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公開番号2024059483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167174
出願日2022-10-18
発明の名称画像記録装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240423BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】読取部の読取面の清掃を迅速に行うことができ、読取部の周辺に水滴が飛散しにくい画像記録装置を提供する。
【解決手段】画像記録装置は、記録ヘッドと、加熱部と、加熱部よりも搬送方向の下流に位置する支持板29と、支持板と上下方向に対向する読取面76Aを有しており、読取り状態における支持板と読取面との間の上下方向7の第1距離が広がるように支持板に対して相対的に移動する読取部と、読取面に当接しない待機位置A1から、読取面に当接しつつ移動するワイパ33と、支持板および読取部を上下方向7に相対的に移動させることに連動してワイパを移動させる駆動機構85と、を備える。駆動機構は、読取部および支持板を第1距離から広がるように相対的に移動させることに連動して、ワイパを待機位置から読取面に当接しつつ移動させ、読取部および支持板を第1距離に戻すことに連動して、ワイパを待機位置に移動させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シートに液体を吐出する記録ヘッドと、
上記記録ヘッドよりもシートの搬送方向の下流に位置しており、シートまたはシートに付着した液体を加熱する加熱部と、
上記加熱部よりも上記搬送方向の下流に位置しており、シートを支持する支持板と、
上記支持板と上下方向に対向する読取面を有しており、読取り状態における上記支持板と上記読取面との間の上下方向の第1距離が広がるように上記支持板に対して相対的に移動する読取部と、
上記読取面に当接しない待機位置から、上記読取面に当接しつつ移動するワイパと、
上記支持板および上記読取部を上記上下方向に相対的に移動させることに連動して上記ワイパを移動させる駆動機構と、を備えており、
上記駆動機構は、
上記読取部および上記支持板を上記第1距離から広がるように相対的に移動させることに連動して、上記ワイパを上記待機位置から上記読取面に当接しつつ移動させ、上記読取部および上記支持板を上記第1距離に戻すことに連動して、上記ワイパを上記待機位置に移動させる画像記録装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
上記駆動機構は、上記支持板を移動することにより、上記支持板と上記読取部とを相対的に移動する請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
上記読取面は、上記搬送方向に沿った長さよりも、上記搬送方向に直交する左右方向に沿った長さが長く、
上記駆動機構は、上記待機位置から上記左右方向に沿って上記ワイパを移動させる請求項2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
上記待機位置は、上記読取部の上記左右方向の一方側に位置する請求項3に記載の画像記録装置。
【請求項5】
上記読取部の上記左右方向の他方側に、上記ワイパによって払拭された水を貯留する容器を更に備えている請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】
上記読取部の上記左右方向の他方側に、上記ワイパによって払拭された水を保持する吸収体を更に備える請求項5に記載の画像記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を記録する画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
シートに画像を記録する画像記録装置としては、例えば、特許文献1に記載されたインクジェットプリンタが知られている。特許文献1のインクジェットプリンタは、印刷用紙の搬送方向においてインクジェットヘッドの下流領域に配置された画像センサを備える。上記インクジェットプリンタでは、所定枚数の印刷が完了すると、画像センサによるテストパターンの撮像が行われる。得られた画像データに基づいて、ヘッドからのインク吐出不良が生じていると判断されると、ノズルの清掃とともに、画像センサの読取面の清掃が行われる。
【0003】
上記インクジェットプリンタでは、画像センサの読取面の清掃が行われるときに、読取面が搬送方向に関してヘッド側を向くように画像センサが回転する。続いて、ヘッドが印刷高さからクリーニング高さへ上昇する。そして、スポンジが取り付けられている移動台が主走査方向に移動してヘッドの下方に位置する。スポンジが画像センサの読取面に当接しつつ主走査方向に沿って移動することにより、読取面に付着しているインクなどの異物が除去される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-132026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記インクジェットプリンタでは、画像センサの読取面の清掃において、スポンジが移動する前に、画像センサが回転するので、清掃作業に要する時間が長くなる。また、仮に、画像センサの読取面に水滴が付着していると、画像センサが回転することによって水滴が落下して、画像センサの周辺に水滴が飛散するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、読取部の読取面の清掃を迅速に行うことができ、読取部の周辺に水滴が飛散しにくい画像記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る画像記録装置は、シートに液体を吐出する記録ヘッドと、上記記録ヘッドよりもシートの搬送方向の下流に位置しており、シートまたはシートに付着した液体を加熱する加熱部と、上記加熱部よりも上記搬送方向の下流に位置しており、シートを支持する支持板と、上記支持板と上下方向に対向する読取面を有しており、読取り状態における上記支持板と上記読取面との間の上下方向の第1距離が広がるように上記支持板に対して相対的に移動する読取部と、上記読取面に当接しない待機位置から、上記読取面に当接しつつ移動するワイパと、上記支持板および上記読取部を上記上下方向に相対的に移動させることに連動して上記ワイパを移動させる駆動機構と、を備える。上記駆動機構は、上記読取部および上記支持板を上記第1距離から広がるように相対的に移動させることに連動して、上記ワイパを上記待機位置から上記読取面に当接しつつ移動させ、上記読取部および上記支持板を上記第1距離に戻すことに連動して、上記ワイパを上記待機位置に移動させる。
【0008】
ワイパは、読取部および支持板を第1距離から広がるように相対的に移動させることに連動して、読取面に当接しない待機位置から読取面に当接しつつ移動するので、画像センサの読取面をワイパによって迅速に払拭することができる。このため、加熱器の熱によってシートやシート上のインクから蒸発した水蒸気が凝縮して読取部の読取面に水滴が付着しても、ワイパによって迅速に水滴を除去できる。ワイパを待機位置から読取面に当接しつつ移動させるときに、支持板および読取部を上下方向に相対的に移動させるので、読取部を回転させる場合に比べて、読取部から水滴が飛散しにくい。このため、読取部の周辺を水で汚しにくい。
【0009】
(2)上記駆動機構は、上記支持板を移動することにより、上記支持板と上記読取部とを相対的に移動してもよい。
【0010】
読取部と支持板との間の上下方向の間隔が拡大するときに、読取部が移動しないので、読取部から支持板に水滴が落下しにくくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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