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公開番号2024104212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-02
出願番号2023008327
出願日2023-01-23
発明の名称媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B65H 31/36 20060101AFI20240726BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】シートを積層するトレイの角度に関わらず、シートの自重による整合性を高めることができる媒体処理装置を提供する。
【解決手段】搬送されたシートを積載するシートスタック部と、シートスタック部に積層された複数のシートのうちの最上位面のシートに接触し、当該シートを搬送方向の逆方向に移動させて、複数のシートの搬送方向後端部を整合させる搬送方向整合部材に当接させる戻し部材と、シートの幅方向に駆動する一対の部材からなり、シートスタック部に積層されて搬送方向整合部材において搬送方向後端部を整合されたシートの幅方向の端部を整合させる幅方向整合部材と、を備え、幅方向整合部材は、シートの幅方向の中央方向に向けて傾斜している傾斜面と、シートの積層方向と直交しシートの幅方向の端部に当接して整合させる幅方向整合面と、を少なくとも有する、媒体処理装置。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
搬送されたシートを積載するシートスタック部と、
前記シートスタック部に積層された複数の前記シートのうちの最上位面のシートに接触し、当該シートを搬送方向の逆方向に移動させて、複数の前記シートの搬送方向後端部を整合させる搬送方向整合部材に当接させる戻し部材と、
前記シートの幅方向に駆動する一対の部材からなり、前記シートスタック部に積層されて前記搬送方向整合部材において前記搬送方向後端部を整合された前記シートの幅方向の端部を整合させる幅方向整合部材と、
を備え、
前記幅方向整合部材は、前記シートの幅方向の中央方向に向けて傾斜している傾斜面と、前記シートの積層方向と直交し前記シートの幅方向の端部に当接して整合させる幅方向整合面と、を少なくとも有する、
ことを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記幅方向整合部材は、新たに排出されたシートが前記シートスタック部に落下するときには、一対の前記傾斜面の端部の間隔が当該シートの幅方向よりも狭い状態に位置する、
請求項1に記載の媒体処理装置。
【請求項3】
前記戻し部材は、新たに排出されたシートが前記シートスタック部に落下する途中において一対の前記傾斜面に幅方向端部が接触しているときに、当該シートに当接して搬送方向の反対側に移動させる、
請求項2に記載の媒体処理装置。
【請求項4】
前記幅方向整合部材は、新たに排出されたシートが前記搬送方向の反対側に移動させられた後に、前記傾斜面が当該シートの幅端部よりも外側に位置するように移動する、
請求項3に記載の媒体処理装置。
【請求項5】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置で画像が形成された複数の前記シートを束ねる請求項1に記載の媒体処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
【請求項6】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の排出部に設けられ、当該排出部から排出された前記シートに対して所定の処理を行う媒体処理部と、
を備え、
前記媒体処理部は、請求項1に記載の媒体処理装置である、
ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置、画像形成装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
シート状の媒体に画像を形成する画像形成システムにおいて、画像形成後の媒体に所定の後処理を施す媒体処理装置が知られている。媒体処理装置において施される後処理には様々な種類があるが、例えば、複数の媒体を束ねて整合させる整合処理や綴じ処理がある。整合処理及び綴じ処理は、処理対象の媒体を一時的に積層して処理を行うために、用紙束を積み上げて保持するための積載トレイを備える。
【0003】
従来の媒体処理装置において、シート束を排出する排出トレイに関し、シートの整合性の向上を図る目的で、後処理(綴じ処理)でシートを積層し整合するために、排出トレイに角度を付けることで媒体の自重による整合を行う構成が知られている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている構成のようにシートの自重を利用して整合を行う場合、排出トレイの角度をある程度の大きさにしなければ、自重により、多様な種類のシートの整合を図ることは困難である。しかしながら、排出トレイの角度を大きくするには、排出トレイの配置位置における上下の空間を大きく確保する必要があり装置が大型になる。又は、排出トレイの角度を確保可能なように別装置に設けるなどの対応を要する。
【0005】
一方、積層されるシートに対して端部突き当て部材に向かうように付勢するためには、シートに外力を加えるとよいが、特に、コシの弱いシートの場合には、外力の影響によって湾曲して乱れることがある。また、摩擦係数が高いシートの場合には、十分に突き当てるには外力を強める必要があり、シートに傷をつけることも懸念される。
【0006】
すなわち、従来技術では、排出トレイの設置位置における上下方向の空間に制限がある場合や、多様な媒体を積層して整合する場合において整合性を向上させるには課題があった。言い換えると、従来技術では、排出トレイの角度に限定されることなく自重による整合性の向上を図るには課題があった。
【0007】
本発明は、シートを積層するトレイの角度に関わらず、シートの自重による整合性を高めることができる媒体処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、媒体処理装置に関し、搬送されたシートを積載するシートスタック部と、前記シートスタック部に積層された複数の前記シートのうちの最上位面のシートに接触し、当該シートを搬送方向の逆方向に移動させて、複数の前記シートの搬送方向後端部を整合させる搬送方向整合部材に当接させる戻し部材と、前記シートの幅方向に駆動する一対の部材からなり、前記シートスタック部に積層されて前記搬送方向整合部材において前記搬送方向後端部を整合された前記シートの幅方向の端部を整合させる幅方向整合部材と、を備え、前記幅方向整合部材は、前記シートの幅方向の中央方向に向けて傾斜している傾斜面と、前記シートの積層方向と直交し前記シートの幅方向の端部に当接して整合させる幅方向整合面と、を少なくとも有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シートを積層するトレイの角度に関わらず、シートの自重による整合の精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の外観図。
画像形成装置の機能ブロック図。
後処理ユニットの制御ブロック図。
後処理ユニットの内部構成図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおけるステープルモードの動作の流れを例示する図。
後処理ユニットにおける整合処理の流れを説明する図。
後処理ユニットにおける整合処理の流れを説明する図。
後処理ユニットにおける整合処理の流れを説明する図。
後処理ユニットにおける整合処理の流れを説明する図。
後処理ユニットにおける整合処理の流れを説明する図。
後処理ユニットにおける整合処理フローを示すフローチャート。
後処理ユニットが備えるジョガーフェンスの実施形態を説明する図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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