TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024102869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023006932
出願日2023-01-20
発明の名称情報管理装置、移動体、情報管理方法、及びコンピュータプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20240725BHJP(信号)
要約【課題】
移動体との通信品質(通信速度等)に応じて空間情報データの適切な送信が可能な情報管理装置を提供する。
【解決手段】
情報管理装置において、所定の座標(例えば緯度/経度/高度等)によって定義される空間セルに存在する物体の状態に関する空間情報を前記空間セルの固有識別子に紐づけて管理すると共に、移動体との通信品質情報を取得し、前記通信品質情報に基づき、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更することを特徴とする。
【選択図】 図4


特許請求の範囲【請求項1】
所定の座標によって定義される空間セルに存在する物体の状態に関する空間情報を前記空間セルの固有識別子に紐づけて管理する管理手段と、
移動体との通信品質情報を取得する通信品質取得手段と、
前記通信品質情報に基づき、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更する変更手段と、を有することを特徴とする情報管理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記変更手段は、前記通信品質情報に基づき、前記移動体に送信する前記空間情報における、前記空間セルのサイズ、前記空間情報の種類、前記空間セルの数、空間領域の少なくとも1つを変更することを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記変更手段は、前記通信品質情報に基づき、通信品質が所定の閾値以下の場合には、前記空間セルのサイズを大きくする、前記空間情報の種類を減らす、前記空間セルの数を減らす、前記空間領域の範囲を狭くする、の少なくとも1つを行うことを特徴とする請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記通信品質情報は、前記移動体との通信時の通信速度、電波強度、通信方式、通信時のS/N、自律移動体11の通信パワーの少なくとも1つに関する情報を含む。ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記空間セルの内部の障害物情報を取得する障害物情報取得手段を有し、
前記変更手段は、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更する場合においても、少なくとも前記障害物情報を前記移動体に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項6】
前記移動体の機器情報を取得する機器情報取得手段を有し、
前記変更手段は、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更する場合において、前記機器情報に基づき前記空間情報のデータサイズを変更することを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項7】
前記機器情報は前記移動体のサイズ、前記移動体の走行性能の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の情報管理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報管理装置から送信された前記空間情報に基づき移動経路を生成する経路生成手段を有することを特徴とする移動体。
【請求項9】
所定の座標によって定義される空間セルに存在する物体の状態に関する空間情報を前記空間セルの固有識別子に紐づけて管理する管理ステップと、
移動体との通信品質情報を取得する通信品質取得ステップと、
前記通信品質情報に基づき、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更する変更ステップと、を有することを特徴とする情報管理方法。
【請求項10】
請求項1~7のいずれか1項に記載の情報管理装置又は請求項8に記載の移動体の各手段をコンピュータによって制御するためのコンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体のための情報管理装置、移動体、情報管理方法、及びコンピュータプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、世界では自律走行モビリティや空間認識システムなどの技術革新に伴い、異なる組織や社会の構成員の間でデータやシステムをつなぐ全体像(以下、デジタルアーキテクチャ)の開発が進んでいる。
【0003】
特許文献1では、ユーザーの提供する時空間管理データに従って単一のプロセッサが時空間領域を時間及び空間で分割して、複数の時空間分割領域を生成する。また時空間分割領域の時間及び空間の近傍性を考慮して、複数の時空間分割領域の各々を一意に識別するための、一次元の整数値で表現される識別子を割り当てる。その識別子が近い時空間分割領域のデータが記憶装置上で近くに配置されるように、時系列データの配置を決定する時空間データ管理システムが開示されている。
【0004】
更に、特許文献2では、地理情報に通信品質を関連させ、自律走行モビリティなどがサーバとの通信状態を保ちつつ、走行ルートを確立させる方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-2519号公報
特開2021-43039号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1においては、時空間分割領域の生成ルールについて考慮されておらず、生成された領域に関するデータを識別子で把握できるのはそれを生成したプロセッサ内でのみである。よって、異なる組織や社会の構成員(以下、システムユーザー)の間で当該データを共有して使用することはできない。
【0007】
又、上記特許文献2では、通信品質が悪い状態においては、時空間分割領域の情報の送受に時間がかかり、自律走行モビリティ等が提供するサービスに支障をきたす場合がある。
【0008】
本発明の目的の1つは上記のような課題を解決するために、移動体との通信品質に応じて空間情報データの適切な送信が可能な情報管理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の1側面の情報管理装置は、
所定の座標によって定義される空間セルに存在する物体の状態に関する空間情報を前記空間セルの固有識別子に紐づけて管理する管理手段と、
移動体との通信品質情報を取得する通信品質取得手段と、
前記通信品質情報に基づき、前記移動体に送信する前記空間情報のデータサイズを変更する変更手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、移動体との通信品質に応じて空間情報データの適切な送信が可能な情報管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯砂利システム
1か月前
日本精機株式会社
表示システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
警報装置
12日前
個人
警報装置付きフェイスガード
1か月前
個人
音による速度計及びプログラム
1か月前
株式会社SUBARU
車載装置
12日前
ホーチキ株式会社
通報システム
18日前
株式会社大林組
誘導装置
11日前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
1か月前
ニッタン株式会社
煙感知器
12日前
加藤電機株式会社
車両用警報装置
1か月前
株式会社小糸製作所
転倒検知装置
18日前
株式会社SUBARU
運転支援装置
11日前
株式会社JVCケンウッド
警告装置
1か月前
株式会社ブリッツ
車両情報処理装置
14日前
株式会社大林組
監視システム
1か月前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
12日前
能美防災株式会社
発信機
1か月前
綜合警備保障株式会社
警備システム
11日前
株式会社日本製鋼所
センシング装置
19日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
12日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
12日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
12日前
大阪瓦斯株式会社
音声出力システム
12日前
株式会社CCT
監視装置及び監視方法
7日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
13日前
トヨタ自動車株式会社
通信装置
18日前
ニッタン株式会社
火災感知端末
11日前
ニッタン株式会社
感知器ベース
1か月前
トヨタ自動車株式会社
警告装置
2か月前
株式会社日立国際電気
防災無線システム
22日前
能美防災株式会社
防災表示盤
22日前
常盤電業株式会社
表示機、信号機
2か月前
能美防災株式会社
火災感知器
1か月前
株式会社ユピテル
システムおよびプログラム等
11日前
続きを見る