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公開番号2024148791
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062237
出願日2023-04-06
発明の名称シート搬送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 5/36 20060101AFI20241010BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】装置のコストダウンや装置の小型化を図ることができるシート搬送装置、画像形成装置を提供する。
【解決手段】第一搬送手段たる二次転写ベルト71と、第二搬送手段たる搬送ベルト22との間に配置された第一ガイド部材80は、搬送ベルト22のシート搬送面22aに対して直交する方向に移動してシートをガイドするガイド位置から退避可能な構成としている。第一ガイド部材80は、弾性部材たるバネ81によりガイド位置に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送する第一搬送手段と、
前記第一搬送手段から搬送されてきたシートが載置される搬送面を有し、前記搬送面に載置されたシートを搬送する第二搬送手段と、
前記第二搬送手段から搬送されてきた前記シートを搬送する第三搬送手段と、
前記第一搬送手段と前記第二搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第二搬送手段へ案内する第一ガイド部材と、
前記第二搬送手段と前記第三搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第三搬送手段へ案内する第二ガイド部材とを備えたシート搬送装置において、
前記第一ガイド部材および前記第二ガイド部材の少なくとも一方のガイド部材は、前記第二搬送手段の前記搬送面に対して直交する方向に移動して前記シートをガイドするガイド位置から退避可能な構成とし、
退避可能なガイド部材を前記ガイド位置に位置させる弾性部材を有することを特徴とするシート搬送装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記第一ガイド部材が、前記退避可能なガイド部材であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート搬送装置において、
前記弾性部材は、厚紙の自重により弾性変形して、前記退避可能なガイド部材の前記シートをガイドするガイド面を、前記第二搬送手段の搬送面よりも下方に退避させることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項4】
シートを搬送する第一搬送手段と、
前記第一搬送手段から搬送されてきたシートが載置される搬送面を有し、前記搬送面に載置されたシートを搬送する第二搬送手段と、
前記第二搬送手段から搬送されてきた前記シートを搬送する第三搬送手段と、
前記第一搬送手段と前記第二搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第二搬送手段へ案内する第一ガイド部材と、
前記第二搬送手段と前記第三搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第三搬送手段へ案内する第二ガイド部材とを備えたシート搬送装置において、
前記第一ガイド部材および前記第二ガイド部材の少なくとも一方のガイド部材は、前記第二搬送手段の前記搬送面に対して直交する方向に弾性変形可能な弾性部材であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項5】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記第一ガイド部材が、弾性部材であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項6】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記弾性部材は、フィルム部材であることを特徴とするシート搬送装置。
【請求項7】
請求項4に記載のシート搬送装置において、
前記弾性部材は、厚紙の自重により下方に弾性変形することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項8】
請求項1または4に記載のシート搬送装置において、
前記第一ガイド部材および前記第二ガイド部材の少なくとも一方のガイド面の一部が、前記第二搬送手段の前記搬送面よりも上方に位置することを特徴とするシート搬送装置。
【請求項9】
シートを搬送するシート搬送装置を有し、前記シートに画像を形成する画像形成装置において、
前記シート搬送装置として、請求項1または4に記載のシート搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像形成装置において、
前記第一搬送手段が、シートを搬送しながら、像担持体上のトナー像を前記シートに転写する転写手段であり、
前記第三搬送手段が、前記シートを搬送しながら前記シート上のトナー像を定着する定着手段であることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、次のようなシート搬送装置が知られている。すなわち、シートを搬送する第一搬送手段と、第一搬送手段から搬送されてきたシートが載置される搬送面を有し、搬送面に載置されたシートを搬送する第二搬送手段と、第二搬送手段から搬送されてきたシートを搬送する第三搬送手段とを備えている。また、第一搬送手段と第二搬送手段との間に配置され、シートを第二搬送手段へ案内する第一ガイド部材と、第二搬送手段と第三搬送手段との間に配置され、シートを第三搬送手段へ案内する第二ガイド部材とを備えたシート搬送装置である。
【0003】
特許文献1には、上記シート搬送装置として、二次転写ニップの直後に配置された第一ガイド部材としての除電ガイド部と、第二ガイド部材としての定着入口ガイド部材のシート搬送方向下流側とが、第二搬送手段たる搬送ベルトの搬送面よりも上方に位置するものが記載されている。搬送されるシートが規定範囲の長さの場合、シートの後端が二次転写ニップを抜けて、除電ガイド部にシートの後端が乗ったときに、シートの先端部分が第二ガイド部材たる定着入口ガイド部材にガイドされ、シートの後端およびシートの先端部分が、搬送ベルトの搬送面よりも上方に位置する状態となる。この状態において、シートが厚紙の場合、シートのコシによりシートが第二搬送手段たる搬送ベルトから離間しシートが搬送されなくなるという課題が発生する。この課題を解決するため、特許文献1では、除電ガイド部を備えた二次転写ローラユニットを揺動駆動し、除電ガイド部を搬送ベルトの搬送面のシート搬送方向上流側端部よりも低くなる位置まで下降させている。これにより、シートの後端部分が、搬送ベルトの搬送面に接触し、シートが搬送ベルトにより搬送される旨が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、二次転写ローラユニットを揺動駆動させるモータ等を備えた駆動装置が必要であり、装置のコストアップや、装置が大型化するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シートを搬送する第一搬送手段と、前記第一搬送手段から搬送されてきたシートが載置される搬送面を有し、前記搬送面に載置されたシートを搬送する第二搬送手段と、前記第二搬送手段から搬送されてきた前記シートを搬送する第三搬送手段と、前記第一搬送手段と前記第二搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第二搬送手段へ案内する第一ガイド部材と、前記第二搬送手段と前記第三搬送手段との間に配置され、前記シートを前記第三搬送手段へ案内する第二ガイド部材とを備えたシート搬送装置において、前記第一ガイド部材および前記第二ガイド部材の少なくとも一方のガイド部材は、前記第二搬送手段の前記搬送面に対して直交する方向に移動して前記シートをガイドするガイド位置から退避可能な構成とし、退避可能なガイド部材をガイド位置に位置させる弾性部材を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、装置のコストダウンや装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の内部構成を示す概略構成図。
二次転写ニップから定着ニップまでのシート搬送経路を示す概略図。
第一ガイド部材をシート搬送方向から見た概略図。
従来構成の課題について説明する図。
第一ガイド部材が退避位置にした状態を示す概略図。
第一ガイド部材を弾性部材とした例を示す概略図。
第一ガイド部材が撓んだ状態を示す概略図。
第一ガイド部材のシート搬送方向下流側端部をホルダに支持した例を示す概略図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
本発明をタンデム型中間接転写方式のカラー画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
図1は、画像形成装置の内部構成を示す概略構成図である。この画像形成装置は、プリンタ部100と、該プリンタ部100を載せる給紙部200と、プリンタ部100上に取り付けるスキャナ部300、さらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)400とから構成される。
【0010】
プリンタ部100は、中間転写体であり像担持体である無端ベルト状の中間転写ベルト10を備えている。中間転写ベルト10は、側方からの眺めが逆三角形状の形状になる姿勢で、駆動ローラ14、従動ローラ15及び二次転写対向ローラ16に掛け回されており、駆動ローラ14の回転駆動によって図中時計回り方向に無端移動せしめられる。中間転写ベルト10の上方には、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)のトナー像を形成するための4つの画像形成ユニット18Y,18M,18C,18Kが、ベルト移動方向に沿って並ぶように配設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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