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公開番号2023142780
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-05
出願番号2022049861
出願日2022-03-25
発明の名称プリンタ
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20230928BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 可視光では視認できず、長波長の紫外線を照射することで発光するインクを使用したプリンタにおいて、印字中にユーザが印刷状況を視認できなかった。
【解決手段】 プリンタの外装前面部に紫外LEDを配置し、印字中に発光させることで、ユーザが印字状況を視認することが可能となる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
不可視インクを搭載した印字を行うための印字ヘッドと、
印字紙面に対向した、あるいは照射可能な角度に設置された一個もしくは複数個の紫外LEDと、
任意のタイミングでLEDの点灯と消灯を切り替えるLED制御部と、
を持つことを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記印字ヘッドは不可視インクを複数種類搭載し、
外装前面部に水平方向に、長波長の紫外線の帯域の中で、それぞれが異なる波長で発光し、スキャン毎に任意のタイミングで切り替え可能な複数個の紫外LEDが配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
印刷データを分割する画像処理部と、
分割された印刷データの中で最も使用される色を算出する算出部と、
分割画像データを印字するタイミングで、算出した色とその色を発光させるのに最適な発光波長で発光する紫外LEDを発光させるLED制御部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項4】
外光の輝度を検出する検出部と、
前記検出部が検出した輝度に対応した輝度で紫外LEDを発光させるLED制御部と、
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は不可視インクを使用したプリンタに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、可視光線下では視認できないが、長波長の紫外線を照射すると有色発光して可視化するという特性を持つ不可視インクが開発されており、偽造防止等のセキュリティ分野やホビー分野での使用が考えられている。参考文献1では、この不可視インクを使用したインクジェット印刷が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-58999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
不可視インクをプリンタによる印刷する場合、可視光線下では視認ができないことから、印刷途中にユーザは自分で指定した印刷設定(例えば、出力用紙サイズ、縮尺、印刷向き、印刷箇所など)で印刷が実行されているかを視認することができない。また、印刷した成果物がユーザの想定した仕上がりになっているかを確認することができないという課題があった。
【0005】
本発明の目的は、不可視インクを使用して印刷するプリンタであっても、ユーザが指定した通りの印刷ができているかを印刷途中に確認することでき、ユーザビリティの向上を図ることができるプリンタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は、プリンタの外装前面部に、不可視インクを有色発光させることが可能な長波長の発光体を持ち、前記発光体により印刷対象を照射しながら印刷する構成を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、不可視インクを使用して印刷するプリンタであっても、ユーザが指定した通りの印刷ができているかを印刷途中に確認することでき、ユーザビリティ向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明プリンタの第1の実施の形態図(正面図)である。
本発明の構成を示すインクジェット複合機のブロック図である。
実施例2におけるブロック図である。
実施例2におけるフローチャートである。
実施例2における制御方法の一例を示す図である。
実施例3におけるブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
(実施例1)
図1は本発明の構成を示すインクジェット複合機の形態である。インクジェット複合機101は、外装102を備え、前記外装102内に図示していないヘッドキャリッジを含む機構部が収納されている。前記外装102の前面部には、発光体として一個もしくは複数個の長波長の紫外線で発光するダイオード(以下、「紫外LED」という)103が、印字紙面に対向した、あるいは照射可能な角度の位置に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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