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公開番号2024093939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-09
出願番号2022210600
出願日2022-12-27
発明の名称人力駆動車用の制御装置
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/45 20100101AFI20240702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】人力駆動車用コンポーネントを好適に制御できる人力駆動車用の制御装置を提供する。
【解決手段】人力駆動車用の制御装置であって、人力駆動車用の制御装置であって、共通のバッテリから電力が供給される複数の人力駆動車用コンポーネントのうちの少なくとも1つの消費電力を制御する制御部を備え、複数の人力駆動車用コンポーネントは、第1コンポーネントおよび第2コンポーネントを含み、制御部は、バッテリの残量が第1閾値以下の場合、第1コンポーネントの消費電力を減少させ、バッテリの残量が第1閾値以下の状態において第2コンポーネントが動作した動作時間の測定結果に応じて、動作時間が予め定める時間以上になるように、第1閾値と、バッテリの残量が第1閾値以下の状態における第1コンポーネントおよび第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力と、の少なくとも1つを変更可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用の制御装置であって、
共通のバッテリから電力が供給される複数の人力駆動車用コンポーネントのうちの少なくとも1つの消費電力を制御する制御部を備え、
前記複数の人力駆動車用コンポーネントは、第1コンポーネントおよび第2コンポーネントを含み、
前記制御部は、
前記バッテリの残量が第1閾値以下の場合、前記第1コンポーネントの消費電力を減少させ、
前記バッテリの残量が第1閾値以下の状態において前記第2コンポーネントが動作した動作時間の測定結果に応じて、前記動作時間が予め定める時間以上になるように、前記第1閾値と、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下の状態における前記第1コンポーネントおよび前記第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力と、の少なくとも1つを変更可能に構成される、制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記動作時間が、前記予め定める時間よりも短い場合、前記第1閾値を増加するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記動作時間が、前記予め定める時間よりも短い場合、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下の状態における前記第1コンポーネントおよび前記第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力を減少させるように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第2コンポーネントが動作している状態において、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった場合、前記動作時間の測定を開始する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記第2コンポーネントは、前記バッテリの残量が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下になると、動作を停止し、
前記動作時間は、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった時から、前記バッテリの残量が前記第2閾値以下になるまでの時間である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第2コンポーネントは、前記バッテリの残量が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下になると、動作を停止し、
前記制御部は、
前記第2コンポーネントが動作している状態において、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった場合、前記動作時間の測定を開始し、
前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった後、前記バッテリの残量が前記第2閾値以下になる前に前記第2コンポーネントの動作が停止される場合、前記第1閾値を変更しない、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記動作時間を測定するカウンタ、および、リアルタイムクロック回路の少なくとも1つをさらに備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項8】
前記制御部は、外部装置からの入力情報に応じて前記第1閾値を変更するように構成される、請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第2コンポーネントの識別情報を取得可能に構成され、前記識別情報に応じて前記第1閾値を変更するように構成される、請求項8に記載の制御装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になると、前記第1コンポーネントの少なくとも一部の機能を停止させる、請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用の制御装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示されている人力駆動車用の制御装置は、共通のバッテリから電力が供給される複数の人力駆動車用コンポーネントの消費電力を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-323694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人力駆動車用コンポーネントの消費電力は、個体差および状態等によって他の人力駆動車用コンポーネントと異なっていたり、または、変化したりする。特許文献1の制御装置は、人力駆動車用コンポーネントの個体差による消費電力、および、消費電力の変化については何ら検討していない。
【0005】
本開示の目的の1つは、人力駆動車用コンポーネントを好適に制御できる人力駆動車用の制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、共通のバッテリから電力が供給される複数の人力駆動車用コンポーネントのうちの少なくとも1つの消費電力を制御する制御部を備え、前記複数の人力駆動車用コンポーネントは、第1コンポーネントおよび第2コンポーネントを含み、前記制御部は、前記バッテリの残量が第1閾値以下の場合、前記第1コンポーネントの消費電力を減少させ、前記バッテリの残量が第1閾値以下の状態において前記第2コンポーネントが動作した動作時間の測定結果に応じて、前記動作時間が予め定める時間以上になるように、前記第1閾値と、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下の状態における前記第1コンポーネントおよび前記第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力と、の少なくとも1つを変更可能に構成される。
第1側面の制御装置によれば、バッテリの残量が第1閾値以下の状態において第2コンポーネントが動作した動作時間の測定結果に応じて、動作時間が予め定める時間以上になるように、第1閾値と、バッテリの残量が第1閾値以下の状態における第1コンポーネントおよび第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力と、の少なくとも1つを変更できる。したがって、制御部は、実際の測定結果に応じて第2コンポーネントの動作時間を予め定める時間以上にできるため、人力駆動車用コンポーネントを好適に制御できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記制御部は、前記動作時間が、前記予め定める時間よりも短い場合、前記第1閾値を増加するように構成される。
第2側面の制御装置によれば、動作時間が予め定める時間よりも短い場合、第1閾値が増加するため、制御部は、早期に第1コンポーネントの消費電力を減少させることができるため、動作時間が確保されやすい。
【0008】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記制御部は、前記動作時間が、前記予め定める時間よりも短い場合、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下の状態における前記第1コンポーネントおよび前記第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力を減少させるように構成される。
第3側面の制御装置によれば、動作時間が予め定める時間よりも短い場合、第1コンポーネントおよび第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力を減少させるため、動作時間が確保されやすい。
【0009】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、前記第2コンポーネントが動作している状態において、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった場合、前記動作時間の測定を開始する。
第4側面の制御装置によれば、第2コンポーネントが動作している状態において、バッテリの残量が第1閾値以下になった場合、動作時間の測定を開始するため、動作時間を正確に測定できる。
【0010】
本開示の第1から第4側面のいずれか1つに従う第5側面の制御装置において、前記第2コンポーネントは、前記バッテリの残量が前記第1閾値よりも小さい第2閾値以下になると、動作を停止し、前記動作時間は、前記バッテリの残量が前記第1閾値以下になった時から、前記バッテリの残量が前記第2閾値以下になるまでの時間である。
第5側面の制御装置によれば、バッテリの残量が第1閾値以下になった時から、バッテリの残量が第2閾値以下になるまでの時間の測定結果に応じて、第1閾値と、バッテリの残量が第1閾値以下の状態における第1コンポーネントおよび第2コンポーネントの少なくとも1つの消費電力と、の少なくとも1つを変更できる。
(【0011】以降は省略されています)

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