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公開番号2024042650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2023126126
出願日2023-08-02
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240321BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】前処理液の縞状ムラを抑制して印刷品質を向上する。
【解決手段】記録媒体を保持した状態で往復移動可能な保持部材15と、保持部材15に保持された記録媒体の表面に前処理液を吐出する前処理ヘッド11と、記録媒体の表面に吐出された前処理液を保持部材15の移動により記録媒体の表面に沿って均す均し部材(均しローラ21)と、前処理液が均された状態の記録媒体の表面に印刷用液体を吐出する印刷ヘッド12と、を有することを特徴とする液体吐出装置1。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体を保持した状態で往復移動可能な保持部材と、
前記保持部材に保持された前記記録媒体の表面に前処理液を吐出する前処理ヘッドと、
前記記録媒体の表面に吐出された前記前処理液を前記保持部材の移動により前記記録媒体の表面に沿って均す均し部材と、
前記前処理液が均された状態の前記記録媒体の表面に印刷用液体を吐出する印刷ヘッドと、
を有することを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記均し部材が、前記記録媒体の表面の前記前処理液に接触する均し位置と、前記前処理液に接触しない非均し位置との間を、第1の昇降手段によって昇降可能に配設されていることを特徴とする請求項1の液体吐出装置。
【請求項3】
前記保持部材が、前記記録媒体の表面に前記前処理液又は前記印刷用液体を吐出するときの上昇位置と、前記記録媒体の表面に前記前処理液又は前記印刷用液体を吐出しないときの下降位置との間を、第2の昇降手段によって昇降可能に配設されていることを特徴とする請求項1の液体吐出装置。
【請求項4】
当該保持部材と前記均し部材との間に被挟体が挟まれた状態で前記保持部材が前記第2の昇降手段によって上昇したとき、前記被挟体によって前記均し部材が押し上げられ、当該均し部材の押し上げにより前記第2の昇降手段のインターロックスイッチが作動して前記保持部材が停止することを特徴とする請求項3の液体吐出装置。
【請求項5】
前記均し部材の長手方向両端部が、前記第1の昇降手段によってそれぞれ昇降可能に配設されていることを特徴とする請求項2の液体吐出装置。
【請求項6】
前記均し部材の上方に上昇検知部材が配設され、前記被挟体によって前記均し部材が押し上げられたとき、前記上昇検知部材を介して前記インターロックスイッチが作動するように構成されていることを特徴とする請求項4の液体吐出装置。
【請求項7】
前記保持部材が第1の方向に往復移動可能に配設されると共に、前記均し部材が前記第1の方向と直角な第2の方向に沿って配設されていることを特徴とする請求項1の液体吐出装置。
【請求項8】
前記保持部材が第1の方向に往復移動可能に配設されると共に、前記均し部材が前記第1の方向と傾斜した第2の方向に沿って配設されていることを特徴とする請求項1の液体吐出装置。
【請求項9】
前記保持部材が第1の方向に往復移動可能に配設されると共に、前記均し部材が前記第1の方向と平行な第2の方向に沿って配設され且つ前記第1の方向と直角な方向に往復移動可能に配設されていることを特徴とする請求項1の液体吐出装置。
【請求項10】
前記上昇検知部材が前記第2の方向に沿って配設され、当該上昇検知部材の長手方向両端部の検知部が前記均し部材の長手方向両端部の上面に当接していることを特徴とする請求項7の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェットプリンタ等の液体吐出装置は、機種によって、一般用紙は勿論のこと、コート紙等の難浸透性メディアやプラスチックフィルム等の非吸収性メディア、織物や編物等ファブリックに至るまで、アナログ印刷並の高画質を形成することが可能である。縫製済みのガーメント(衣類)にプリント可能な機種は、ガーメントプリンタと呼称されたり、DTG(ダイレクト・トゥー・ガーメント)と呼称されたりすることがある。
【0003】
特許文献1(特開2019-25668号公報)には、印刷媒体(布帛を含むメディア)に対して印刷を行うプラテン移動式の液体吐出装置が開示されている。布帛上にインクで印刷を行う際、予め前処理液を布帛に対して塗布する場合がある。布帛の種類によって、前処理液で色をより綺麗に表出したり、図柄をより際立たせたりする必要がある。
【0004】
また、メディアによっては、主に毛羽立ちを抑える目的で、塗布した前処理液をメディア上で均一に均す必要がある。特許文献1の液体吐出装置は、前処理液を塗布する前処理ヘッドと、印刷ヘッドとを備え、これらヘッドを走査方向に移動させて布帛上に画像を形成する。前処理ヘッドは回転部を有し、この回転部で布帛上の前処理液をヘッドの移動に伴って布帛上に均一に均すようにしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように前処理ヘッドの走査方向で前処理液を均す場合、均し状態が線状又は細帯状になるので前処理液の縞状ムラが発生しやすく、印刷品質の向上が課題となっていた。
【0006】
そこで本発明の目的は、前処理液の縞状ムラを抑制して印刷品質を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の液体吐出装置は、記録媒体を保持した状態で往復移動可能な保持部材と、前記保持部材に保持された前記記録媒体の表面に前処理液を吐出する前処理ヘッドと、前記記録媒体の表面に吐出された前記前処理液を前記保持部材の移動により前記記録媒体の表面に沿って均す均し部材と、前記前処理液が均された状態の前記記録媒体の表面に印刷用液体を吐出する印刷ヘッドと、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、前処理液の縞状ムラを抑制して印刷品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る液体吐出装置の斜視図である。
液体吐出装置の(A)平面模式図と(B)断面模式図ある。
液体吐出装置の側面図である。
均し部材組立体の斜視図である。
均し部材組立体の一端部拡大斜視図である。
均し部材組立体の拡大端面図である。
均し部材組立体の正面図である。
記録媒体保持用の保持部材と均し部材との間に手が挟まれる状態を説明する説明図である。
液体吐出装置の変形例を示す側面図である。
均しローラ21の変形例1を示す斜視図である。
均しローラ21の変形例1を示す平面図である。
均しローラ21の変形例2を示す斜視図である。
均しローラ21の変形例2を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(●液体吐出装置の概略構成)
以下、本発明に係る液体吐出装置について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、修正、削除など、当業者が想到可能な範囲で適宜変更することができる。いずれの態様においても、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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