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公開番号2023152174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-16
出願番号2022062150
出願日2022-04-01
発明の名称印刷装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20231005BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】自動ジョブ削除の設定の有無に応じて、表示部への表示を変更することで、ユーザによる選択画面での選択を適切に選択できるようにすることができる印刷装置を提供する。
【解決手段】制御部(12)は、予め定められた自動ジョブ削除タイミングにおいて、記憶部(13,19A)に記憶された印刷ジョブの削除を実行する処理であって、自動ジョブ削除設定に応じて印刷ジョブの削除を実行するか否かが設定されている第1削除処理と、表示部(34A)に表示された印刷ジョブの中から選択された印刷ジョブを印刷終了後に記憶部の記憶を保持するかを選択する選択画面を表示し、入力操作によって選択可能とする保持選択処理と、を実行し、自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定の場合、保持選択処理を実行せず、自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行しない設定の場合、保持選択処理を実行し、選択画面を表示部に表示する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの入力操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
画像をシートに印刷する印刷部と、
印刷ジョブが記憶される記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
予め定められた自動ジョブ削除タイミングにおいて、前記記憶部に記憶された印刷ジョブの削除を実行する処理であって、自動ジョブ削除設定に応じて印刷ジョブの削除を実行するか否かが設定されている第1削除処理と、
前記記憶部に記憶された印刷ジョブを前記表示部に表示させる印刷ジョブ表示処理と、
前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって、前記印刷ジョブ表示処理により表示された印刷ジョブの中から1以上の印刷ジョブを選択する印刷ジョブ選択処理と、
前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブを、印刷終了後に前記記憶部の記憶を保持するかを選択する選択画面を表示し、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって選択可能とする保持選択処理と、
前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部を用いてシートに印刷する印刷処理と、
前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合、前記印刷処理が終了した印刷ジョブの前記記憶部への記憶を保持し、前記保持選択処理によって削除すると選択された場合、前記印刷処理が終了した印刷ジョブを前記記憶部から削除する第2削除処理と、
を実行し、
前記制御部は、
前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定の場合、前記保持選択処理を実行せず、
前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行しない設定の場合、前記保持選択処理を実行し、前記選択画面を前記表示部に表示する、
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 2,500 文字)【請求項2】
ユーザの入力操作を受け付ける受付部と、
表示部と、
画像をシートに印刷する印刷部と、
印刷ジョブが記憶される記憶部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
予め定められた自動ジョブ削除タイミングにおいて、前記記憶部に記憶された印刷ジョブの削除を実行する処理であって、自動ジョブ削除設定に応じて印刷ジョブの削除を実行するか否かが設定されている第1削除処理と、
前記記憶部に記憶された印刷ジョブを前記表示部に表示させる印刷ジョブ表示処理と、
前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって、前記印刷ジョブ表示処理により表示された印刷ジョブを選択する印刷ジョブ選択処理と、
前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブを、印刷終了後に前記記憶部への記憶を保持するかを選択する選択画面を表示し、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって選択可能とする保持選択処理と、
前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部を用いてシートに印刷する印刷処理と、
前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合、前記印刷処理が終了した前記選択された印刷ジョブの前記記憶部への記憶を保持し、前記保持選択処理によって削除すると選択された場合、前記印刷処理が終了した前記選択された印刷ジョブを前記記憶部から削除する第2削除処理と、
を実行し、
前記制御部は、前記保持選択処理実行後、
前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択されていた場合、前記選択画面の表示後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることを前記表示部に表示し、
前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行しない設定の場合、または、前記保持選択処理によって削除すると選択されていた場合、前記選択画面の表示後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることを前記表示部に表示しない、
ことを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記保持選択処理実行後、
前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって印刷ジョブの記憶を保持すると選択されていた場合、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることに加えて、記憶を保持することが選択された印刷ジョブの前記自動ジョブ削除タイミングを前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記自動ジョブ削除タイミングは、予め定められた定期的な時間である、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
外部装置と通信する通信部、を備え、
前記制御部は、
前記外部装置から、前記通信部を介して印刷ジョブを受信し、前記記憶部に受信した前記印刷ジョブを記憶させ、
前記制御部は、
前記印刷ジョブが前記記憶部に記憶された受信時刻を記憶し、
前記自動ジョブ削除タイミングは、前記受信時刻から自動削除期間を経過したタイミングである、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記保持選択処理の実行後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択されていた場合、記憶を保持すると選択された印刷ジョブの中で前記自動ジョブ削除タイミングが最も早い印刷ジョブを決定し、
前記最も早い印刷ジョブの自動ジョブ削除タイミングを前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記保持選択処理実行後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択されていた場合、記憶を保持すると選択された印刷ジョブの前記自動ジョブ削除タイミングを延長する、
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記印刷ジョブ選択処理の実行後、前記印刷処理を実行する前に、前記保持選択処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記記憶部には、印刷ジョブを記憶させたユーザに関するユーザ識別情報が当該印刷ジョブと関連付けられて記憶されており、
前記制御部は、
前記印刷装置にログインする入力操作を、前記受付部を介して受け付け、入力操作によって入力されたユーザ識別情報に基づいてユーザの認証を行う認証処理、を更に実行し、
前記印刷ジョブ表示処理において、前記記憶部に記憶させた印刷ジョブの中から、前記認証処理により認証されたユーザの前記ユーザ識別情報と関連付けられて記憶されている印刷ジョブを前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項10】
外部装置と通信する通信部、を備え、
前記制御部は、
前記外部装置から、前記通信部を介して印刷ジョブを受信し、前記記憶部に受信した前記印刷ジョブを記憶させ、
前記印刷ジョブ表示処理において、前記記憶部に記憶された印刷ジョブのリストである印刷ジョブリストを含む印刷ジョブ選択画面を前記表示部に表示し、
前記印刷ジョブ選択処理において、ユーザが前記受付部を入力操作することによって、前記印刷ジョブリストの中から1以上の印刷ジョブを選択する、
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の印刷装置は、認証情報が付与された印刷ジョブを印刷ジョブ格納部に格納し、ユーザからのパスワードの入力を受け付け、パスワードが一致する印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブを印刷する。また、特許文献1の印刷装置は、パスワードの入力後かつ印刷前に、印刷データを印刷後に格納部に保存しておくか、又は、印刷後に格納部から全ての印刷データを削除するかをユーザが選択することができる選択画面を表示し、パスワードが一致する印刷ジョブを印刷後も印刷ジョブ格納部に保存するか否かをユーザに選択させる。
特許文献2の印刷装置では、蓄積ジョブを保存する時間である保存時間を設定し、保存時間を超えて記憶されている蓄積ジョブを自動的に削除することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-341591号公報
特開2016-137583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の印刷装置の機能と、特許文献2の印刷装置の機能とを組み合わせた印刷装置を実現しようとした場合、選択画面にて印刷後に印刷ジョブの記憶を保持することが選択された場合であっても、自動ジョブ削除タイミングにおいて記憶部に記憶された印刷データを自動的に削除する設定がされている場合、印刷ジョブを記憶部に保持する時間経過後にその印刷ジョブが自動的に記憶部から削除されてしまう。そのため、自動ジョブ削除の設定がされている場合、ユーザによって記憶部に印刷データを記憶しておくことを選択するメリットがなくなる場合があった。
本件提案の発明は、自動ジョブ削除の設定の有無に応じて、表示部への表示を変更することで、ユーザによる選択画面での選択を適切に選択できるようにすることができる印刷装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る印刷装置は、ユーザの入力操作を受け付ける受付部と、表示部と、画像をシートに印刷する印刷部と、印刷ジョブが記憶される記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、予め定められた自動ジョブ削除タイミングにおいて、前記記憶部に記憶された印刷ジョブの削除を実行する処理であって、自動ジョブ削除設定に応じて印刷ジョブの削除を実行するか否かが設定されている第1削除処理と、前記記憶部に記憶された印刷ジョブを前記表示部に表示させる印刷ジョブ表示処理と、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって、前記印刷ジョブ表示処理により表示された印刷ジョブの中から1以上の印刷ジョブを選択する印刷ジョブ選択処理と、前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブを、印刷終了後に前記記憶部の記憶を保持するかを選択する選択画面を表示し、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって選択可能とする保持選択処理と、前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部を用いてシートに印刷する印刷処理と、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合、前記印刷処理が終了した印刷ジョブの前記記憶部への記憶を保持し、前記保持選択処理によって削除すると選択された場合、前記印刷処理が終了した印刷ジョブを前記記憶部から削除する第2削除処理と、を実行し、前記制御部は、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定の場合、前記保持選択処理を実行せず、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行しない設定の場合、前記保持選択処理を実行し、前記選択画面を前記表示部に表示する。
【0006】
上記構成によれば、自動ジョブ削除タイミングにおいて自動的に印刷ジョブを削除する設定がされている場合は、保持選択処理を実行しないことにした。そのため、例えば、印刷装置の管理者が自動的に印刷ジョブを削除する設定をした場合には、管理者でない他のユーザが印刷を行う際に、印刷ジョブを印刷後も保持する設定を行うための選択画面が表示されないため、管理者でないユーザがメリットを感じない状況で設定を行うことがない。自動ジョブ削除の設定の有無に応じて、表示部への表示を変更することで、ユーザによる選択画面での選択を適切に選択できる。
【0007】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、ユーザの入力操作を受け付ける受付部と、表示部と、画像をシートに印刷する印刷部と、印刷ジョブが記憶される記憶部と、制御部と、を備え、前記制御部は、予め定められた自動ジョブ削除タイミングにおいて、前記記憶部に記憶された印刷ジョブの削除を実行する処理であって、自動ジョブ削除設定に応じて印刷ジョブの削除を実行するか否かが設定されている第1削除処理と、前記記憶部に記憶された印刷ジョブを前記表示部に表示させる印刷ジョブ表示処理と、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって、前記印刷ジョブ表示処理により表示された印刷ジョブを選択する印刷ジョブ選択処理と、前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブを、印刷終了後に前記記憶部への記憶を保持するかを選択する選択画面を表示し、前記受付部を介して受け付けられる入力操作によって選択可能とする保持選択処理と、前記印刷ジョブ選択処理によって選択された印刷ジョブに基づく画像を、前記印刷部を用いてシートに印刷する印刷処理と、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合、前記印刷処理が終了した前記選択された印刷ジョブの前記記憶部への記憶を保持し、前記保持選択処理によって削除すると選択された場合、前記印刷処理が終了した前記選択された印刷ジョブを前記記憶部から削除する第2削除処理と、を実行し、前記制御部は、前記保持選択処理実行後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって記憶を保持すると選択されていた場合、前記選択画面の表示後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることを前記表示部に表示し、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行しない設定の場合、または、前記保持選択処理によって削除すると選択されていた場合、前記選択画面の表示後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることを前記表示部に表示しない。
【0008】
上記構成によれば、自動的に印刷ジョブを削除する設定がされている場合、かつ、保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合には、自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることを表示部に表示する。そのため、保持選択処理によって記憶を保持することを選択したユーザに対して、印刷ジョブを自動的に削除する設定になっていることを知らせることができる。
【0009】
また、本開示の一態様に係る印刷装置では、前記制御部は、前記保持選択処理実行後、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であって、かつ、前記保持選択処理によって印刷ジョブの記憶を保持すると選択されていた場合、前記自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることに加えて、記憶を保持することが選択された印刷ジョブの前記自動ジョブ削除タイミングを前記表示部に表示する。
【0010】
上記構成によれば、自動的に印刷ジョブを削除する設定がされている場合、かつ、保持選択処理によって記憶を保持すると選択された場合には、自動ジョブ削除設定が印刷ジョブの削除を実行する設定であることに加えて、記憶を保持することが選択された印刷ジョブの自動ジョブ削除タイミングを表示部に表示する。そのため、保持選択処理によって記憶を保持することを選択したユーザに対して、印刷ジョブが自動的に削除されるタイミングを知らせることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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