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公開番号2024100955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2024084139,2023102285
出願日2024-05-23,2023-06-22
発明の名称ベビーカー及びその側座布部
出願人ワンダーランド スイツァーランド アーゲー
代理人弁理士法人坂本国際特許商標事務所
主分類B62B 7/08 20060101AFI20240719BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】側座布部がベビーカーのフレームの折り畳み時に正しい折り畳み方式で折り畳むことができるベビーカー及びその側座布部の提供。
【解決手段】本発明は、ベビーカー及びその側座布部に関する。ベビーカーの側座布部は、対向する内側布及び外側布を含む布袋と、前記布袋内に包まれ、前記内側布と前記外側布との間に位置する折り畳み板であって、枢動可能に接続された第1板及び第2板を含み、前記ベビーカーのフレームが展開状態にある場合に、展開状態にある折り畳み板とを含む。前記折り畳み板が前記展開状態にある場合に、前記折り畳み板は、前記第1板と前記第2板との間にあるスリットを有し、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が前記スリットによって区切られ、前記折り畳み板が前記展開状態から前記折り畳み状態に切り換えられる場合に、前記スリットの2つの側壁は、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が互いに近づくことを阻止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベビーカーの側座布部であって、
対向する内側布及び外側布を含む布袋と、
前記布袋内に包まれ、前記内側布と前記外側布との間に位置する折り畳み板であって、枢動可能に接続された第1板及び第2板を含み、前記ベビーカーのフレームが展開状態にある場合に、展開状態にある折り畳み板と、を含み、
前記折り畳み板が前記展開状態にある場合に、前記折り畳み板は、前記第1板と前記第2板との間にあるスリットを有し、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が前記スリットによって区切られ、
前記折り畳み板が前記展開状態から折り畳み状態に切り換えられる場合に、前記スリットの2つの側壁は、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が互いに近づくことを阻止する、
ことを特徴とするベビーカーの側座布部。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記スリットの幅は前記第1板の厚さと前記第2板の厚さとの和よりも小さい、
ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項3】
前記第1板の外側面と前記第2板の外側面とが互いに近づくように促進する傾向を有する補助装置をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項4】
前記補助装置は弾性部材を含み、前記弾性部材は、第1端が前記第1板の外側面に接続され、第2端が前記第2板の外側面に接続される、
ことを特徴とする請求項3に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項5】
前記折り畳み板は一体成形品であり、前記スリットは前記折り畳み板の内側面にあり、且つ前記スリットの深さが前記折り畳み板の厚さよりも小さく、前記第1板と前記第2板は、前記スリットの底壁を介して枢動可能に接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項6】
少なくとも1つの枢着部材をさらに含み、前記第1板の外側面及び前記第2板の外側面は、それぞれ前記枢着部材に接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項7】
枢動軸をさらに含み、前記第1板と前記第2板は前記枢動軸によって接続され、
前記補助装置は、前記枢動軸に外装されたねじりバネを含み、前記ねじりバネの2つのバネアームは、前記第1板及び前記第2板にそれぞれ接続される、
ことを特徴とする請求項3に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項8】
前記布袋内に設けられたパッドをさらに含み、前記パッドは前記外側布に接続され、前記第1板及び前記第2板はいずれも前記パッドに接続される、
ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカーの側座布部。
【請求項9】
フレームと、
前記フレームによって支持される座布と、を含むベビーカーであって、
前記座布は、シート部と、前記シート部に接続された背もたれ部と、前記背もたれ部の両側に設けられた2つの翼部と、前記2つの翼部にそれぞれ接続された請求項1から8のいずれか1項に記載の側座布部と、を含む、
ことを特徴とするベビーカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、2022年6月22日に中国特許局に提出された、出願番号が2022215788737、発明名称が「ベビーカー及びその側座布部」である中国特許出願、及び2022年11月28日に中国特許局に提出された、出願番号が2022115054901、発明名称が「ベビーカー及びその側座布部」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容全体が参照により本発明に組み込まれる。本発明は、ベビーカー及びその側座布部に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ベビーカーは、フレームと、フレームによって支持される座布とを含む。多くのベビーカーのフレームは、展開状態及び折り畳み状態を提供することができ、展開状態では、座布が展開して子供が乗るためのスペースが形成され、折り畳み状態では、ベビーカーの収納のために、座布がフレームとともに折り畳まれる。
【0003】
典型的なベビーカーの座布は、シート部、背もたれ部及び2つの側座布部を含む。しかしながら、フレームを折り畳む場合に、座布の材質は一般的に柔らかいため、折り畳み姿勢を把握することが難しく、側座布部は、その中部が座布の左右両側に外へ凸となる方式で折り畳まれるおそれがある。外へ突出する側座布部は、フレームの折り畳み姿勢に影響し、ユーザの操作に不便が生じる一方、不要なシワが形成され、外観に影響を与える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これに鑑みて、側座布部がベビーカーのフレームの折り畳み時に正しい折り畳み方式で折り畳むことができるベビーカー及びその側座布部を提供する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ベビーカーの側座布部は、対向する内側布及び外側布を含む布袋と、前記布袋内に包まれ、前記内側布と前記外側布との間に位置する折り畳み板であって、枢動可能に接続された第1板及び第2板を含み、前記ベビーカーのフレームが展開状態にある場合に、展開状態にある折り畳み板と、前記ベビーカーのフレームが折り畳まれる時に、前記折り畳み板が前記展開状態から折り畳み状態に切り換えられるように、前記第1板の外側面と前記第2板の外側面とが互いに近づくように促進する補助装置と、を含む。
【0006】
上記の側座布部が補助装置を含むため、ベビーカーのフレームが折り畳まれる時に、補助装置は、第1板の外側面及び第2板の外側面が互いに近づくように促進し、折り畳み板を正しい折り畳み方式で折り畳み状態に切り換えて、側座布部が正しい方式で折り畳まれるように駆動し、折り畳み後の側座布部が左右両側に外へ凸となることによるフレームの折り畳み不良及び座布のシワ生成という問題を効果的に回避することができる。
【0007】
一実施例において、前記折り畳み板にはスルーホールが設けられる。
【0008】
一実施例において、前記折り畳み板が前記展開状態にある場合に、前記折り畳み板は、前記第1板と前記第2板との間にあるスリットを有し、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が前記スリットによって区切られ、前記折り畳み板が前記展開状態から前記折り畳み状態に切り換えられる場合に、前記スリットの2つの側壁は、前記第1板の内側面と前記第2板の内側面が互いに近づくことを阻止する。
【0009】
一実施例において、前記スリットの幅は前記第1板の厚さと前記第2板の厚さとの和よりも小さく、例えば、前記スリットの幅は2ミリメートル以下である。
【0010】
一実施例において、前記補助装置は弾性部材を含み、前記弾性部材は、第1端が前記第1板の外側面に接続され、第2端が前記第2板の外側面に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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