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公開番号2024092467
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208406
出願日2022-12-26
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/17 20060101AFI20240701BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出部外への液体の飛散を抑制することを課題とする。
【解決手段】液体吐出ヘッド20を有する液体吐出部9A、9Bと、電子基板12と、液体吐出部9Bをその内側に配置し、電子基板12をその外側に配置する隔離部と、を備えた液体吐出装置1であって、隔離部は、液体吐出部9A、9Bの主走査方向の両側および副走査方向の両側の四方を囲う第1隔離部と、第1隔離部に連続して設けられ、液体吐出部9Bの、液体吐出ヘッド20による液体吐出方向と反対方向の側を覆う第2隔離部とを有することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
液体吐出ヘッドを有する液体吐出部と、
電子基板と、
前記液体吐出部をその内側に配置し、前記電子基板をその外側に配置する隔離部と、を備えた液体吐出装置であって、
前記隔離部は、前記液体吐出部の主走査方向の両側および副走査方向の両側の四方を囲う第1隔離部と、前記第1隔離部に連続して設けられ、前記液体吐出部の、前記液体吐出ヘッドによる液体吐出方向と反対方向の側を覆う第2隔離部とを有することを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記隔離部内に設けられ、前記隔離部内で循環する気流を発生させる気流発生機構をさらに有する請求項1記載の液体吐出装置。
【請求項3】
開閉部材と、
前記隔離部の一部を形成する隔離部材とを有する請求項1記載の液体吐出装置であって、
前記開閉部材を閉じた状態で、前記隔離部材が前記開閉部材に当接し、前記開閉部材と前記隔離部材とにより前記第2隔離部が構成される液体吐出装置。
【請求項4】
前記隔離部材は、第1隔離部の一部または全部を構成する第1隔離部材と、第2隔離部の一部を構成する第2隔離部材とを有し、
前記第2隔離部材は弾性を有する請求項3記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記隔離部は、前処理液を吐出する前記液体吐出ヘッドを有した液体吐出部を隔離する請求項1記載の液体吐出装置。
【請求項6】
複数の液体吐出部を有し、
少なくともいずれか一つの液体吐出部を隔離する前記隔離部が設けられる請求項1記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体としてのインクを吐出する液体吐出装置では、画像形成のために液体吐出ヘッドから吐出される主な液滴の他に、この液滴よりも小さい霧状のミストが発生し、画像品質の低下や機内の汚染を生じさせる。特に捺染プリンタでは、インクを布地に塗布する前に前処理液を塗布する。この前処理液は電気導電性が高く、前処理液がミストとして飛散すると、液体吐出装置内の電子基板の不具合につながるという問題があった。
【0003】
例えば特許文献1(特開2020-37252号公報)の液体吐出装置は、前処理液を吐出する第1のヘッドと、インクを吐出する第2のヘッドと、排気部とを備える。排気部が、第2のヘッド側から第1のヘッド側へ流れる気流を形成し、前処理液が第2のヘッド側へ飛散することを抑制する。また、第1のヘッドと第2のヘッドとの間には遮蔽部材が設けられる。
【0004】
特許文献1のように、気流によって液体の飛散を抑制する効果を得ることができる。しかし、装置の構成によってはその効果は十分とは言えず、特に前処理液の飛散による電子基板の不具合に対して十分とは言えなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体吐出部外への液体の飛散を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は、液体吐出ヘッドを有する液体吐出部と、電子基板と、前記液体吐出部をその内側に配置し、前記電子基板をその外側に配置する隔離部と、を備えた液体吐出装置であって、前記隔離部は、前記液体吐出部の主走査方向の両側および副走査方向の両側の四方を囲う第1隔離部と、前記第1隔離部に連続して設けられ、前記液体吐出部の、前記液体吐出ヘッドによる液体吐出方向と反対方向の側の面を覆う第2隔離部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体吐出部外への液体の飛散を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置の各カバー部材が閉じた状態の斜視図である。
図1の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出装置の各カバー部材が開いた状態の斜視図である。
図3の液体吐出装置の平面図である。
液体吐出装置内部の構成を示す平面図である。
液体吐出装置内部の構成を示す側面図である。
液体吐出装置内部の構成を示す正面図である。
一つの液体吐出部を有する液体吐出装置の平面図である。
一つのキャリッジに一つの液体吐出ヘッドユニットを設けた構成を示す図である。
一つのキャリッジに二つの液体吐出ヘッドユニットを設けた構成を示す図である。
図10と液体吐出ヘッドユニットの配置が異なる図である。
左右方向、かつ内側に開閉するカバー部材を有する液体吐出装置の正面図で、各カバー部材が閉じた状態の図である。
図12の液体吐出装置の平面図である。
図13から右カバーが開いた状態の図である。
図13から左カバーが開いた状態の図である。
複数の液体吐出部と、左右に開閉するカバー部材とを有する液体吐出装置の正面図である。
左右方向、かつ外側に開閉するカバーを有する液体吐出装置の正面図ある。
図17の液体吐出装置の平面図で、各カバー部材が閉じた状態の図である。
図18から各カバー部材が開いた状態の平面図である。
前後方向、かつ内側に開閉する液体吐出装置の平面図で、各カバーが閉じた状態の図である。
図20から前カバーが開いた状態の平面図である。
図20から後ろカバーが開いた状態の平面図である。
回転により開閉するカバー部材を有する液体吐出装置の側面図である。
図23とは別の、回転により開閉するカバー部材を有する液体吐出装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。本実施形態の液体吐出装置は、記録媒体としての布地に液体を吐出して画像を形成する捺染プリンタである。
【0010】
図1に各カバーが閉じた状態の液体吐出装置1の斜視図、図2に平面図を示す。また図3に各カバーが開いた状態の液体吐出装置1の斜視図、図4に平面図を示す。図1の方向Xを液体吐出装置の前後方向あるいは副走査方向あるいは記録媒体搬送方向、方向Yを液体吐出装置の幅方向あるいは主走査方向、方向Zは液体吐出方向およびその反対方向、あるいは上下方向とする。方向Xおよび方向Yはステージ上に配置された記録媒体の液体吐出面に平行な方向であるが、多少の誤差があってもよい。方向X,Y,Zは互いに直交する方向であるが、多少の誤差があってもよい。なお図3および図4では、便宜上後述の隔離部材や気流形成機構の記載を省略している。
(【0011】以降は省略されています)

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