TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024090976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207206
出願日2022-12-23
発明の名称液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240627BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録品位の低下を抑制することができる液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体吐出ヘッドにおいて、基準部材として、吐出口が配列する第一方向と交差する第二方向における一方端部に、第一方向の位置が異なるように設けられた第一基準部材および第二基準部材と、第二方向における他方端部に、第一方向において第一基準部材および第二基準部材の間に設けられた第三基準部材とを設ける。
【選択図】図27
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する複数の吐出口が第一方向に列を成して形成された吐出素子基板と、
前記吐出素子基板を支持する支持部材と、
前記支持部材に取り付けられ、位置決め部を所定部分に当接させることで前記吐出素子基板の位置決めを行う基準部材と、を備えた液体吐出ヘッドであって、
前記基準部材は、前記第一方向と交差する第二方向における一方端部に、前記第一方向の位置が異なるように設けられた第一基準部材および第二基準部材と、前記第二方向における他方端部に、前記第一方向において前記第一基準部材および前記第二基準部材の間に設けられた第三基準部材と、であることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記基準部材は調整部を有しており、前記調整部は、前記吐出素子基板の位置を液体の吐出方向において調整可能である請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記位置決め部は、略球体である請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記位置決め部の前記球体は、アルミナにより形成されている請求項3に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記吐出口が形成される面における重心が、3つの前記基準部材を頂点とする三角形の内側にある請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記支持部材は、複数の前記吐出素子基板を支持し、
前記吐出素子基板は、前記第一方向に配列され、前記第二方向に配置され、
前記第二方向に配置される前記吐出素子基板は、前記第一方向に配列される2つの前記吐出素子基板と、前記第二方向において重なるように配置される請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
調整部は、ねじによって前記吐出素子基板の位置を調整する請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記調整部における、前記位置決め部と反対側には凹部が設けられている請求項7に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記凹部は、十字穴、六角穴、マイナス溝穴のいずれか1つを含む請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記位置決め部と前記調整部とは、別部材で形成されている請求項2に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ビジネス・商業・産業等のような業務用の用途で用いられている記録装置において、液体吐出ヘッドを交換可能とするため液体吐出装置に着脱可能な構成とすることがある。その場合、液体吐出ヘッドの交換時において簡易な交換作業であることが求められる。また、さらに高い記録品位を保つため非常に高い精度で液体吐出ヘッドが液体吐出装置に位置決めされることが必要となる。特許文献1には、印刷装置に関して、液体吐出ヘッドを着脱可能な構成であり、高い精度で位置決めを行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-188057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の方法では、支持板で2点で直接支持される位置決めにおいては、液体吐出ヘッドの姿勢が定まらず不安定となる。そのため、取り付け時の操作によっては、適切な取り付けが成されない虞がある。その結果、記録品位の低下を招く虞がある。
【0005】
よって本発明は、記録品位の低下を抑制することができる液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出する複数の吐出口が第一方向に列を成して形成された吐出素子基板と、前記吐出素子基板を支持する支持部材と、前記支持部材に取り付けられ、位置決め部を所定部分に当接させることで前記吐出素子基板の位置決めを行う基準部材と、を備えた液体吐出ヘッドであって、前記基準部材は、前記第一方向と交差する第二方向における一方端部に、前記第一方向の位置が異なるように設けられた第一基準部材および第二基準部材と、前記第二方向における他方端部に、前記第一方向において前記第一基準部材および前記第二基準部材の間に設けられた第三基準部材と、であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録品位の低下を抑制することができる液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の例を示す模式図である。
液体吐出ヘッドの斜視図である。
液体吐出ヘッドの斜視図である。
液体吐出ヘッドの分解斜視図である。
液体吐出ヘッドの電気接続構成図である。
液体吐出ユニットの斜視図である。
液体吐出ユニットの斜視図である。
液体吐出ユニットの分解斜視図である。
液体吐出ユニットの電極部拡大図である。
支持ユニットの斜視図である。
支持ユニットに組み付けた液体吐出ヘッドを吐出面側から見た平面図である。
図11におけるXII-XII断面図である。
図11におけるXIII-XIII断面図である。
図11におけるXIV-XIV断面図である。
液体吐出ヘッドの基準部材と位置決め部材とを示した断面図である。
支持ユニットと液体供給ユニットとの液体流路の接続構成を示す図である。
液体供給ユニットと液体供給部材との流体接続部の断面図である。
支持ユニットの液体流路の接続構成を示す図である。
液体吐出ユニットの液体流路の接続構成を示す図である。
吐出素子基板内の流体接続構成を示す図である。
駆動回路基板を冷却するための冷却ユニットの斜視図である。
冷却ユニットの分解図である。
図21におけるXXIII-XXIII断面図である。
液体吐出装置本体と液体吐出ヘッドとの電気接続部の断面図である。
基準部材を示した断面図である。
液体吐出ヘッドと液体吐出装置との位置決め部を示す断面図である。
液体吐出ヘッドを吐出口面側である下面から見た平面図である。
液体吐出ヘッドを上面から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、以下の記載は本開示の範囲を限定するものではない。一例として、本実施形態ではピエゾ素子の駆動により液体を吐出する方式を例に挙げて説明するが、ヒータ素子により発生した気泡により液体を吐出するサーマル方式およびその他の各種液体吐出方式が採用された液体吐出ヘッドも本開示の適用範囲内である。即ち、液体吐出ヘッドは、任意のエネルギー発生素子を有するヘッドとすることができる。
【0010】
本実施形態は、インク等の液体をタンクと液体吐出ヘッド間で循環させる形態のインクジェット記録装置(記録装置)とすることができるが、その他の形態であってもよい。例えばインクを循環せずに、液体吐出ヘッドの上流側と下流側とにそれぞれタンクを設け、一方のタンクから他方のタンクへインク流すことで、圧力室内のインクを流動させる形態であってもよい。また、本開示に係る装置は、インクを吐出する記録装置に限らず、任意の液体を吐出する液体吐出装置とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
積層体
9か月前
日本化薬株式会社
処理液
2か月前
シヤチハタ株式会社
印判
3か月前
株式会社デュプロ
転写装置
8か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
5か月前
三菱製紙株式会社
転写用基材
9か月前
東京インキ株式会社
親水化剤
5か月前
シヤチハタ株式会社
吐出容器
9か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
10か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
8か月前
キヤノン電子株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
5か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
9か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
6か月前
株式会社リコー
電子機器
5か月前
株式会社リコー
印刷装置
6か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
6か月前
三菱製紙株式会社
画像形成方法
6か月前
三菱製紙株式会社
転写捺染用紙
6か月前
キヤノン電子株式会社
印刷装置
9か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
8か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
8か月前
株式会社リコー
印刷装置
9か月前
三光株式会社
感熱記録材料
3か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
10か月前
キヤノン株式会社
プリンタ
9か月前
株式会社リコー
画像形成装置
10か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
3か月前
フジコピアン株式会社
熱転写シート
1か月前
三菱製紙株式会社
直接感熱記録材料
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
8か月前
続きを見る