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公開番号
2024149266
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023063042
出願日
2023-04-07
発明の名称
投受光装置、測距システム及び測距方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G01S
7/4865 20200101AFI20241010BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定精度を向上することができる投受光装置、測距システム及び測距方法を提供する。
【解決手段】投受光装置は、互いに量子もつれ状態にある第1光及び第2光を含む光子対を投光する投光部と、前記光子対が照射された対象物から反射してきた前記光子対を間接ToF方式で受光する受光部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに量子もつれ状態にある第1光及び第2光を含む光子対を投光する投光部と、
前記光子対が照射された対象物から反射してきた前記光子対を間接ToF方式で受光する受光部と、
を有する投受光装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記投光部は、
前記光子対を発生させる光源部と、
前記光源部が発生した前記光子対を導く導光部と、
を有する請求項1に記載の投受光装置。
【請求項3】
前記導光部は、前記光子対を発散させる発散機構を有する請求項2に記載の投受光装置。
【請求項4】
前記導光部は、前記光子対の走査を行う光走査機構を有する請求項2に記載の投受光装置。
【請求項5】
前記第1光と前記第2光との間で波長が等しい請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投受光装置。
【請求項6】
前記第1光と前記第2光との間で波長が相違する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の投受光装置。
【請求項7】
投受光装置と、
前記投受光装置を制御する制御部と、
を有し、
前記投受光装置は、
互いに量子もつれ状態にある第1光及び第2光を含む光子対を投光する投光部と、
前記光子対が照射された対象物から反射してきた前記光子対を間接ToF方式で受光する受光部と、
を有し、
前記制御部は、前記受光部の出力に基づいて前記投受光装置と前記対象物との間の距離を算出する測距システム。
【請求項8】
前記投光部は、
前記光子対を発生させる光源部と、
前記光源部が発生した前記光子対を導く導光部と、
を有する請求項7に記載の測距システム。
【請求項9】
前記導光部は、前記光子対を発散させる発散機構を有する請求項8に記載の測距システム。
【請求項10】
前記導光部は、前記光子対の走査を行う光走査機構を有する請求項8に記載の測距システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投受光装置、測距システム及び測距方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、測距システムに関し、LiDARにおける干渉の影響を受けない量子LiDARシステムを示す目的で、空間的に絡み合った光子ペアのパルス光源と時間分解SPADカメラを使用することが提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の測距システムでは、太陽光等の外光の影響を受けやすく、より高い測定精度が望まれる。
【0004】
本発明は、測定精度を向上することができる投受光装置、測距システム及び測距方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の技術の一態様によれば、投受光装置は、互いに量子もつれ状態にある第1光及び第2光を含む光子対を投光する投光部と、前記光子対が照射された対象物から反射してきた前記光子対を間接ToF方式で受光する受光部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
開示の技術によれば、測定精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
投光部の第1例を示す図である。
投光部の第2例を示す図である。
光源部の例を示す図である。
実施形態に係る測距システムの動作を示す図である。
実施形態の変形例に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
投受光装置の例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。
【0009】
実施形態は投受光装置を含む測距システムに関する。図1は、実施形態に係る測距システムの構成を示すブロック図である。
【0010】
図1に示すように、実施形態に係る測距システム1は、投受光装置40と、演算部80とを有する。投受光装置40は、投光部10と、受光部20と、制御部30とを有する。制御部30は、投光部10及び受光部20のオン・オフ等の制御等、投受光装置40の制御を行う。演算部80は、投受光装置40に有線または無線で接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器90に設けられている。演算部80は、投受光装置40で取得された情報を受け取り、測距演算を行う。制御部30への制御指示は、投受光装置40への操作入力に基づき行われてもよく、外部機器への操作入力に基づき演算部80から制御部30へ信号を送信することで行われてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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