記可動部材は、前記スリット構造の内側に配置され、
少なくとも一方の前記揉みローラーは、前記可動部材に回転自在に取り付けられている、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記スリット構造は、前記一対の揉みローラーの並列方向に沿って形成されている、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記調節機構は、前記支持部材に形成されたボルト穴構造をさらに含み、
前記ボルト穴構造は、前記一対の揉みローラーの並列方向に沿って形成され、前記スリット構造に連結されている、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記調節機構は、弾性体をさらに含み、
前記弾性体は、前記スリット構造の内側かつ前記可動部材に対して前記ボルト穴構造と反対側に配置されている、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
一方の前記揉みローラーは、前記可動部材に回転自在に取り付けられ、
前記スリット構造は、他方の前記揉みローラーの円周方向に沿って形成されている、請求項2に記載の装置。
【請求項7】
一方の前記揉みローラーは、前記可動部材に回転自在に取り付けられ、
前記支持部材は、他方の前記揉みローラーを軸に回転可能である、請求項2に記載の装置。
【請求項8】
裁断部をさらに備え、
前記裁断部は、前記凹凸形成部の下流側に配置されている、請求項1~7の何れかに記載の装置。
【請求項9】
制御部をさらに備え、
前記裁断部は、一対の切刃ローラーを有し、
前記制御部は、制御回路を有し、
前記制御回路は、前記揉みローラーと前記切刃ローラーの少なくとも一方に与えるトルクを増減可能に構成されている、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記制御回路は、前記揉みローラーと前記切刃ローラーの両方に与えるトルクを独立に増減可能に構成されている、請求項9に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、凹凸が形成された麺線の製造に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
手もみ麺は、屈曲や凹凸などが形成された複雑な構造となっている。これにより、調味料や具材がよく絡むため、消費者に好まれやすい。
【0003】
手もみ麺の製造には、製造者の労力と技能を要する。そのため、工場などで手もみ麺に近い麺(手もみ風の麺)の製造が行われてきた。
【0004】
例えば、特許文献1には、手もみ麺の製造装置が記載されている。この装置によれば、略歯車形状の揉みロールを並行して配置して回転させ、揉みロールの隙間に麺を通過させることで、麺に多様な変形を施すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第3761876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、麺線に変形を施す場合、麺帯を切り出して麺線を得るための装置と、麺線を加工するための装置との間に、麺線に変形を施すための装置を設け、これらを繋ぐ搬送機構をさらに用意する必要があり、簡便でない。これに対し、麺帯の段階で変形を施すことが試みられているが、麺帯の搬送中に変形が戻るなど、問題は多く残存している。
【0007】
このような事情に鑑み、本発明は、変形が施された麺線を得るにあたり、麺帯の段階で変形を十分に施すことを課題とし、これを達成しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を達成するための本発明の実施形態の一つは、凹凸が形成された麺線の製造装置であって、次の装置[1]~[12]である。
【0009】
[1]:凹凸形成部を備え、凹凸形成部は、互いに隙間を空けるように並列された一対の揉みローラーと、一対の揉みローラーの支持部材と、隙間の調節機構と、有し、調節機構は、少なくとも一方の揉みローラーを移動可能に構成されている、装置。
【0010】
装置[1]では、隙間の調節機構によって、麺帯の厚さなどに合わせ、揉みローラーを麺帯に十分に押圧し、麺帯に凹凸を形成することができる。これにより、麺帯の段階で変形を十分に施すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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