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公開番号2024146731
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023213375
出願日2023-12-18
発明の名称画像処理装置、読取装置、画像形成装置、データ管理システム、生体イメージング装置および方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/60 20060101AFI20241004BHJP(電気通信技術)
要約【課題】色味が変わった黒画像を復元することができる画像処理装置、読取装置、画像形成装置、データ管理システム、生体イメージング装置および方法を提供する。
【解決手段】被写体を可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った可視画像データおよび前記被写体を不可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った不可視画像データが入力される入力部と、前記可視画像データに対し、同じ位置での前記不可視画像データをもとに、彩度あるいは明度の少なくともいずれか一方の色補正を行った画像データを生成する画像処理部と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
被写体を可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った可視画像データおよび前記被写体を不可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った不可視画像データが入力される入力部と、
前記可視画像データに対し、同じ位置での前記不可視画像データをもとに、彩度あるいは明度の少なくともいずれか一方の色補正を行った画像データを生成する画像処理部と、
を有する画像処理装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記不可視画像データから、各位置の不可視成分の吸収率を表す濃度情報を抽出する不可視成分濃度レベル抽出部を備え、
前記画像処理部は、前記不可視画像データの前記濃度情報に基づいて、当該不可視画像データと同じ位置の前記可視画像データに対し、彩度あるいは明度の少なくともいずれか一方の色補正を行う、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記画像処理部は、低彩度化あるいは低明度化の少なくともいずれか一方を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記画像処理部が生成した前記画像データを外部装置に出力する出力部をさらに有する
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記出力部は、前記被写体の前記可視画像データと、前記画像処理部が生成した前記画像データとを前記外部装置に出力する
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記画像処理部が生成した前記画像データから指定色を除去する指定色除去部と、
前記指定色の除去後の画像データに単色化処理を行う単色化処理部と、
をさらに有し、
前記出力部は、前記単色化処理後の画像データを前記外部装置に出力する
請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記指定色除去部は、ユーザが設定した指定色を、前記画像処理部が生成した前記画像データから除去する
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記単色化処理部で単色化された画像データを多値画像データとして出力する
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記単色化処理部で単色化された画像データを2値化した2値画像データを出力する
請求項6に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記不可視成分濃度レベル抽出部は、N値化処理を行った結果を、前記濃度情報として出力する、
請求項2に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、読取装置、画像形成装置、データ管理システム、生体イメージング装置および方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スキャンした画像から自動で文字情報を抽出するOCR(Optical Character Recognition)の技術がある。文書に印字されている会社名に印鑑が打たれている場合などは、その印影を除去するためにカラードロップアウト機能を用いて特定色を除去してから、OCRを行うケースがある。
【0003】
特許文献1には、カメラにおいて、被写体の一部が暗部領域になった時の色情報を補正することを目的とし、赤外光画像データから抽出した被写体領域に対応する可視光画像の領域のうち彩度情報または輝度情報が高い領域から取得した色情報で、暗部領域の色情報を補正する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来技術によれば、印影が重なることで赤みがかった領域に対し、彩度または明度を高い値となる補正を行って印影除去を行った場合、赤みを帯びた黒文字部も除去してしまうという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色味が変わった黒画像を復元することができる画像処理装置、読取装置、画像形成装置、データ管理システム、生体イメージング装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、被写体を可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った可視画像データおよび前記被写体を不可視波長域の光源の光に感度をもつセンサで読み取った不可視画像データが入力される入力部と、前記可視画像データに対し、同じ位置での前記不可視画像データをもとに、彩度あるいは明度の少なくともいずれか一方の色補正を行った画像データを生成する画像処理部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、色味が変わった黒画像を復元することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置の構成の一例を示す図である。
図2は、不可視光として近赤外光を使用する場合の一例を示す図である。
図3は、色材の光吸収特性を示す図である。
図4は、読取装置の構成の一例を示す図である。
図5は、読取装置の制御ブロックの構成の一例を示す図である。
図6は、陰影除去に際し、黒文字を補正するための構成を模式的に示した図である。
図7は、第1の実施の形態にかかる画像処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図8は、NIR濃度レベルにより低彩度や低明度化の補正レベルを切り替える効果を示す図である。
図9は、近赤外色補正部で処理される画像の説明図である。
図10は、従来方式で特定色の除去を行った場合の比較図である。
図11は、実施の形態の変形例1にかかる読取装置の構成の一例を示す図である。
図12は、実施の形態の変形例2にかかる読取装置の構成の一例を示す図である。
図13は、実施の形態の変形例3にかかる読取装置の構成の一例を示す図である。
図14は、変形例3を応用した実施例の一例を示す図である。
図15は、変形例4にかかるNIR濃度レベル抽出部の説明図である。
図16は、変形例5にかかるNIR濃度レベル抽出部において閾値の決定を行う説明図である。
図17は、変形例6にかかるNIR濃度レベル抽出部の構成の一例を示す図である。
図18は、変形例7にかかる彩度・明度補正部における処理の一例を示す図である。
図19は、彩度・明度補正処理の彩度調整および明度調整を行うUI設定画面の一例を示す図である。
図20は、罫線等の指定色を除去するための構成の説明図である。
図21は、変形例8にかかる画像補正部の構成の一例を示す図である。
図22は、変形例9にかかる構成の一例を示す図である。
図23は、変形例10にかかる構成の一例を示す図である。
図24は、第2の実施の形態にかかる画像処理装置を含むシステムの構成の一例を示す図である。
図25は、第3の実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を示す図である。
図26は、第4の実施の形態にかかる生体イメージング装置の構成の一例を示す図である。
図27は、第4の実施の形態にかかる生体イメージング装置における生体イメージングでの応用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、画像処理装置、読取装置、画像形成装置、データ管理システム、生体イメージング装置および方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理装置の構成の一例を示す図である。画像処理装置00は、入力部1a、画像処理部2a、抽出部3a、および出力部4aを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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